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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

八重山諸島の旅を振り返る~アクティビティー

2015-02-22 19:34:25 | 道外の旅

 私の旅が一般的な60代の方々の旅と違うとしたら、それは旅の中にかならずアクティビティーを取り入れていることであろう。その地の景色や文化を見たり、触れたりするだけではなく、その地に自ら働きかけることによって、より豊かな旅になると信じているからだ。 

          
          ※ レンタサイクルの主人が小浜島でイチオシの海岸として推奨してくれた浜辺です。

 今回の旅において、私の旅が一般的な60代の方々の旅と異なった旅の形だとしたら、それは島内の移動に自転車や車を使ったり、山に登ったり、カヌーイングやトレッキングなどを取り入れていることだろう。
 それは単にバスで移動し、景色や文化などを見て回る一般と旅とは大いに異なると自分では信じている。
 確かに私もその地を観光で訪れているのだから、名所旧跡はできるだけチェックするように心掛けている。ただ、私の場合はそれだけではどこか物足りないのだ。訪れた地にもっと自ら働きかけてみたい、するとそこには一般の旅では得られない何かが得られるはずだ、という思いが常にあるのだ。
          

 今回の場合、まず小浜島、黒島の島内移動にはレンタサイクルを選択した。その理由は、島内滞在の時間から判断して自転車が最適と判断したからだが、自転車での島内巡りは島に吹き渡る風を感じ、道端に居た土地の人たちとの会話を産み出してくれた。
 また、アシスト付き自転車の初体験については旅の途中からも報告したが「笑っちゃうくらい上りが楽だった!」という迷言を編み出した。

          
          ※ 西表島で使用したレンタカーです。マツダ製の1,300CCの車でした。自転車は残念ながら写真はありません。  

 西表島はその島の大きさからレンタカーとした。それは私が宿泊先とした大原地区にはレンタバイクの店がなかったことによる。一日の移動距離が80キロ程度だったからレンタバイクで十分だったのだが…。(昨年の奄美群島の旅ではレンタバイクが大活躍だった)

 山に登ったと書いたが、これはそれほどのことではない。小浜島の中央部にちょこっと小高い丘がある。島の最高峰(?)「大岳(うふだき)」である。300段の階段がついている可愛い山(?)だった。山頂からは小浜島全体が見渡せた。これとて、一般の観光客は登ることはないだろう。というよりも、小浜島自体一般の観光ツアーには組み込まれてない島である。

          
※ ご覧のような小高い丘が小浜島の最高峰「大岳(うふだき)」です。

          
          ※ 「大岳」山頂から見た景色です。海の向こうに無人島の「嘉弥真島」が見えます。

 カヌーイングについては旅の中でも報告したが、今回の旅のハイライトであったが、下半身がびしょ濡れになりながらも十分に楽しめた。これも特別に希望しないかぎり一般のツアーでは体験できないものであろう。

          
          ※ カヌーではすぐ目の前まで行ってヒルギの根を写真に撮ることができました。

          
          ※ 大サービスです!スタッフに撮っていただいた私がカヌーを漕ぐポーズをしているところです。

 トレッキングもそうである。こちらは二つの滝(マリユドゥの滝、カンピレーの滝)までの往復路で、高齢者の方にもけっこう出会うことができたが、それらの方々はそのことを目的にして島を訪れた方のようだった。

          
          ※ 二つの滝へ向かうトレッキングコースです。こうした道を2.2キロ山奥へと進みました。

          
          ※ 一つ目の滝「マリユドゥの滝」の遠景です。この滝は近づくことができません。

          
          ※ もう一方の滝「カンピレーの滝」です。こちらは直ぐ近くまで近寄れました。

 このように私は旅の中に積極的にアクティビティーを組み込むようにしている。アクティビティーとは言っても、若者たちが好むシュノーケリングとか、ダイビング、キャニオリングなど、よりアクティブなことはちょっと無理であるが、私にも可能なアクティビティーはこれからの旅でも組み込めたらと思っている。
 そうすることが同世代の方々より、より豊かな旅が実現できているという思いがあるからだ。

          
          ※ 小浜島で道の両側をサトウキビに囲まれた一本道のため「シュガーロード」と呼ばれている個所です。

 ※ 私の旅を称して、年齢的にはアクティブな旅と称する方がいるが、年代の平均的な旅からすると多少はそう言えるかもしれないが、我々年代でもっともっとアクティブに行動されている方がゴマンといるのも事実であり、私自身そのことは十分に承知しているつもりだ。