ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北佐久郡立科町にある女神湖の湿地では、クリンソウが咲いています

2017年06月22日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町にある女神湖は、梅雨時は観光客が少なく、静かな高原リゾートの湖(人工湖)です。

 たまたま、風が吹いていないためか、湖面に周囲の木々が映り込んで、なかなか美しい風景です。





 湖面の標高は1540メートルだそうです。

 蓼科山(標高2531メートル)の山麓側になる、女神湖の南側からは、雪融け水が流れ込み、湿地帯になっています。この湿地帯では、四季折々の山野草が花を咲かせます。

 その湿地の小川沿いでは、クリンソウ(九輪草)が花を咲かせています。





 湿地の温度にはムラがあるようで、花が咲き終わったクリンソウと、ちょうど開花しているクリンソウが混在しています。

 湿地の中では、コバイケイソウが成長しています。その中の一部が花を咲かせています。



 この山野草はたぶん、コバイケイソウではないかと推定していますが、“バイケイソウ”かもしれません。

 湿地から少し北側に進んだ地域では、驚いたことに、ニホンサクラソウが20株ほど、何とかまだ咲いています。



 この辺りは、木陰のためか、温度が低く、季節の進み方が遅いようです。

 湿地帯の中に生えている低木に、オオヨシキリが留まっていて、よく鳴いています。



 観光客がいない、静かな湖畔では(ボート遊びの方がいないのです)、水辺をキセキレイが歩いています。



 梅雨が開けると、観光客が次第に増えてくることと思います。夏のリゾートになります。