学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

授業中居眠りをするときの注意事項

2005-07-12 | 授業の雑談
授業中、居眠りをするときは、
筆記用具は必ず机の上に置いてからにしましょう。

時々、シャープペンシルを手に持ったままで、
こくりこくりやっている人がいます。
時々、そのシャープペンシルの先が上に向いていることがあります。
ささりますよ!

学習指導要領と「学力」

2005-07-12 | 教育
現行の小学校・中学校・高等学校いずれの学習指導要領においても,「学力」ということばは一度も使われていない。

これは,とりもなおさず日本の学校が「学力」の向上を目的としていないことを端的に示している。

実際には,学習指導要領が出されてから学力低下の議論が起こってきたため,文部科学省は「生きる力」の構成要素としての「確かな学力」という考え方を提出してきたのである。

学校教育の目標に,学力が設定されることによって,学校の目的の矮小化が起こってくることを忘れてはならない。

教育の目的とは?

2005-07-12 | 教育
現在の教育改革の議論のなかで、教育の目的は何かということが置き去りにされてはいないだろうか。
「学力低下」論議がかまびすしいが、「学力」はいつから教育の目的になったのだろうか。

教育基本法を見直してみよう。教育基本法では、第1条で教育の目的を規定している。

「教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家および社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に満ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」

ここには、「学力」という言葉はでてこないのである。
もう一度、教育基本法を読み直す必要があるのではないだろうか。