田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

サッカーの魅力を満喫しました!

2007-07-21 23:27:40 | スポーツ & スポーツ観戦
 今日は私にとってサッカー・サタデーでした。
 午後4時から厚別競技場で行なわれたコンサドーレ対ベルディ戦を観戦後、直ぐに家に帰り、アジアカップ準々決勝の日本代表対オーストラリア代表の戦いをTVで観戦しました。
 どちらもサッカーの醍醐味を満喫させてくれる試合でした。

 コンサドーレは最近調子を上げてきているベルディに試合を支配されながらも粘り強く守って、後半35分過ぎに曽田選手のヘッドで先制しました。
 これで「勝った!」喜んだのも束の間、それから数分もしないうちに憎きフッキに立て続けに2点を献上してしまいました。
 あまりにもあっさり逆転されたことにガッカリするとともに、アジアカップの方も気になり、席を起って入口付近で敗戦を見届けようと試合展開を追っていました。
 すると、ロスタイムもなくなった最後のプレー(コーナーキック)で見事石井選手が難しいヘッドを決めてくれました。
 けっして勝利したわけではないのですが、敗戦ムード濃厚の中での同点弾はサポーターの喜びを倍増してくれました。
 後半の10分間くらいで双方合わせて4点が入るというスリリングな試合は、サッカーの面白さを堪能させてくれました。

 同点劇を見届け、急いでバスと地下鉄を乗り継いで帰宅し、今度はTVでサッカー観戦です。

 日本代表の試合はTV観戦された方も多いと思いますが、ジリジリする試合でした。
 というのも、後半の途中から日本が一人多い中での試合だったのに、オーストラリアの体格が勝るためか突破口を見出せず、横パスばかりが目立ち見ている者をイライラさせました。結局同点のまま後半、そして延長戦を終えてしまいました。
 そしてPK戦に入っての川口選手のスーパーセーブ2発です!
 なんとか準決勝にコマを進めることができました。

 両方の試合ともサポーターとしては決して満足できる試合ではありませんでしたが、ハラハラドキドキの試合展開の末、どちらも負けなかったことで「サッカーの魅力を満喫した!」などという思いを抱かせてくれました。
 負けていたら、決してそんな思いにはならないのだろうなぁ・・・。

(写真は最後にPKを決めた中沢選手のTVインタビューの様子です)



札幌の魅力を語る座談会

2007-07-20 21:44:05 | 札幌学 & ほっかいどう学
 国内外から札幌に移り住んだ錚々たる方々との座談会に参加するという経験をさせていただきました!

 「座談会に出席して、札幌生活の感想を語っていただけませんか?」というお誘いがありました。
 誘っていただいたのは「札幌はなぜ、日本人が住みたい街№1なのか」の著者の林心平さんです。林さんは現在次回作に取り組んでいるそうですが、その作品は札幌の魅力を違った角度から掘り下げたものを構想しているようです。

 座談会の出席者を列挙すると・・・、
 まず、東京都出身で出版社の経営や翻訳家養成セミナーを開設・指導されているA氏。
 カナダ出身で世界中を旅して歩いた末に札幌に惚れ込み、日本人と結婚し、高校の英語講師をしているB氏。
 韓国出身で札幌の大学院を修了し、札幌在住が11年になるという方で、現在札幌市内の複数の大学の講師をされているC氏(女性)
 長野県出身で北海道の大学に進学し、大学が気に入ったらしく長らく在籍した末に博士号を取得し、研究生活の傍ら札幌市内の大学の講師をされているD氏。
 そして道内出身である私の5人でした。
 司会は、東京都出身でもある著者の林氏です。

 出席者は口々に札幌の魅力を語ります。
 その魅力とは、総じて次の二点に集約されていたと私には聞こえてきました。
 一つは、適度な利便さと豊かな自然が同居しているとともに、都市機能がコンパクトにまとまっていること。
 もう一つが、北海道人のおおらかさとフレンドリーな人がらがなんとも心地良いというのです。

 対して私は4人の方々とは明らかにキャリアも違いましたから、次のことを強調させていただきました。
 退職した、あるいは退職しようとしている方たちのトレンドは、あたかも「都会から田舎へ」のようにマスメディアは囃したてているがはたして本当だろうか。世の流れは、やはり田舎から都会へという流れが多いのではないだろうか。子のもとへ、利便地へ、医療施設が整ったところへ、と・・・。老後を考えたとき、それこそが自然の流れではないかと・・・。
 そして都会には自然がないとよく人は言うけれど、札幌の場合は利便さと自然が適度にマッチしているのではないか、と強調させていただきました。
 確かにマンション住まいなどでは足下に自然はないかもしれないが、手を伸ばせば、求めれば、豊かで広大な自然が手の届くところにあるのが札幌の魅力です。

 さあ、この座談会の内容がどのような形で結実するのでしょうか。
 林さんの筆力に期待したいと思います。(と私は無責任に言っています)

 札幌に惚れ込んだ、札幌をこよなく愛する方々に知己を得ることができた貴重な座談会でした。

 ※ 座談会にデジカメを持参しませんでした。そこで札幌の光景として気に入っている写真の一つである知事公館の写真を本日の一品(写真)とします。


オシムジャパン勝手に応援ツァー Ⅶ 「発展する街ハノイ」

2007-07-19 16:59:24 | 海外の旅

 猥雑さの中に混沌とした表情を見せてくれたハノイは、まったく別の表情も私たちに見せてくれました。

 7月9日、対カタール戦当日、私たちツァー一行は午後3時過ぎ会場である国立ミーディン競技場にマイクロバスで向いました。
 競技場はハノイ市郊外にあるということでしたが、郊外に向かうにしたがい道路幅が徐々に広がってきました。気づくと道路の中央にはグリーンベルトさえ整っています。狭隘の極にあるような市内の道路とは雲泥の差です。
 窓外の風景も変わってきました。建物が洋風化し、街の様子がやはり市内とは段違いなのです。マンションのような建物もところどころに目に付いてきました。
 ガイドによると辺り一帯は最近開発が進んだ地域で、富裕層が集り新市街が形成されてきたとのことでした。沿線にはAPECの会議が開かれたという国際会議場も威容を誇っていました。

 そうした一角に、2004年に建設したばかりのミーディン競技場がありました。この競技場も写真のようになかなか立派なものでした。
 ただ、少々尾篭な話になりますが、トイレ事情だけは新しい施設に不似合いなものでした。男性の小便所はいわゆる仕切りのない日本の昔のJRのトイレのようでした。また、女性の方たちも渋い顔をしながらトイレから出てくるところをみると、かなり衛生状態が悪かったのではと想像されます。

 そうしたちぐはぐはところどころで散見されるものの、ハノイはかなりの勢いで変貌を遂げつつある姿を私たちは垣間見ることができました。
 ベトナムは今、世界が注目するBRICs4ヶ国に続き、経済的な発展を遂げようとしているVISTA5ヶ国の一つです。
 私が得ている情報では、その優秀な国民性と安価な労働力を求めて日本資本が中国からベトナムにシフトしているとも聞きます。

 近い将来、大きく発展し変貌を遂げるであろうという予感を十分に感じさせてくれる今回のベトナム行でした。

※ VISTAとは、ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンの5ヶ国を指している単語です。

※ ほんのちょっと、それも一瞬だけ垣間見たハノイのことを語ってきました。それはまったくもって表層的な見方だと思っています。そうしたことをご理解いただきながら私のレポートをお読みいただきたいと、レポートの最後になってお願いしました。




オシムジャパン勝手に応援ツァー Ⅵ 「ハノイ食事情」

2007-07-18 19:00:01 | 海外の旅

 ベトナムから帰国直後、職場の同僚から「ベトナム料理はいかがでしたか?」と開口一番問われました。
 私は率直に「ええ、美味しかったですよ!」と答えました。

 猥雑な街中を積極的に散策した私たちでしたが、さすがに街中のものを口にすることはできませんでした。
 お目付け役がうるさくて、というより私自身も街中の食べ物屋さんのものに手を出す勇気はもてませんでした。
 ということで、ガイドブックに出ているレストランやホテルなどでの食事となってしまいました。

 朝食は、宿泊したホテルでバイキング形式で提供されました。
 ホテルの格が中クラスということで、朝食もそれなりといった感じでしたが、その中の一つにベトナム料理の名物フォーがありました。鳥ガラの薄味スープがなかなか美味でした。

 昼食は、二度摂る機会があったのですが、一日目は外国資本が入居するビルの一階にあったレストランで、二日目は市内でも有数のホテルの一つ、ホライゾンホテルのカフェテリアのようなところで摂りました。
 私は無類の麺好きですので、昼食にはぜひとも名物のフォーをと思っていたのですが、残念ながら両方の店ともメニューにフォーはないのです。どうやらフォーは庶民の食べ物ということでこうしたところでは扱っていないのでしょうか。(それとも私の単なる見逃し?)
 それでも私は麺にこだわり、ヌードル系を二日とも食しました。一日目は汁のない焼き麺系、二日目はスープ入りの麺を食しました。両方とも私の舌に合っていて美味しいものでした。特に二日目のヌードルは日本では味わったことのない麺の舌触りが新鮮でした。(写真は二日目の昼食 Wonton Noodle Soup 3.95$)

 夕食は、ガイドブックに載っていたレストラン(「WILD RICE」という店名)に趣き、ベトナム料理のコースメニューをオーダーしました。
 スープから始まり、前菜、肉、魚、サラダ、米飯、デザートと供されましたが、私には特に春巻風の肉料理が美味しく思えました。しかし、雷魚(川魚)を油で調理したものはあまり私にはいただけませんでした。(21$ with Bear)
 総じてベトナム料理は日本人の舌にはよく合う料理ではないかと思いました。

 私たち日本人でも気楽に街中の食べ物屋さんのフォー料理を口にできるような衛生状態にハノイの街が変貌を遂げるのは何時の頃になるのだろうか?


オシムジャパン勝手に応援ツァー Ⅴ 「ディープな街ハノイ」

2007-07-16 21:56:55 | 海外の旅

 ハノイの街にはさまざまな表情が同居しています。前近代的な街並み、そのすぐ近くに近代的な建物、さらには前々近代的な表情・・・、まさにディープ(濃い、深い)な街ハノイです。

 今回は、前々近代的ハノイの表情をレポートします。

 ハノイの前近代的風景の中でも店を構えているのは一定の成功者(?)なのでしょう。
 街中には、店をも持てず商売をしているような人たちにもたくさん出会いました。

 ベトナムというと編み笠を被って、天秤のような道具で荷物を運んでいる姿を写した写真が思い出されます。
 ハノイの街中でもそうした人たちにずいぶん出会いました。
 天秤の籠の中に入っているのは、野菜や果物などが多いようです。ほとんどが女性でしたが、彼女たちは歩道に腰を下ろして商売をしていました。

 天秤よりは機動的に自転車に売り物を載せて商売している人たちも少なかったようですが目にしました。

 そして食べ物屋さんです。ほんとうに鍋釜一つと、僅かな食器を道路端において何やら調理して売っているのです。食後の食器は、脇においてある水入れの水でちょちょっと洗って再び使っています。これではちょっと私たちは引いてしまいます。
 もう少しまともに店舗を構えた食堂のようなところもたくさん目にしたのですが、どうも歩道の食べ物屋さんの延長のように見え、足を踏み入れる勇気は持てませんでした。

 また道端で、道具一つで散髪屋を開業している人もいました。
 もちろんその近くには、ちゃんと散髪用の椅子を用意した理髪店もあったことを書き加えておかねば、ベトナム人に叱られてしまいます。

 ハノイの街全体が醸し出すエネルギーは、この国が、この街が、大変な勢いで発展していくであろうという勢いのようなものを感じさせてくれるものでした。

※ 今夕、オシムジャパンは対ベトナムに4対1と圧倒的な力の差を見せつけ、グループリーグ一位で決勝トーナメント進出を決めました。思い出のハノイ・ミーディンスタジアムでの試合をまた観戦できることを喜んでいます。
 
 


オシムジャパン勝手に応援ツァー Ⅳ 「猥雑さと混沌の中で・・・」

2007-07-15 15:31:47 | 海外の旅

 ハノイは私たちに、バイクの洪水と共に、猥雑さと混沌の中で人々がうごめく凄まじさを見せつけてくれました。
 それはハノイに生きる人たちのエネルギーの塊だったのかもしれません。

 一日目に歩いたところは、いわゆる旧市街に属する界隈でした。
 どのように表現したらその様子が的確に伝わるだろうか・・・、私の手はハタと停まってしまいます。

 典型的な街の表情をスケッチすると・・・、およそ3~4メートルの間口の店が延々と続きます。その店の一つ一つは専門店化(?)していて、単一の商品を商っています。例えば、服飾類、菓子類、家具類、などといった具合です。そしてそれらの専門店はブロック毎におおよそ固まって連なっているようでした。
 ほとんどの店にドアなどはなく、開放された店先に店員とおぼしき人が客の到来を待っているといった様子でした。
 その商店街のところどころには、食堂とも呼べないような食べ物屋さんが鍋釜一つで何やら得体の知れないもの(少なくとも私からはそう見えた)調理して商売しています。
 ともかく人が激しく行き交い、また何をするでもない人たちがたくさん群がり、街はなんともいえない活気を呈しています。
 きっと昔の日本の下町の商店街もかくあったのでは、と思わされました。

 ハノイの猥雑さを印象づけるのは、そうした前近代的な商店街の隣にドカーンと高層の近代的なホテルやビジネスビルが建っていることです。(添付した写真にも後方に薄くビルが建っているのが認められると思います)
 まさに、ハノイは今、猥雑さと混沌の中で激しく変貌を遂げようとしていると私の目には映りました。


オシムジャパン勝手に応援ツァー Ⅲ 「このバイクの洪水は何だ!?」

2007-07-13 21:45:16 | 海外の旅

 空港からハノイ市内に向かう夕闇のマイクロバスの中で、私たちは早速ハノイの現実に度肝を抜かれました。
 市内に入ったかなと思われたところで、私たちのバスは無数ともいえるバイクに取り囲まれてしまいました。(いや決して取り囲まれたわけではなく、取り囲まれるような状況になったという方が正確な表現です)
 情報通のツァーの同行者が言うには「アジアカップサッカーでベトナムがUAEに勝ったことに興奮した市民が街中をバイクで走り回っている」と言うのです。
 それにしてもおびただしいばかりのバイクの光の渦に包囲されてしまったような感覚に陥りました。

 驚きは翌朝にも続きます。
 翌朝、私たちは比較的早く(午前8時30分くらい)行動を開始しました。
 体にまとわりつくような暑さと湿気の中を、市内探索に出かけました。
 すると、もうホテルの前の道路からバイクがびっしりです。狭い道路をバイクが占拠しています。
 比較的広い道路に出ても事情は変わらず、バイクの洪水の中をわずかな乗用車が肩身狭そうに走っています。
 これが通勤時間帯だけの現象かと思っていたのですが、日中においても数は多少少なくなったものの一日中バイクが道路を占拠していることに変わりはありませんでした。(写真はまったくシャッターチャンスを逃してしまい、その様子を伝えきれない写真となってしまいました)
 ともかくハノイ市内では、老若男女(さすが老人のバイク姿はあまり見かけなかった)誰もがバイクに乗っているといった感じでした。
 どこかで聞いた(読んだ)ことがあります。
 日本のバイク産業は東南アジアで潤っていると・・・。
 そのことに深く納得させられる光景でした。

 それにしてもこのバイクの洪水が、いつの日にか自動車洪水にシフトしていくのでしょうか・・・。あの自転車洪水だった北京が自動車ラッシュに変貌したように・・・。

 さあ!これから対UAE戦です。固唾を飲みながらTVの前で見守ります!


オシムジャパン勝手に応援ツァー Ⅱ 「試合結果が蒸し暑さを増幅し・・・」

2007-07-12 20:02:28 | 海外の旅

 行ってきました! オシムジャパン in ハノイ
 「いける!」と思っていた戦いが、最終盤にスルリと逃げていってしまい、蒸し暑さが一層増して私の体を覆いました。

 大会の様子はもちろん今回の旅のメインテーマですから触れねばならないテーマですが、ベトナム(ハノイ)そのものがなかなかディープな国と私には映りました。
 本日から何回かに分けてレポートしていきたいと思います。
 とりあえず今回は試合編を・・・。

 いやいやいや~、覚悟はして行ったもののハノイの蒸し暑さは半端なものではありませんでした!
 空港に降り立った途端から、体中を覆い包む蒸し暑さは、カラッとした気候に慣れている道産子にはこたえます。
 競技場も札幌ドームとは違い、もちろん空調なんてありません。
 座っているだけでTシャツは汗色に染まります。
 そんな中での戦いは、選手にとってはとても過酷な条件です。

 '04に建設されたスタジアムは近代的で、観衆も4万数千人を収容するそうですが、日本人サポーターはおそらく千人程度でしょうか? その他は関係者がバラバラという寂しいスタンドです。
 コンサドーレの試合の熱狂的な応援に慣れている私にとっては、静かにひっそりと試合が始まった感じでした。
 そんな空気をかき消そうとするかのように日本人サポーターの間から時折り「にっぽん!チャチャチャ」の声が響き、私も和したのですが果たして選手たちに届いていたのかどうか。
 そうした日本人の声援より、一人のカタール人サポーターがハンドマイク片手に歌うコーランのような歌声の方がスタジアム内に響き渡ります。これには日本人サポーターも苦笑いをするしかありませんでした。

 慎重な試合運びをする日本はボール支配率で上回り、攻守とも決定的な場面のないまま前半を終えました。
 私を含めて日本人サポーターの間には、得点はなかったものの「試合運びとしては、これでOK」というような雰囲気でハーフタイムを迎えました。
 後半16分、私たちにとって待望の先取点が高原によってもたらされました。
 サポーター席は大盛り上がりで「これで勝った!」と言わんばかりの盛り上がりでした。
 事実、その後もこちらのチャンスはあるものの、ピンチらしいピンチもなく「いい報告ができそうだな」と考えていた矢先に悲劇が待っていました。
 フリーキックを取られた時、サポーター席から悲鳴とともに審判への抗議の声が聞こえました。
 しかし、私の席(バックススタンドの左前方)から見ても確かに阿部選手は腰を折るようにして相手セバスチャンを妨害しているように見え、「取られてもしかたないかなぁ」というように映りました。

 幸福感に満ちながら試合展開を追っていた私は、一気に奈落の底へ・・・。
 出るのはため息ばかり、その気持ちは選手も同様だったようです。
 試合後、サポーターの前に挨拶に来た選手の表情(写真から覗えないでしょうか?)からは徒労感が全身を覆っているようでした。

 試合の途中からスタジアムの上空には真っ黒な雲が垂れ込め、稲光が何度も光り、今にもスコールがくるのではと思われたのですが、幸いなことに雨に遭遇することはありませんでした。
 オシムジャパンの行く手にも暗雲が垂れ込めたような印象ですが、天候同様なんとか持ちこたえてくれることを願いたいと思います。

 次回からは、ハノイのディープな街の表情をレポートします。


千歳飛行場から

2007-07-08 12:56:47 | 海外の旅

 千歳飛行場に着き、ちょっと時間があったので、飛行場内をブラブラしていました。
 するとインターネットコーナーがあったので、興味津々で動かしています。
 今日の朝の投稿にさっそくシクラメンさんからコメントがあったことを知りました。
 インターネット使用料は、10分100円です。
 まもなく時間切れとなります。
 それではこれから行ってきます。


オシムジャパン勝手に応援ツァー

2007-07-08 09:24:41 | 海外の旅

 明日から4日間ほどベトナムに行ってくることにしました。
 目的は、サッカー日本代表がAFCアジアカップ2007でカタールと対戦する試合を勝手に応援するために夫婦二人で行ってくることにしたのです。
 「何を馬鹿なことを・・・」とおっしゃりたい向きが多いのではと思われますが、私自身も「何と馬鹿なことを思いついたのだろう」と思ってはいるんです。

 それは息子の何気ない一言から始まりました。
 昨年11月、札幌ドームで行なわれた日本代表 VS サウジアラビア戦を息子と一緒に観戦しました。観戦後、息子と酒を酌み交わしながら私が興奮して感想を語ったことを彼は忘れていなかったようです。
 4月のある日、「父さん、アジアカップを観戦してきたら・・・」。彼は気軽に言ったつもりだったようです。
 しかし、その彼の一言が私の心に火を点けました。「それもいいなぁ・・・」と。

 私は自分の行為を正当化(?)するために、自分への言い訳を何点か考えました。
 その一つは、退職を記念するイベントをこれまで何一つやっていなかったので、その意味をもたせること。
 二つめに、将来完全なフリーとなったとき、できるだけ機会を作って海外を旅したいと考えているのですが、その予行演習的な意味をもたせること。
 そして、趣味の一つであるサッカー観戦としては、今年最も注目すべき大会であるということ。
 そしてそして、何といっても注目は第一戦でしょう。こうした大きな大会では最初の戦いをどう進めるかが大きな鍵を握ると言われています。ですから・・・。
 以上のような屁理屈をつけて行ってくることにしました。

 灼熱のベトナムでオシムジャパンに勝手におしむない (ん!?)声援を送ってきます!

 それでは今から行ってまいります。
 よってこのブログも3日ほどお休みにします。