ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の佐久荒船高原には、イカルの大群が飛来しています

2015年11月06日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、葉が落ち始める木々が増え、晩秋に向かっています。

 11月に入り、標高が約1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原は、穏やかな晴れの秋の日が続いています。

 佐久荒船高原の西側にある小さな展望台からは、北西方向にそびえている浅間山(標高2568メートル)が望めます。



 浅間山山頂はまだ冠雪していません。山頂からは小さな噴煙も出ていません。

 浅間山の西側にある外輪山山系です。黒斑山などが見えているのではないかと思います。



 浅間山を何気なく眺めていると、小さな展望台の目の前の落葉した木に、イカルの群れが上空から下りてきて留まりました。

 落葉した木の反対側にイカルが10数羽、留まったために、枝越しにしか見えません。



 イカルはお互いに距離を置いて留まり、枝の表面の何かを食べています(あるいは空中で捕えた昆虫を食べている可能性もあります)。




 
 1羽のイカルが叫ぶと、10数羽のイカルはいっせいに飛び去りました。イカルの群れが目の前にいたのは、2分ぐらいです。

 最近、佐久荒船高原の上空を、数10羽の大群で飛んでいる野鳥はイカルでした。

 もうしばらくすると、アトリの群れが飛来すると期待しています。

 アトリなどが好んで食べるツルウメモドキの実が多数できているからです。



 このツルウメモドキの実は、殻が開くと、赤い実が見えるようになり、なかなか美しいです。地元の農産物販売所では、生け花の材料として売られています。

 佐久荒船高原の森の木々は毎日、多数の葉を落としています。

 その落葉する木々の中で、紅葉しているカエデ系の木です。



 佐久荒船高原は朝晩、かなり冷え込むようになりました。

 

埼玉県川越市郊外にある伊佐沼で、コチドリとイカルチドリなどを観察しました

2015年11月06日 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市市街地の東側郊外にある伊佐沼で、コチドリなどを見かけました。約1カ月ぶりに、川越市の伊佐沼に立ち寄った話しの続きです。

 農業用水を供給する溜池である伊佐沼は、秋が深まったために、蓄えた水量を大幅に減らしています。

 水量が大幅に減って現れた中州には、ダイサギやコサギなどが集まっています。



 水量が大幅に減らした結果として出現した岸辺には、コチドリとイカルチドリが来ていました。

 水辺近くで、エサを探すコチドリです。





 コチドリの特徴になっている目の周りの黄色い“アイリング”が目立ちます。コチドリは全長約16センチメートルと、スズメぐらいの大きさです。
 
 一見、コチドリに似ているイカルチドリです。



 イカルチドリは、くちばしがコチドリに比べて、やや長いです。首の下の黒い輪にような模様も幅が小さいです。





 このイカルチドリは、枯れ葉の陰に隠れているのだそうです。
 
 この岸辺には、熟練の野鳥観察愛好家の方が観察されていました。そして、コチドリとイカルチドリがいる場所を教えていただきました。

 コチドリとイカルチドリ以外には、ツルシギ(と推定)もいました。


 
 伊佐沼は季節ごとにいろいろなカモ類などの水鳥が飛来します。それを観察することが楽しみの一つです。