今日の日記は、トルコ航空機内で鑑賞した映画『赤ずきん』( 2011年6月10日公開 キャサリン・ハードウィック監督 アマンダ・サイフリッド主演)のことです。
この映画は機内サービスの新作メニューでは原題”Red Riding Hood”と表示されていました。でも、その紹介された写真が、私が事前に新聞の映画紹介で知っていた『赤ずきん』の一シーンであると判り、機内3本目の鑑賞映画として、私は躊躇なくこの映画を選びました。
添付した写真は、祖母から貰った赤ずきん付きコートを着たこの映画の主役アマンダ・サイフリッドです。彼女は、グリム童話に出てくる幼い少女ではなく、中世北欧のとある村の美しく成人した若い娘を演じています。また、彼女は最近の売れっ子若手女優(『マンマ・ミーア! :2008年製作』・『ジュリエットからの手紙:2010年製作 』に出演)として、とても着目されている映画界の有望株です。
今回の役も、彼女の魅力なくしては成り立たないほどのとても良い熱演でした。ただ、この映画にはホラー的なサスペンス要素もあるのですが、登場する”吸血狼”に私は何もゾットとする恐怖感を抱かなかったです。それは何故か?人間が狼に変身するシーンがこの映画にはまったく無かったからです。
私は昔から熱烈なホラー映画ファンでしたので、イギリスのハマープロが製作した吸血鬼と狼男モノ映画がとても大好きでした。今回の映画で比べると、狼男モノである映画『吸血 狼男』(1961年製作 テレンス・フィッシャー監督 オリヴァー・リード主演)のホラー映画名作がとても参考になります。最近の作品では、『ウルフ』(1994年製作 マイク・ニコルズ監督 ジャック・ニコルソン ミシェル・ファイファー主演)の変身シーンがその流れを汲んでいます。
しかし、この映画の監督キャサリン・ハードウィックは、昔からの狼男のホラー映画の定石である”変身シーン”をあえてカットして、自分の抱く新しい世界”人間と狼の悲しい共存”だけを描こうしたのかもしれません。この監督の意図を汲んで脇役陣(狼ハンター神父を演じるゲイリー・オールドマンと赤ずきん女性の祖母を演じるジュリー・クリスティの二人の名優)が、とても存在感溢れる演技を披露しています。だから、この映画を私は日本語吹替版でなく字幕版を観たかったです。
この映画は機内サービスの新作メニューでは原題”Red Riding Hood”と表示されていました。でも、その紹介された写真が、私が事前に新聞の映画紹介で知っていた『赤ずきん』の一シーンであると判り、機内3本目の鑑賞映画として、私は躊躇なくこの映画を選びました。
添付した写真は、祖母から貰った赤ずきん付きコートを着たこの映画の主役アマンダ・サイフリッドです。彼女は、グリム童話に出てくる幼い少女ではなく、中世北欧のとある村の美しく成人した若い娘を演じています。また、彼女は最近の売れっ子若手女優(『マンマ・ミーア! :2008年製作』・『ジュリエットからの手紙:2010年製作 』に出演)として、とても着目されている映画界の有望株です。
今回の役も、彼女の魅力なくしては成り立たないほどのとても良い熱演でした。ただ、この映画にはホラー的なサスペンス要素もあるのですが、登場する”吸血狼”に私は何もゾットとする恐怖感を抱かなかったです。それは何故か?人間が狼に変身するシーンがこの映画にはまったく無かったからです。
私は昔から熱烈なホラー映画ファンでしたので、イギリスのハマープロが製作した吸血鬼と狼男モノ映画がとても大好きでした。今回の映画で比べると、狼男モノである映画『吸血 狼男』(1961年製作 テレンス・フィッシャー監督 オリヴァー・リード主演)のホラー映画名作がとても参考になります。最近の作品では、『ウルフ』(1994年製作 マイク・ニコルズ監督 ジャック・ニコルソン ミシェル・ファイファー主演)の変身シーンがその流れを汲んでいます。
しかし、この映画の監督キャサリン・ハードウィックは、昔からの狼男のホラー映画の定石である”変身シーン”をあえてカットして、自分の抱く新しい世界”人間と狼の悲しい共存”だけを描こうしたのかもしれません。この監督の意図を汲んで脇役陣(狼ハンター神父を演じるゲイリー・オールドマンと赤ずきん女性の祖母を演じるジュリー・クリスティの二人の名優)が、とても存在感溢れる演技を披露しています。だから、この映画を私は日本語吹替版でなく字幕版を観たかったです。