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『ウルヴァリン:SAMURAI』 2D字幕

2013-09-14 20:58:28 | 映画(あ行)
       散ることのないサムライ。ウルヴァリン
                  エピソード・ニッポン





『ウルヴァリン:SAMURAI』
監督・・・ジェームズ・マンゴールド
出演・・・ヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ、ハル・ヤマノウチ 他

                   【解説】
『X-メン』シリーズのメインキャラ、ウルヴァリンを主人公にした人気アクションの第2弾。超人的治癒能力と手の甲から飛び出す鋭利な爪を持つウルヴァリンが、日本で自身の運命を大きく左右する戦いに身を投じる。『X-メン』シリーズと前作に続き、『レ・ミゼラブル』などのヒュー・ジャックマンがウルヴァリンを力演。メガホンを取るのは、『ナイト&デイ』などのジェームズ・マンゴールド。一大ロケを敢行して撮影された日本の風景をバックに展開する壮絶なバトル描写や、ハリウッドでも活躍している真田広之の共演にも注目。
                   【STORY】
カナダで人目を避けるように暮らすウルヴァリンことローガン(ヒュー・ジャックマン)は、以前命を救ったことのある日本人実業家・矢志田からの願いで、彼の部下ユキオ(福島リラ)と共に日本へと向かう。不敵なまなざしを向ける矢志田の息子シンゲン(真田広之)に迎えられ、病身の矢志田と再会したローガンは彼から謎めいた言葉を告げられる。ほどなくして亡くなった矢志田の葬儀が執り行われるが、そこをギャングたちが襲撃。ローガンは矢志田の孫娘・マリコ(TAO)を連れ、その混乱から逃げ出すが……。



公開日に早速観て来ました~。2D字幕です♪
日本大好きヒューと真田さんが出てるんだし、“とんでも日本”には、なってないだろうなぁ~と思ってたんだけど、やっぱりちょっとヘンだった(笑)忍者や刀てんこ盛り・・・でも、これがないと日本とは言えないよね。
冒頭の戦時中シーンでは“ハラキリ”もあった・・・
でもそんなに嫌じゃないです~。どんなシーンでもリスペクトされてる感はあったし~病床の矢志田のハイテク機械といい、日本の素晴らしい技術を示す所もあり・・・楽しんだもの勝ち映画~

長く兵士として生きているウルヴァリンのエピソードとしては、あってもおかしくない・・と思ったら~実際のアメコミでは何度も日本を訪れているというウルヴァリン。しかも愛する人との子供までもうけたらしい(結果は残念だったらしいけど)
治癒能力を移植・・・とか実際出来たら、本当に凄い。いや実際にそんなミュータントがいないと無理だけど~

今回一番嬉しかったのはジーン(ファムケ・ヤンセン)が何度も登場したこと。回想シーンとはいえ、他にはX-MENメンバーが出ないから余計に嬉しかった。
そうそう、最初ユキオがミュータントかと思ったら~強い普通の女子でした。あっ!でも死を予知できるのは?ただの予知能力?
妖しさ全開~と思った女医さんがやはり妖しくて、こちらはミュータント。ベロ割れてるし(顎じゃないよ~舌だよ~~)脱皮するしで~怖かった。ちょっと嬉しい(笑)


ヒューは、どんな役も素敵だけど~ウルヴァリンだけは彼じゃないとねって思う。
今回もしっかり身体作りから~ものすご~~い筋肉(18か月かかったとか・・・)カッコいい~。


真田さんも貫録十分。武士ですね~。
2人の真剣勝負は観ていてゾクゾクしたし・・・ただ、ちょっとあっけなくない?マリコを狙うのも実の娘なのにイマイチ説得力ないような・・・ツッこんじゃいけないか・・・


弓の名手、ハラダはウィル・ユン・リーって方。東洋系の顔ではあるけど、ちょっと片言すぎるのが気になりつつ。。。


日本の女子は2人とも良かった!
お嬢様タイプのTAO(マリコ役)、対照的に真っ赤な髪で弾けてる福島リラ(ユキオ)
対称的だけど、2人とも強い!特にリラちゃんって、日本の子じゃないのかと思っていた。とっても印象的で動きも表情もよかったわぁ~。
アクションがキレキレでよかった~
ユキオVSヘビ女(爆)も見どころかも~~~。


見どころといえば、新幹線屋根での戦い~。これは凄かった!!
ウルちゃんは分かるけど、相手は一応一般人?あれはちょっと無理がない?相手もミュータントなら納得だけど・・・
あんな凄いシーンだけど看板をよけたりするとこで笑いが起こったり、ユーモアも忘れてない。

今回のウルヴァリンは未知の国日本で、様々なカルチャーショックを受けながら~愛する人にも巡り合うという日本人としてはめっちゃ嬉しい設定。たとえ、へんてこ日本でもいいの。どんな形であれ世界中の人が日本という国に興味を持ってくれたら~それはそれで役目を果たすんじゃないかなと。
そんな風なことパンフで真田さんも言ってましたね。日本らしさにこだわりすぎると、あちらの人には食べづらくなってしまう。(取っつきにくくなるという意味で)美味しく食べてもらえるようなアレンジが必要だと。
そういう意味ではかなり外国の方にも分かりやすい日本になっていたのではないかな?

普通に地下鉄があって~有名な秋葉原が賑わっていて~みんなが着物を着ているわけでもなく~普通にラブホがあって(でもラブホは普通ではないらしい。ヒューがびっくりしていたし。実際に見学へ行ったらしい)けど、ウルヴァリンは絶対あの部屋選ぶと思ったわ~。コスプレは選ばないだろ~~と。ウルちゃん自体がコスプレだもん・・・
ラブホの受付おばちゃんは普通の人だったけど、息子が出来た子だったね。彼に医学を学ばせる為に、ああいう仕事を頑張っているのかな~なんてね。

最初の方、飛行機のセキリュティチェック・・・絶対にピ~って警告音なるのに、どうやって日本へ行くの?と思ったら、プライベートジェットだった。。。

ウルヴァリンをお風呂に入れるシーンが面白かった!ゴシゴシするおばちゃん役なら、私も出来た気がする~!!

ご飯にお箸を立てちゃダメ!とか、今時の日本の子でも知らなさそうなエピソードを入れてきたのも驚いた。

増上寺でのお坊さんがみんなヤ~さんで、海外の人に勘違いされないか心配・・・(苦笑)

ユキオって名前は男の子っぽい?と思ったけど、漢字にしたら“雪緒”とか“由希緒”なら可愛いかなって。

ジェームズ・マンゴールド監督って『ナイト&デイ』の監督だったのですね~。
テンポの良さとかちょっとしたユーモアとかうまいなぁって思った。私の好きなヒューの『ニューヨークの恋人』もそうなんだって。

エンドロールが始まって、少ししてちゃ~んとオマケがあるのに・・・なんですぐ帰っちゃうんだろう???
パイレーツみたいに滅茶苦茶長いエンドロールでもないのに、どうしてちょっとが待てないかなぁ~。
素敵な人たちが登場するのに~~。



マリー的お気に入り度・・・ ★9個(“とんでも日本”にも楽しませてもらえたしね~♪)