田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

交番相談員

2007-12-14 22:44:59 | 札幌(圏)探訪
 私の通勤経路に交番があり、朝晩その前を通過して通勤しています。
 交番の横を通り過ぎるとき「交通相談員」というプレートが気にかかっていました。
 「交通相談員ってどんな相談をうけるんだろう?しかもそこに座っている人は制服ではなくブレザーを羽織っているのも気になるなぁ…」と思っていました。

 過日、思い切って交番にお邪魔して、インタビュー(というような大げさなものじゃなく、ただ単に聞いただけなんですけどね)を試みました。
 すると、いきなり間違いを指摘されました。「交相談員」ではなく、「交相談員」だと・・・。なるほどよく見ると「交番」でした。

 そして「交番相談員」とは、「交番にはいつも警察官がいてほしい」という住民の願いに応えて、警察官がパトロールや事件発生などで所外活動中でも、交番を訪れた住民に適切に対応がなされるように主要な交番に配置されているそうです。
 制服姿ではなかったのは、相談員には警察官OBが配置されているとのことで、私の予想通りでした。

 HPを繰ると、「交番相談員」の職務について次のように記されていました。
 「住民の意見・要望の聴取、遺失・拾得届受理、被害届の代書及び預かり、地理案内など」となっています。

 交番の役割を補完するこうした任務は、警察官OBでなければできない仕事です。
 役人の天下り問題がマスコミで取り上げられますが、「交番相談員」のようなキャリアを生かし、現場を補完するような役割であれば市民からも歓迎されるのではないでしょうか。

※「交番相談員」は写真のような胸章を付けて勤務しています。