凄い迫力だった! 素晴らしい音響だった! 浅田真央のソチ五輪の舞いが目の前で蘇る! 紅白歌合戦のステージで嵐が弾けるように踊っている! 技術の粋を結集した8Kスーパーハイビジョンは想像以上だった。
※ 8Kスーパーハイビジョン パブリックビューイングをアピールするNHK札幌放送局のエントランスです。
今話題の(話題になっているかな?)8Kスーパーハイビジョンのパブリックビューイングが雪まつりに合わせてNHK札幌放送局で開催されていて、今日の午後それを体験することができた。
8Kスーパーハイビジョンとは、現在放送されているハイビジョンの16倍にあたる3,300万画素の超高精細映像だという。加えて今回は22.2chのマルチチャンネルの三次元音響で臨場感たっぷりの映像を楽しめるという触れ込みだった。
※ SHVの超高精細度を比較する図です。
パブリックビューイングはNHK札幌放送局の第1スタジオを会場としていたが、会場内の椅子席は150席程度だろうか?私は開場前に並んで待ったこともあって前から2列目という好位置で楽しむことができた。(その位置はスクリーンから5mという近さだった)
スクリーンの大きさは目測で3m × 5mといったところか?
私が見た回はBブグラムだったので、次のような内容の40分だった。
◇This is SHV(スーパーハイビジョン)
◇ソチ五輪2014(浅田真央FS)
◇絶景体感!宇宙
◇第65回NHK紅白歌合戦
◇日本遺産 冬
◇「花燃ゆ」大河ドラマの舞台裏
最初のプログラムで、現在のハイビジョンとの違いを映像の違いで具体的に提示した。それによると、現在のハイビジョンの場合、詳細に拡大して見てみるとまだまだ粗いところが目立つが、SHVになるとそれはどこまでもクッキリといった感じだった。首を上に上げなければ画面全体が見えないくらい近い位置から見ても画面のきめ細かさは変わらなかった。
音響も臨場感たっぷりだった。
たくさんのプログラムの中でも、ソチ五輪の浅田真央の演技と、紅白歌合戦の映像が特に印象的だった。
大画面の中で、ショートの失敗を振り払い懸命に演技する浅田真央の真剣な表情をカメラは余すところなく捉えていた。ジャンプが成功する度に会場内に沸き起こる歓声と拍手が臨場感たっぷりに伝わってきた。
SHVの効果が最も表れていたのは紅白歌合戦の映像のように思った。
歌い手の表情が手に取るように判る上、音響の素晴らしさもあって歌声がとてもきれいに聞こえてきた。まるで会場にいるようでありながら、時にはアップで、時にはカメラを引いてと、会場にいる以上に歌合戦の華やかさを実感できたように思われた。
現在、私たちはハイビジョン放送を楽しみながら、特に不満もないほどハイビジョンの技術は素晴らしいと思っているが、将来SHVが実用化された暁にはやはりSHVに惹かれてしまうのだろうなぁ、と実感したパブリックビューイングだった。
なお、NHKによるとSHVの本放送の開始を2018年を目ざしているということだから、そんなに遠い未来の話ではない。
※ 8Kスーパーハイビジョン パブリックビューイングをアピールするNHK札幌放送局のエントランスです。
今話題の(話題になっているかな?)8Kスーパーハイビジョンのパブリックビューイングが雪まつりに合わせてNHK札幌放送局で開催されていて、今日の午後それを体験することができた。
8Kスーパーハイビジョンとは、現在放送されているハイビジョンの16倍にあたる3,300万画素の超高精細映像だという。加えて今回は22.2chのマルチチャンネルの三次元音響で臨場感たっぷりの映像を楽しめるという触れ込みだった。
※ SHVの超高精細度を比較する図です。
パブリックビューイングはNHK札幌放送局の第1スタジオを会場としていたが、会場内の椅子席は150席程度だろうか?私は開場前に並んで待ったこともあって前から2列目という好位置で楽しむことができた。(その位置はスクリーンから5mという近さだった)
スクリーンの大きさは目測で3m × 5mといったところか?
私が見た回はBブグラムだったので、次のような内容の40分だった。
◇This is SHV(スーパーハイビジョン)
◇ソチ五輪2014(浅田真央FS)
◇絶景体感!宇宙
◇第65回NHK紅白歌合戦
◇日本遺産 冬
◇「花燃ゆ」大河ドラマの舞台裏
最初のプログラムで、現在のハイビジョンとの違いを映像の違いで具体的に提示した。それによると、現在のハイビジョンの場合、詳細に拡大して見てみるとまだまだ粗いところが目立つが、SHVになるとそれはどこまでもクッキリといった感じだった。首を上に上げなければ画面全体が見えないくらい近い位置から見ても画面のきめ細かさは変わらなかった。
音響も臨場感たっぷりだった。
たくさんのプログラムの中でも、ソチ五輪の浅田真央の演技と、紅白歌合戦の映像が特に印象的だった。
大画面の中で、ショートの失敗を振り払い懸命に演技する浅田真央の真剣な表情をカメラは余すところなく捉えていた。ジャンプが成功する度に会場内に沸き起こる歓声と拍手が臨場感たっぷりに伝わってきた。
SHVの効果が最も表れていたのは紅白歌合戦の映像のように思った。
歌い手の表情が手に取るように判る上、音響の素晴らしさもあって歌声がとてもきれいに聞こえてきた。まるで会場にいるようでありながら、時にはアップで、時にはカメラを引いてと、会場にいる以上に歌合戦の華やかさを実感できたように思われた。
現在、私たちはハイビジョン放送を楽しみながら、特に不満もないほどハイビジョンの技術は素晴らしいと思っているが、将来SHVが実用化された暁にはやはりSHVに惹かれてしまうのだろうなぁ、と実感したパブリックビューイングだった。
なお、NHKによるとSHVの本放送の開始を2018年を目ざしているということだから、そんなに遠い未来の話ではない。