田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

オシムジャパン勝手に応援ツァー Ⅵ 「ハノイ食事情」

2007-07-18 19:00:01 | 海外の旅

 ベトナムから帰国直後、職場の同僚から「ベトナム料理はいかがでしたか?」と開口一番問われました。
 私は率直に「ええ、美味しかったですよ!」と答えました。

 猥雑な街中を積極的に散策した私たちでしたが、さすがに街中のものを口にすることはできませんでした。
 お目付け役がうるさくて、というより私自身も街中の食べ物屋さんのものに手を出す勇気はもてませんでした。
 ということで、ガイドブックに出ているレストランやホテルなどでの食事となってしまいました。

 朝食は、宿泊したホテルでバイキング形式で提供されました。
 ホテルの格が中クラスということで、朝食もそれなりといった感じでしたが、その中の一つにベトナム料理の名物フォーがありました。鳥ガラの薄味スープがなかなか美味でした。

 昼食は、二度摂る機会があったのですが、一日目は外国資本が入居するビルの一階にあったレストランで、二日目は市内でも有数のホテルの一つ、ホライゾンホテルのカフェテリアのようなところで摂りました。
 私は無類の麺好きですので、昼食にはぜひとも名物のフォーをと思っていたのですが、残念ながら両方の店ともメニューにフォーはないのです。どうやらフォーは庶民の食べ物ということでこうしたところでは扱っていないのでしょうか。(それとも私の単なる見逃し?)
 それでも私は麺にこだわり、ヌードル系を二日とも食しました。一日目は汁のない焼き麺系、二日目はスープ入りの麺を食しました。両方とも私の舌に合っていて美味しいものでした。特に二日目のヌードルは日本では味わったことのない麺の舌触りが新鮮でした。(写真は二日目の昼食 Wonton Noodle Soup 3.95$)

 夕食は、ガイドブックに載っていたレストラン(「WILD RICE」という店名)に趣き、ベトナム料理のコースメニューをオーダーしました。
 スープから始まり、前菜、肉、魚、サラダ、米飯、デザートと供されましたが、私には特に春巻風の肉料理が美味しく思えました。しかし、雷魚(川魚)を油で調理したものはあまり私にはいただけませんでした。(21$ with Bear)
 総じてベトナム料理は日本人の舌にはよく合う料理ではないかと思いました。

 私たち日本人でも気楽に街中の食べ物屋さんのフォー料理を口にできるような衛生状態にハノイの街が変貌を遂げるのは何時の頃になるのだろうか?