ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県南佐久郡佐久穂町の八千穂高原では、ベニバナイチヤクソウの花が咲いています。

2017年06月12日 | 旅行
 長野県南佐久郡佐久穂町の山麓にある、標高約1500メートル前後の八千穂高原では、深い森をつくる針葉樹林の根元では、ベニバナイチヤクソウの花が咲いています。

 今年は、八千穂高原では、ベニバナイチヤクソウの開花は遅れたようです。

 八千穂高原では、ベニバナイチヤクソウは標高が高い部分と低い部分で咲くため、どちらかの開花期で、ベニバナイチヤクソウの花を観賞できます。

 今年は、標高が低い方が咲き始めています。





 長さ100メートルぐらいにわたって、針葉樹の根元でベニバナイチヤクソウが数10本、咲いています。





 不思議なことに、ベニバナイチヤクソウの群生地は、どこでもという訳ではなく、針葉樹林の中でも咲く場所と咲かない場所に分かれています。この理由は不明です。

 もうしばらくすると、標高が高い部分でも、ベニバナイチヤクソウが数10本以上、咲き始めると想像しています。

 レンゲツツジも、林の中で咲き終わった部分と、咲き始めた部分が混在しています。



 針葉樹帯の標高が低い部分では、野アヤメが咲き始めています。



 野アヤメは、次第に標高が高い部分に開花するものが移って行きます。



 野鳥はホオジロなどを時々、見かけました。しかし、木々の葉が繁り、姿は長くは見ることができません。

 お目当てのカッコウやホトトギスは鳴き声しか聞こえませんでした。

 山道に、痩せこけたキツネがでてきました。動きから元気があまり無いように見えました。



 このキツネはすぐに姿を消しました。かなり厳しい自然の中で生きている様子です。