サッカーの話題を先に記したために、順序が逆になりましたが、私がとても楽しみにしていた、そして札幌に住んでいることのアドバンテージを感じさせてくれる「カルチャーナイト2007」を満喫させていただきました!
カルチャーナイトにこだわった私は、前日(7月19日)に円山動物園で行なわれた前夜祭から参加しました。
前夜祭は「カルチャーナイトフォーラムとヴァイオリンの夕べ」と題して ~人と動物と環境~ をテーマに開催されました。
登壇者は、金澤円山動物園園長、辻井カルチャーナイト実行委員長、それに札響のコンサートマスターを務めるヴァイオリンの平井まゆみさんの三人でした。
この日、動物園は夕方から無料開放されていたためか、たくさんの市民が詰めかけていました。
そうした中、前夜祭は園内の野外ステージで行なわれたのですが、開会前に鷹匠によるトビとシマフクロウのフリーフライトを目の前で見せていただきました。
サービス精神旺盛な動物園の姿を垣間見た思いでした。(旭山効果が波及している???)
フォーラムはどちらかというと金澤園長がリードし、円山動物園の取り組みや、動物園の内輪話的なことが主で、金澤園長の話に辻井氏が柔らかに応えるといった形で進められました。
カルチャーナイトのことについては軽く触れただけでしたが、むしろくどくどとその意義などを強調しなかったところに清々しさのようなものを感じました。
フォーラムの合間、合間に平井まゆみさんが比較的軽い曲を(「白鳥」「小象の行進」「星に祈りを」など)6曲ほど披露していただきましたが、風の音や近くのフラミンゴの鳴き声とともに聞こえてくるヴァイオリンの響きもなかなか良いものでした。
こうして翌日のカルチャーナイト本番への期待を高めてくれました。
さて本番ですが、私たちは一晩の中で、市役所見学ツァー ⇒ 道新プラザでの木管三重奏 ⇒ 時計台ホールでの弦楽四重奏 ⇒ HBC放送局見学 と渡り歩き、カルチャーナイトを満喫しました。
明日より数回に分けてその様子をリポートしたいと思います。