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pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』

2015-04-30 21:02:56 | 映画(あ行)
                 英雄か、モンスターか。
                      世界の運命を変えた天才科学者のあまりにも切ない秘密とは・・・





『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
監督・・・モルテン・ティルドゥム
出演・・・ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マシュー・グード、マーク・ストロング、チャールズ・ダンス、アレン・リーチ、マシュー・ビアード、ロリー・キニア 他

【解説】
第2次世界大戦時、ドイツの世界最強の暗号エニグマを解き明かした天才数学者アラン・チューリングの波乱の人生を描いた伝記ドラマ。劣勢だったイギリスの勝利に貢献し、その後コンピューターの概念を創造し「人工知能の父」と呼ばれた英雄にもかかわらず、戦後悲劇の運命をたどったチューリングを、ベネディクト・カンバーバッチが熱演する。監督は『ヘッドハンター』などのモルテン・ティルドゥム。キーラ・ナイトレイをはじめ、『イノセント・ガーデン』などのマシュー・グード、『裏切りのサーカス』などのマーク・ストロングら実力派が共演。
【STORY】
第2次世界大戦下の1939年イギリス、若き天才数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)はドイツ軍の暗号エニグマを解読するチームの一員となる。高慢で不器用な彼は暗号解読をゲーム感覚で捉え、仲間から孤立して作業に没頭していたが、やがて理解者が現れその目的は人命を救うことに変化していく。いつしか一丸となったチームは、思わぬきっかけでエニグマを解き明かすが……。



最近私が鑑賞した中でも実話ベースの作品が多い・・・思いつくままザッと挙げてみるだけで、
『ザ・テノール 真実の物語』
『アメリカン・スナイパー』
『フューリー』
『フォックス・キャッチャー』
『ビッグ・アイズ』などなど・・・

そして今まで知らなかったことの多さに驚く。世の中には私の知らない所で活躍しながらも、苦悩し、認めてもらえない人々のなんと多いこと。平凡で、なんの役にも立たない私なんかが普通にシアワセに生きてていいのかな。ふとそんなことを考えてしまう作品だったように思う。
今使っているPCの元にもなったという、コンピュータ。その裏にはこんなに壮絶な物語があったなんて。本当に驚いた。。。。天才数学者がエニグマというとてつもない暗号機に闘いを挑んで・・・ってお話だと思っていたら、その陰には更なる物語が。
それが冒頭のシーン、強盗が入ったのに「何も盗られていない」という不可思議な事件に繋がるワケだけど・・・

以下、ネタばれもあります。ご注意ください。






昔は・・・いえ、そう昔でもない時代・・・
人と違った愛の形は認められなかっただけではなく、それは犯罪。いけないことだと逮捕されてしまう時代があった。(殺害されたりもしたよね)
どんなに立派な人間でも、知識人でも、著名人でも・・・。
そんなにいけないことですか?子孫繁栄に役立たないからですか?それは出来る人に任せればいいじゃないですか・・・異質なものを排除しようとする力って本当に怖い。別の時代に生まれていたら、もっともっと認められ有意義な人生を送れたでしょうか。
と、思わず庇ってしまうほど切ない愛でした。
自分が作ったマシンに“クリストファー”と名前を付けてしまうほど彼の心の支えになっていたのでしょうね。はぁ切ない・・・

そして、せっかく血のにじむような努力をして解読したのに~それからは命の選択をしなければならなかった。これは見殺しに、ここは阻止・・・まるでゲームのように・・・
そんな究極の苦しみの後、同性愛者のレッテルを貼られ激しいホルモン治療を受けさせられて廃人同様になってしまうなんて。国に裏切られたようなもの・・・
2009年に首相が謝罪
2013年にエリザベス女王が恩赦って・・・ついこの前じゃない・・・言葉を失うわ。
しかも、この映画を観なかったら私なんて一生知ることもなかった彼の存在。


ベネ様予想通り凄かった・・・
実際のチューリングとは似てないけど、彼そのものってカンジでした。ちょっとアスペルガー入ってるような喋り方から、切羽詰まった表情まで完璧・・・
アカデミー主演男優賞ノミネのメンバーでは、まだレッドメインだけ観てないんですが~私の中では今のとこトップ。


キーラ、美しいだけではなく賢く包容力のあるジョーン。よかった。
たとえ小さな役でも出演したかったと脚本に惚れこんでの出演。納得の演技・・・


インパクトあるから、すぐ分かっちゃうマシュー・グードとか、似合ってたわ。


とにかく出演者がみんな英国の方で・・・作品への思い入れが違うな~と。英国人ならみな広く知って欲しい物語だと思うし。そういう想いが溢れた作品でした。
どのシーンも印象に残るし・・・

彼がジョーンのアドバイスで仲間にりんごを配るところ・・・
彼の死因(青酸系が付いたりんごのかじりかけが転がっていた)を考えると思わせぶりなシーンでした。本当に自殺なのでしょうか。

どちらにしても貴重な人物を失くしてしまったことに変わりはないですね。
見応えありました。

※2015年アカデミー賞脚色賞受賞


マリー的お気に入り度・・・ ★9個(作品として、かなり好みです!)
 


『アメリカン・スナイパー』

2015-03-07 22:45:17 | 映画(あ行)
米軍史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親。





『アメリカン・スナイパー』
監督・製作・・・クリント・イーストウッド
製作・・・ロバート・ロレンツ、アンドリュー・ラザー、ピーター・モーガン、ブラッドリー・クーパー
出演・・・ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、ルーク・グライムス、ジェイク・マクドーマン、ケヴィン・レイスズ、コリー・ハードリクト、ナヴィド・ネガーバン、キーア・オドネル 他

【解説】
アメリカ軍で最も強い狙撃手と呼ばれた、クリス・カイルの自叙伝を実写化したドラマ。アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズ所属のスナイパーであった彼が、イラク戦争で数々の戦果を挙げながらも心に傷を負っていくさまを見つめる。メガホンを取るのは、『ミリオンダラー・ベイビー』などのクリント・イーストウッド。『世界にひとつのプレイブック』などのブラッドリー・クーパーが主演を務め、プロデューサーとしても名を連ねている。戦争とは何かを問うテーマに加え、壮絶な戦闘描写も見もの。
【STORY】
イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)。スナイパーである彼は、「誰一人残さない」というネイビーシールズのモットーに従うようにして仲間たちを徹底的に援護する。人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。



2月に観たけど、やっと書いています。

もっとアメリカ万歳~プロパガンダ的な映画かな~と思ったけど、そんなことはなかった。どこの国にもこういう役を担う方はいるわけで、そんな方々も一様に彼のように苦悩してると思うし。そして、それはみな自分の大切な人を守る為。そういう方は普通影の存在でこんな風に人々に知られることは少ないと思う。
クリス・カイルさんが4度の派遣後、ついに退き出した自伝を映画化。
本当はこの作品の大ヒットを見たかっただろうに・・・
ラストを知らない私。その最期が皮肉すぎて唖然としてしまった・・・

彼の進むべき道を決めたのは、やはり最初の狙撃が全てかな・・・女性でも子供でも武器を手に取ったものは撃たなくてはならない。本人にその気がなく、ただ言われたままにしていると分かっていても、敵は敵。撃たなければこちらがやられてしまうという悲劇。
あの最初の銃声が彼の一生を決めたのでしょう。

派遣から国に帰っても愛しい人の元へは帰らず(帰れず)バーで飲んでいる。あの姿が私は一番印象に残ってる・・・
普段は戦争とは無縁の生活をしているのに、そういう任務に就くと生活が急に戦場になる。帰ってきたらまた平和な生活。派遣されてまた戦場・・・平和から戦場~こんな繰り返ししていておかしくならない方が不思議。
余程心が強くないとやっていけない。


製作にも関わっていたカイル役ブラッドリー・クーパー。
身体作りから徹底的にやっていましたね~。別人かと思った・・・身体付きは逞しいけれど、内面は繊細なカイルを見事に演じきっていました。


妻のタヤはシエナ・ミラー。最近この方よく見るような・・・
出会いの時はセクシーな美女でしたが、妻となって母となって、戦う夫を支えてだんだん逞しく強くなっていった。
私はこういう妻にはなれないな・・・


イーストウッド監督らしい~戦闘のシーンがまたまたリアルで・・・乾いた銃の響きが痛々しい・・・
映像も凄くリアルで~観ていてツライツライ。
そんなシーンの中でケータイで喋ってるのが不思議。着信音なんて聞こえたりしたら、敵にみつかっちゃう~~~><;それも実話なんでしょうね・・・

問題の無音のエンドロールですが・・・
前に記事で見たのにも関わらず私すっかり忘れてまして、音がない・・・でも余韻に浸るにはいいわ。そのうちまたなんか流れるんだろう・・・
なんて思っていたら、いつまで経っても無音。数人の方が席を立った・・・思わずスマホ開いて調べちゃいました(最後列の隅っこだからいいでしょ)
やはり最後まで無音・・・分かってからは落ち着いて席に座っていられました。
この劇場、前に騒音とか~やらかしたことあるから信じられらなくて(汗)結構長いエンドロールでしたね。
スクリーンに流れた実際の葬儀映像とか、胸に迫るものがありました。
どうせ亡くなるなら戦場で敵に撃たれた方が、本人も本意だったかな・・・まさか味方に・・・。まだ38歳だったのに~切なくなりました。

残虐なシーンも含め、まるでフィクションかと思えるような内容を、淡々と力強く描いていくイーストウッド監督。まだまだやれますね。期待・・・

でも・・・私・・・1回目派遣…2回目派遣…3回目で睡魔が。
しか~し4回目で復活!!最後まで見届けられてよかった・・・


マリー的お気に入り度・・・ ★8個+半

『ANNIE/アニー』

2015-01-25 22:54:37 | 映画(あ行)
                       明日は、きっと笑う。



『ANNIE/アニー』
監督・演出・・・ウィル・グラック
脚本・・・トーマス・ミーハン
主題歌・・・平井堅
出演・・・ジェイミー・フォックス、クヮヴェンジャネ・ウォレス、ローズ・バーン、ボビー・カナヴェイル、アドウェール・アキノエ=アグバエ、デヴィッド・ザヤス、キャメロン・ディアス 他

                         【解説】
ミュージカル「アニー」を、『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレス主演で映画化。舞台を現代のニューヨークに移し、いつか両親に再会できる日を信じてけなげに生きる少女の姿を追う。共演は、ジェイミー・フォックスとキャメロン・ディアスら。『ステイ・フレンズ』などのウィル・グラックがメガホンを取る。製作を務めるウィル・スミスとJAY Zがプロデュースした「トゥモロー」のほか映画オリジナルの楽曲も加わり、魅力的なキャストによるパフォーマンスに期待が持てる。
                         【STORY】
現代のニューヨーク。アニー(クヮヴェンジャネ・ウォレス)は4歳のときに姿を消した両親に、いつの日か会えるときが来ることを夢見て、両親と別れたレストランに足しげく通っていた。ある日、アニーはIT長者でニューヨーク市長の有力候補とされるスタックス(ジェイミー・フォックス)に出会う。選挙スタッフに提案されてアニーを引き取ったスタックス。そんな中、アニーの両親に関わる知らせが届き……。




久しぶりに温かい涙を流して来ました・・・ちょっと嗚咽も・・・けど、隣と隣の席は空いてたので許して~。
洋画でこんなに混んでいたのも久々~。

だいたいのあらすじ、展開も分かっていたけど~やっぱり惹きこまれるのは役者さんがいいのと、歌の力かな・・・
本当のミュージカルのようにたくさん歌があるワケではないけど、ポイントポイントで流れる歌が素敵で心に響いてきます。元気を貰えた~

実際のミュージカルでは孤児院育ちで、孤児院の院長がキャメロン扮するハニガンだったのですね。
今作は今風に里子を育てたら、週に157ドル貰える~とか最後にアニーを捜すのをSNSを利用するとか色々変更してありますね。スタックスの家も、ハイテクで~“繋がる携帯”が売りっていうのもちょっと笑えた~


ジェイミー・フォックスは潔癖症で孤独な帝王~って感じも上手かった。あのヅラのシーンは笑ったわ~~~。
実際あんな頭よね?あのシーンの為にわざわざ別のヅラを?こんなとこが気になっています。私・・・


クヮヴェンジャネ・ウォレスは(はい~出ました!絶対に覚えられない名前・・・)さすがオスカーノミネ俳優さんってカンジ。子供だなんて侮るなかれ・・・
喜怒哀楽がはっきりとしててグイグイ入り込んでしまう。感情移入しちゃう。
おばさん(私)健気な子に弱いんです・・・でも、この映画では彼女はとっても周りに恵まれてましたね~。雑貨やさんの主人や、お花やさん、レストランの方・・・
里親に恵まれてなかったとしても、同じ境遇の子供たちがあんなに一緒だったら心強いし。


脇役でも目に付く俳優さん(私の中で)が何人かいる中で、ローズ・バーンもその一人。キャメロンよりヒロイン役だったのね・・・
前からこんなに細かったかな~素敵な女性。


キャメロンは字幕ですご~~く汚い言葉遣いだったけど、英語でああいう喋り方してたのかな~
下品な彼女もいいよね。
最後はいい人になってよかった。


役所のおばちゃんがスタックスのお家でやりたい放題してたのが笑えた♪
いつの間にか他の場所でもパクってた?


ワンコがまたいい味出してて~
サンディ~演技してた!してた!可愛い♪

トゥモロ~トゥモロ~~~♪曲が頭から離れない~
よくあるお話だけど、素敵な歌で本当に温かい気持ちになれました~。
みんながこういう温かい優しい気持ちになれたら、世の中もっとよくなるのになぁ・・・



マリー的お気に入り度・・・ ★9個

『アメイジング・スパイダーマン2』 2D字幕

2014-05-06 22:58:32 | 映画(あ行)
              スパイダーマンを抹消するために現れた3強敵



『アメイジング・スパイダーマン2』 2D字幕
監督・・・マーク・ウェブ
出演・・・アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、サリー・フィールド、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン 他


                       【解説】
キャストとスタッフを一新した人気アメコミ超大作の第2弾。超人的能力を駆使して正義の味方スパイダーマンとして活躍する青年ピーターが、ニューヨークの平和を脅かす敵たちに立ち向かう。監督のマーク・ウェブ、主演のアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーンと前作のメンバーが再結集し、『Ray/レイ』などのジェイミー・フォックス、『クロニクル』などのデイン・デハーンが新たに参加。迫力満点なアクションはもとより、ピーターに降り掛かる試練を見つめたドラマも見もの。
                       【STORY】
スパイダーマンとしてニューヨークの平和を守り、グウェン(エマ・ストーン)との関係も好調なピーター(アンドリュー・ガーフィールド)。だが、旧友のハリー・オズボーン(デイン・デハーン)がニューヨークに戻ってきたのを機に、充足していた生活が微妙に変化していく。そんな折、サイ型パワードスーツを装着したライノ(ポール・ジアマッティ)、人間発電機エレクトロ(ジェイミー・フォックス)という敵が出現。苦闘を強いられる中、追い打ちをかけるように怪人グリーン・ゴブリンとなったハリーが襲い掛かってくる。



2Dで観たのに~すご~~い浮遊感!そして立体感!!3Dじゃないのによ~?本当にアメイジング!!!
ビルからビルへ飛び移ったり、上から下へ~っぴゅ~~!!っていうとこもアトラクションみたいなカンジ。今までのスパイダーマンも凄かったけど、さらに凄かった!
もう十分。3D必要ないから~←3D撲滅運動推進中・・・

大好きなスパイダーマンですが・・・こんなに軽い人でしたっけ?
アンドリュー・スパイディーはチャラい!(笑)多分、原作に近いんだと思うけど~トビー・スパイディーがあまりにも哀愁を背負っていたから余計そう思うのかな・・・
トビーのは3でかなりハメを外すシーンがあったけど、妙に浮いてて居心地悪かった。でもアンドリューは似合うね~チャラさが。←褒めてます。
グウェンって、誰もが悲劇のヒロイン・・と知ってはいるけど~こんなにあっさりと???
私、まさかと思ってて気絶してるだけだと思って泣かなかったの。その後びっくりした!パパといい、彼女といい、ちょっと可哀相すぎ・・・切ないね。


アンドリューくんにはすっかり慣れたんですけど~彼のことも好きなんですが、やっぱりイケメンすぎ?そんな気がします・・・
好きな俳優さんだけど、スパイダーマンに関しては彼よりもトビーって思うのは単に私の好みの問題かなぁ。でもまだ興行収入も追い越せないんですよね・・確か。
CGも全ての面でパワーアップしてるのに不思議ですよね。ピーターの見た目とか両親の設定とか恋人とか・・・いろんな面で前作の方が説得力あるからではないでしょうか・・・


エマは美しい~~。可愛いし好き~。
輝いてる~。グウェン役もぴったり!今回でおしまいと思うと残念・・・


美味しいハリー役、今回はデイン・デハーン。若い頃のレオにそっくりの彼・・・
いいんですよ~~~。とってもいいです!
オズコープ家に伝わる遺伝病って、なんか突拍子ない気もしますし、グリーン・ゴブリンに変身するモチベーションがちょっとイマイチなのですが~ハリーの翳。デインくん、アンニュイでいいです(しつこいぐらい、デハン押し 笑)


善人が何かのきっかけで恐るべき敵に・・・
電気うなぎから貰った電気男・エレクトロはジェイミー・フォックス。演技派の彼ですが~特殊メイクシーンが多い。
な~~んかお気の毒・・・エレクトロに関してはただただ可哀相・・・
バーコードヘアにしたりして、冴えない風貌作りとか~さすがジェイミー。


くすっと笑えるシーンも結構あって~とにかくタイトル通りのアメイジングさに気を取られていたら終わってた・・・
冒頭、1では描かれなかった両親の死の謎が明かされたんですよね。(ピーターを置いて逃げる飛行機が落とされ・・・涙)ここが前シリーズとの大きな差ですね。
そして、そして、どんな風に終わったか覚えてない~~~。
エレクトロって元に戻らないんだっけ?
ハリーはどうなってしまったんだっけ?
ヘンな敵ライノって、やっつけられたよね?もうすっかり忘れている。

ただアトラクション気分で楽しんだだけで、内容覚えてません・・・これでよいのでしょうか?大汗


マリー的お気に入り度・・・ ★8個+半


『アナと雪の女王』2D字幕&『ミッキーのミニー救出大作戦』

2014-03-16 00:23:52 | 映画(あ行)
               凍った世界を救うのは  真実の愛


『アナと雪の女王』 2D字幕
監督・・・クリス・バック / ジェニファー・リー
脚本・・・ジェニファー・リー
製作・・・ピーター・デル・ヴェッチョ
製作総指揮・・・ジョン・ラセター
音楽・・・クリストフ・ベック
出演・・・(声の出演)クリステン・ベル、イディナ・メンゼル、ジョナサン・グロフ、ジョシュ・ギャッド、サンティノ・フォンタナ、アラン・テュディック、キアラン・ハインズ 他
(日本語吹き替え版)・・・神田沙也加、松たか子、原慎一郎、ピエール瀧、津田英佑 他


                        【解説】
アンデルセンの童話「雪の女王」をヒントに、王家の姉妹が繰り広げる真実の愛を描いたディズニーミュージカル。触れた途端にそのものを凍結させてしまう秘密の力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変えてしまったことから、姉と王国を救うべく妹アナが雪山の奥深くへと旅に出る。監督は、『サーフズ・アップ』のクリス・バックと『シュガー・ラッシュ』の脚本家ジェニファー・リー。愛情あふれる感動的なストーリーはもちろん、美しい氷の世界のビジュアルや個性的なキャラクター、壮大な音楽など、ファンタジックな魅力に酔いしれる。
                        【STORY】
エルサとアナは美しき王家の姉妹。しかし、触ったものを凍らせてしまう秘められた力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変化させてしまった。行方不明になったエルサと王国を何とかすべく、妹のアナは山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、夏に憧れる雪だるまのオラフと一緒に山の奥深くへと入っていく。



真実の愛は王子様のキスだけじゃなかった~~。
面白かったです!
冒頭の氷を切り出すシーンが素晴らしくて、惹きこまれた~~~。ここに何気に幼いクリストフとスヴェンがいて、トロールとの出会いもさりげなく投入してるのでお話に無理がない。

実写のように・・・登場人物はイキイキと描かれ、雪の結晶~氷の世界・・・観ていて本当に冷気が伝わってくるようなリアルさ・・・
洋服の質感とかも素晴らしかったです。エルサの高級な衣装や、自分を取り戻して一瞬で衣装が変わるシーンのキラキラドレスも触れたら布の感触が伝わってきそう・・・
氷のお城も凄かった~!


登場人物がみんな個性的で凄くよかった!
トラウマを抱えて苦悩しながら、自分を解き放てるようになった女王エルサ。
活発で人懐っこいのに孤独なアナ。
孤児だけどトロールの愛を一身に受けて育った逞しいクリストフ。
なんて素敵な王子さま~と最初思ったハンス王子・・・やっぱり12人兄弟の末っ子はアカンか・・・(笑)
夏に憧れる雪だるまオラフ。なんてキュートなんでしょ。自分の身をかえりみず、アナを温めようと頑張る姿。解けちゃうかと思って心配した~。
クリストフの相棒トナカイ、スヴェンもいいキャラ。
トロールも愛嬌があってよかったですね。あんな風に可愛い石ころになっていたら怖くないし~みんな“恋愛の達人”らしいし(笑)

なんといっても楽曲がいいですよね~~~♪
何度も何度も耳にしていたのに「Let It Go」鳥肌ものでした~。泣けました・・・
苦悩するエルサが解き放たれ、そして歌いあげるあの瞬間!アカデミー賞納得ですね。

2人姉妹の“いかにも感”にも頷きながら(笑)私は2人姉妹の妹なのですが、大きくなってから姉の気持ちが凄くよくわかるようになってきて・・・ああいう特殊能力はナシにして、妹ってあんなカンジ~姉あんなってカンジ~って思いながら観てました。
けど2人がお話の中心なので、国王、女王亡きあと・・国民の生活ってどうなっていたの?とか疑問もありましたが~そこは目をつぶるべき?・・・
お話も分かりやすくて~最後まで楽しめました。甘・甘なこういうお話もいいよね~~~。
大満足♪

Twitterで話題になっていた、通行人の中にラプンツェルとフリンがいるっていうシーン・・・見逃しました・・・忘れてました。
日本語吹替え版の神田沙也加ちゃんが絶品という噂でもちきりなので、吹替えも行ってこようかな~時間があれば。と思ったり・・・


同時上映は
短編 『ミッキーのミニー救出大作戦』
モノクロの昔っぽい作品?と思いきや~~途中から、一部カラーになって・・・まるでTDLアトラクションのように、飛び出したり回ったり~これは、3Dで観るべき作品だったかも~。
楽しい楽しい。
あの踏んだり蹴ったりの悪いヤツはペグレグ・ピートっていうんですね。
ミニーちゃんなんて、可愛い顔して~やることはかなり凄い(笑)笑顔でペグレグ・ピートをやっつけちゃいます(自分は手を汚さず仲間にもやらせている)
楽しかったです!これだけでもオススメ!!
3Dやってるとこないかな~?って探してみたら、ない!『ホビット』の3Dまだやってるからかも~~~。残念・・・



マリー的お気に入り度 ・・・★9個(大人も子供も楽しめる作品~♪)