嘘を重ね、勘違いを重ね、

6日のことですが、舞台「君となら」を観劇しました。

小磯家の長女あゆみは恋人のケニーが父親の国太郎よりも年上だということを秘密にしていた
家族にどう打ち明けようかと妹ふじみに相談をしていた矢先に突然ケニーが小磯家にやってきて・・・

三谷流 お茶の間ホームコメディといえばよいか
２度も公演され、評判の舞台ということで楽しみにしてましたが・・・

まさに 嘘が嘘を呼び、重ねていき それぞれが勘違いしていって
ある意味 緻密に練られた脚本は凄いですね

それぞれの勘違いが巧いこと絡み合い、成立していってしまうという
そこが可笑しくて　

「酒と涙～」が１つの嘘で見せていくストーリーだったのに対して、本作は多大な嘘によって見せていくストーリー
そこが三谷さんの笑いの変化とも見えてくるか

とはいえ ワンシチュエーションで見せ、会話のみで進んでいくという
流石三谷演劇といったところか

初演や再演との比較は未鑑賞ためできないが、今作はキャストの好演を良くて

特にツッコミ役的といえるイモトアヤコの予想以上の役者ぶりと草刈正雄の今までにない新鮮な役
長谷川朝晴のぶっとび的なキャラも笑えて

いやいや楽しませてもらいました

パンフレット:
　　　　　　出演者のインタビューを中心に読みごたえあり
　　　　　　表紙の素材、イラストが良いね

私的評価:４
　　　　素直に笑えて、満足なコメディ舞台でした
　　　　ただ ちと期待値が高すぎた感もあり

１番 笑ったかもしれないのが、そうめん流し準備での梯子と天井のツッコミかも


それでは、また