ВЕЧНЫЙ МУЖ
1869年 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
地位と財産が無かったら、女性から相手にされないだろうなぁ、と思われる男性は
世界中に少なからず存在しますね
この物語の主人公の一人、トルソーツキーはそんな人です。
妻は社交界の花形で、機智に富んだ会話をし尊敬も集め、男性関係もちらほらあります。
トルソーツキーは、その女性の夫ということだけが人々の印象に残っている男性でした。
かたや、もう一方の主人公ヴェリチャーニノフは経験も豊富な
上流階級で人気と実績を積んできた男性。
彼はトルソーツキーの妻ナターリアと一時関係が有り
他の男性の登場で彼女のもとを去った過去があります。
物語は、ペテルブルグでトルソーツキーがヴェリチャーニノフを
つけまわすところから始まります。
ナターリアは既に亡くなっていました。
その後、ヴェリチャニーニフの娘と思われるリーザが登場したと思ったら
亡くなったり、トルソーツキーが名家の15歳の少女に求婚したりといろいろあるわけですが…
もう、トルソーツキーって人、すごくイライラしちゃう
持って回った言い方や、卑屈になったり開き直ったり、帰れって言うのに居座ったり
求婚した少女たちに思いっきりバカにされたりでいいところひとつもなし!!
ヴァエリチャ-ニノフは、嫌悪しながらも憎めないってぇことを言ってますが
私はごめんこうむるね
訳者(千種堅さん)がロシア語で “永遠” 以外に “万年” という意味がある、と
解説に書いておられましたが、ニュアンスとしてはそっちが近いみたい。
夫以外に役割が無い男性。 美しく人気者の妻の側にいるだけで満足なの。
でも、情けないけど旦那さんとしてはいいんじゃない?
お金はあるし、好きにさせてくれるし、浮気も黙認。
お互いが妥協づくの結婚なら、相手がこういう人の方が楽かもね
UNOんちみたいな感じでしょうか?
“ドストエフスキーでも読んでみようかしら?”と思って
最初に手にしたのが『永遠の夫』でした。理由は短かったから。
そしたら面白かったもんで、次に『白痴』を・・・ 失敗したわ。
そんなわけで他の作品に手が出せずにおります。
1869年 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
地位と財産が無かったら、女性から相手にされないだろうなぁ、と思われる男性は
世界中に少なからず存在しますね
この物語の主人公の一人、トルソーツキーはそんな人です。
妻は社交界の花形で、機智に富んだ会話をし尊敬も集め、男性関係もちらほらあります。
トルソーツキーは、その女性の夫ということだけが人々の印象に残っている男性でした。
かたや、もう一方の主人公ヴェリチャーニノフは経験も豊富な
上流階級で人気と実績を積んできた男性。
彼はトルソーツキーの妻ナターリアと一時関係が有り
他の男性の登場で彼女のもとを去った過去があります。
物語は、ペテルブルグでトルソーツキーがヴェリチャーニノフを
つけまわすところから始まります。
ナターリアは既に亡くなっていました。
その後、ヴェリチャニーニフの娘と思われるリーザが登場したと思ったら
亡くなったり、トルソーツキーが名家の15歳の少女に求婚したりといろいろあるわけですが…
もう、トルソーツキーって人、すごくイライラしちゃう
持って回った言い方や、卑屈になったり開き直ったり、帰れって言うのに居座ったり
求婚した少女たちに思いっきりバカにされたりでいいところひとつもなし!!
ヴァエリチャ-ニノフは、嫌悪しながらも憎めないってぇことを言ってますが
私はごめんこうむるね
訳者(千種堅さん)がロシア語で “永遠” 以外に “万年” という意味がある、と
解説に書いておられましたが、ニュアンスとしてはそっちが近いみたい。
夫以外に役割が無い男性。 美しく人気者の妻の側にいるだけで満足なの。
でも、情けないけど旦那さんとしてはいいんじゃない?
お金はあるし、好きにさせてくれるし、浮気も黙認。
お互いが妥協づくの結婚なら、相手がこういう人の方が楽かもね
UNOんちみたいな感じでしょうか?
“ドストエフスキーでも読んでみようかしら?”と思って
最初に手にしたのが『永遠の夫』でした。理由は短かったから。
そしたら面白かったもんで、次に『白痴』を・・・ 失敗したわ。
そんなわけで他の作品に手が出せずにおります。
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