田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

朝里川温泉スキー場

2007-12-25 23:20:06 | スポーツ & スポーツ観戦
 初滑りは「朝里川温泉スキー場」と決めていました。
 札幌圏域のスキー場としては、それほど有名でもなく、大きくもないスキー場に何故?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
 でも私にとっては思い出多いスキー場だったのです。

 もう三十年くらい前に話は遡ります。
 昭和54年春、全日本スキー連盟の指導員検定が朝里川温泉スキー場で行なわれ、合格証をいただいたスキー場だったのです。

 三十年の月日は、私の記憶のほとんどを遠くの彼方に追いやっていました。
 その中で、私のかすかな記憶に残っていたことは…、
 スキー場が谷間に造られていたこと。
 そしてスキー場が二つの丘からできていて、検定は主に上部の丘で行なわれたこと。
 宿舎として、「友愛山荘」に泊ったこと、などでした。

 かすかな記憶を辿りながら、朝里川温泉スキー場に向かうと、確かにスキー場は両側から山が迫る一方の山にありました。
 駐車場が狭く、多くのスキー客を招じ入れるには難しいかな、と思われました。
 スキー場のリフトは三本が縦に連なり、山頂へと導いてくれました。
 スキー場のレイアウトが当時と同じなのか否かは、私の記憶では思い出すことができませんでした。
 気になったのは、以前コースであったらしきところが、今は使われていなかったことです。

 最後の記憶の「友愛山荘」は今や影も形もありませんでした。
 地元の人に聞くと、すでに十数年前に取り壊されたとのことでした。
 若者が低料金で宿泊できる施設として、当時は大学のスキー部などが合宿をしていたのですが、時代の波の中で消えていったのでしょうか。

 スキー場は休日にもかかわらず、けっして多くのスキーヤーで賑わっていたとは言い難い状況でした。
 ダブルリフトの一方は休止していました。
 往時を知る私には寂しいかぎりです。

  スキーが過去の栄華を取り戻すことはもはや難しいことなのでしょうか?


※曇天だったために向こうに海が見えません。残念!晴れていたらきっと日本海がきれいに見えるんでしょうが・・・。