ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都文京区にある六義園には、キンクロハジロなどのカモ類が飛来しています

2015年11月28日 | 季節の移ろい
 東京都文京区本駒込の東京都立の公園の六義園は、急に冷え込んだ天候によって、紅葉が進んだと報じられたことから紅葉狩りの人々で混んでいます。

 紅葉の名所である特別名称の六義園(りきぎえん)は、複雑に入り組んだ大きな池の“大泉水”の周りに、松などを配置した“回遊式築山泉水”の大名庭園です。

 その大きな池の大泉水を見下ろせるように築かれた築山“富士見山”(標高は35メートル)の山頂は昔の紀州(現在の和歌山県)の峠名から「藤代峠」と呼ばれています。その藤代峠から見た大泉水です。



 大きな池の大泉水には、水鳥のカモ類が飛来しています。



 大泉水に設けられた島には、カルガモなどが集まっています。



 いろいろなカモ類が水面を泳いでいます。身体の羽根の色が黒いキンクロハジロが岸辺に寄って来ました。





 くちばしが長いハシビロガモも寄って来ました。





 岸辺では、コサギが小魚を捕っています。身体の羽根の色が白いので、遠目からも目立ちます。


 
 大名庭園の六義園は、江戸時代から明治時代への移行時にいくらか荒廃しましたが、明治時代に三菱財閥の創業者である岩崎弥太郎が別邸として整備し、現在の六義園の原型を築きました。


東京都文京区本駒込にある六義園では、カエデなどの紅葉が鮮やかです

2015年11月28日 | 季節の移ろい
 東京都文京区本駒込の東京都立公園の六義園はカエデなどの紅葉の時期でした。

 東京都内の紅葉の名所である特別名勝の六義園(りきぎえん)は、複雑に入り組んだ大きな池の“大泉水”の周りに、松などを配置した“回遊式築山泉水”の大名庭園です。



 大きな池の“大泉水”の吹上浜に設けられた吹上茶屋です。



 六義園は大きな池の岸辺に、松を中心に風景風な庭園がつくられ、その周囲にツツジやハギ、アジサイなどが植えられた構成です。



 そのさまざなな木々の一つとして、カエデの木などが植えられています。







 “モミジ”という名前の木は、植物分類上はありません。カエデの仲間です。

 池の岸辺に植えられた落葉樹も紅葉が進んでいます。



 昨日から関東地方は急に冷え込んだ影響によって、東京都内の紅葉が進むと、テレビのニュースで流れ、東京都内の紅葉の名所である特別名称の六義園は、平日にもかかわらず、多くの方が来園していました。
 
 このため、日ごろはJR山手線の駒込駅から10数分ほど南に歩くと出てくる正門だけではなく、駒込駅のすぐ近くの染井門が出入り口として開いていました。ここは臨時の出入り口です。

 染井門から入ると、しばらくは背の高い木々の深い森の中の小道を進みます。いくらか進むと、中央にある複雑な形の池に通じる小道になります。

 正門近くでは、小規模な菊花展が開催されていましたが、キクは花期を過ぎた感じでした。

 正門近くの“しだれ桜”やウメなどが植えられた小さな広場では、昔ながらの大道芸の方が人気を集めていました。



 マツなどの緑色の木々の中に、広葉樹の葉がいくつか色づき、カエデの木が紅葉し始めている風景でした。

 この大名庭園である六義園は、五代将軍の徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主の柳沢吉保が元禄15年(1702年)に造園したものが原型です。