万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

まんぷく寺寄席

2014年09月01日 | Weblog

         

 

秋風を肌に感じるようになった昨日8/31、予定通り「まんぷく寺寄席」を行いました。0時30分スタッフ集合、ミーテイングなのですがその頃にはもう何人かの参席者が来られていました。“瀬戸内しまのわ2014”事務局からも支援の方が2名来られてあれこれとご援助下さっています。

 同じ頃に福山駅まで出演者の方を迎えに行っていた若院も帰って来ました。春蝶師匠は2年振りの来山で3回目、月亭方正師匠は初めてのお目もじですが何度もお会いしているような感じがして何とはなく懐かしみがある方です。

開演の2時には満席となり、喚鐘を七五三に打って開演の勤行です。「重誓偈」をお唱えいたしましたが、大きな声で皆さん唱和下さいました。続いて若院が高座に上がり法話。この寺に、また浄土真宗の寺院に高座がある意味について語っていました。高座に僧が座って法を説いて来た、そのことがある頃から芸能活動としても発達してそれが、講談や落語として定着したのでした。 法を聞くことは、仏様の「みんなを本当の幸せにしたいと云う本願を」聞くことなのですと・・・・。

          

開演の勤行、法話がすむと、恒例のティータイム。庫裏やロビー、廊下などに設えた休息所で今年もお茶とシュークリーム。このシュークリームはいつも好評です。 休息所の各テーブルにはこのようなお花を小壺に生けて置きました。お花は谷条の藤原アヤさんの花壇からいただきました。若坊守が今年も担当しました。

  

 

       

 最初に月亭方正師匠が高座に上がりました。テレビでよく知られているだけに出囃子から拍手です。前置きはテレビ番組などの裏話などなど、大爆笑の連続から本話「手水回し」、よく語られる落語ですが、なんとも滑稽な話で又々爆笑の渦。

 

      

                            

続いて桂春蝶師匠が高座に上がり。今回で3回目とあって、ご存知の方も多く来ておられます。前話に笑い度チェックテスト話を数種されて「大三島の皆様は高度な笑いの反応があります」とよいしょ!されて参席の皆さんと一体感となって行かれました。さすがです。本話は「地獄八景」非常に長い話をかいつまんで現代風にアレンジして大爆笑の渦を起こして終わりました。

                                                   

 お二人の落語が終わって、二人で高座に上がってトーク、お二人とも初めてのこととのこと。拙寺でもこの高座に二人が上がったことは初めてのこと。愉快なトークでした。

 こんなにも大笑い、顎が外れるほど笑うことは日常ないことです。ビタミン笑(しょう)をみんな貰って帰って行かれました。来られた時とは随分と相貌が変わっておられましたヨ、


                                    

 私服に着替えられて大阪への帰途に就かれました。少しだけ観光案内をして福山へ若院の車で、

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