天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

国民新党を自民党と合併し自民党復党し7月再選を狙う自見庄三郎氏は公職選挙法悪用する無節操卑しき政治家

2013-02-27 20:50:25 | 日記
今日の日記は、 今月21日に自民党に復党願(国民新党を自民党と合併して)を提出した代表の参議院比例代表選出・自見庄三郎議員のことです。
この自見氏の強い自己保身の要請に、自民党は26日、申し入れた自民党への合併や復党に応じない方針を決めています。これは、至極当然の処置と私は強く思っています。自民党の石破茂幹事長も、22日の記者会見で、『まず国民新党を解党し、一議員として、話をするのが筋だ』と述べて、国民新党の解党を優先するように要求しています。さらに、自見氏が今夏の参院選で自民党から立候補したいと意向を示していることについて、『違和感を覚える』と表明しています。
この自見氏が自身が代表を務めている国民新党を解党せず、吸収合併を自民党に求めているのは、自らが今年7月に改選される参議院比例代表選出議員だからです。もし、自民党に復党したら、参議院比例区選出議員の政党間の移動を禁止している「公職選挙法の一部を改正する法律」と「国会法及び公職選挙法の一部を改正する法律」(平成12年5月17日公布6月6日施行)に抵触して、自らが議員辞職する必要があるからです。
でも、その法律には、逃げ道がありました。その逃げ道が、”元の所属政党等が、他の名簿届出政党等と合併した場合には、議員の退職は不要”の附帯条項です。以下に、その法律を解説した総務省のHPから、該当事項を引用・掲載します。
『・・衆議院比例代表選出議員及び参議院比例代表選出議員の所属政党等の移動による退職及び当選人の失格・・衆議院比例代表選出議員又は、”参議院比例代表選出議員”が、自らが選出された選挙における他の名簿届出政党等に所属する者となったときは、退職者となることとされました。また、当選人についても、同様の場合には当選を失うものとされました。なお、元の所属政党等を離れて無所属になった場合や、選挙時になかった新たな政党等に所属した場合は、退職者となりません。また、”元の所属政党等が他の名簿届出政党等と合併した場合”なども退職者となりません。』
この自見庄三郎氏の自らの議員資格保全を優先した”節操の無さ”に、私は全く唖然としています。しかし、彼のこの”節操の無さ”は、今回の出来事だけでは有りません。彼には議員としてのプライド・矜持が全く欠如した言動が、去年11月14日国会の与野党の党首会談前にも有りました。
私も、自身の11月15日付日記『党首討論で16日衆議院を解散すると公表したバカ正直な野田総理は前に会談した自見代表を完全に騙していた』で、”自分を全く信頼していない相手と、今後も連立を組むことにした自見庄三郎代表の節操の無さに、私は唖然としています。”と、私が受けた率直な印象を書き込みしています。
だから、彼は今回も、再び自らの”節操の無さ”を、国民の前に自ら曝したのです。そして、自見庄三郎氏は、全く懲りない心卑しき政治家と、私は今強く得心しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする