ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県川越市の伊佐沼のハス田では、カイツブリが巣をつくり、子育て中です

2017年06月17日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市伊佐沼にある伊佐沼では、カイツブリが浮巣をつくり、子育て中です。

 伊佐沼は大まかには長方形に近い形の池で、南北方向にが800メートル・東西方向に200メートルほどの大きな池です。いくらか西側に傾いています。

 田植えシーズンは過ぎましたが、貯水量はほぼ満杯と多く、池の水位は高いままです。

 このため、伊佐沼の北側にあるハス田では、葉が水面に浮いています。見た眼では、まだ蕾がでていません。





 例年に比べて、水位が高いために、カイツブリは北側のハス田の真ん中で浮巣をつくらず、橋状の遊歩道の南側に巣を設けています。

 西側の岸辺に近いハス田の中に巣を設けたカイツブリの親子です。子供の幼鳥が2羽、母親の後を追っています。



 この時のヒナ(幼鳥)の数は2羽です。産まれたヒナの数はもっと多いはずです。そのヒナは無事にもう独り立ちしたのか、あるいは犠牲になっのかは不明です。

 その近くのハス田の中にいたカイツブリです。父親ではないかと推定しています。



 ハス田の中に戻ったカイツブリの親子です。





 もう一つの浮巣は、橋状の遊歩道の南側のすぐ近くにあります。見下ろせる位置関係なので、浮巣は丸見えです(カラスなどにも丸見えになっています)。

 ヒナが5羽ほどいる様子です。

 カイツブリの母親(たぶん)がいくらか大きい魚をくちばしにくわえて、巣に運んできました。



 元気なヒナが、その魚を受け取り、大きな口を開けて、飲み込んでいます。



 父親(たぶん)は、時々、近くを通ります。

 ハス田からいくらか南側の杭の上には、ダイサギやコサギなどが休んでいます。



 伊佐沼は、一見するとのどかな風景です。でも、今回、産まれたカイツブリの幼鳥(ヒナ)の半分程度が成鳥になると予想されます。

 自然界の厳しい掟が、カイツブリの幼鳥を待ち受けています。