笑う社会人の生活

笑う学生の生活 改め
主に、映画やドラマ、小説、音楽などの私的な趣味のことや日々の出来事を綴っています。

事故後のそれぞれの人物スケッチ

2016年12月24日 | 2016年 映画 レビュー
11日のことですが、映画「誰のせいでもない」3Dを見ました。

モントリオール郊外 作家のトーマスはスランプ中、恋人サラとの関係がぎくしゃくしていた
ある大雪の日、車を運転していたトーマスが目の前に飛び出してきた少年を轢いてしまい・・・
トーマスと恋人サラ、編集者のアン、少年の母ケイト、少年の兄らの人生を大きく狂わせていく

なんとも独特のドラマでしたね
ストーリー内容的には、劇的な展開になるかと思いきや・・・ 総じてかなり静に

このへんは ある種リアルにも感じられ
淡々としながらも、それぞれに変化がしっかりと感じられるというか

まさにさざなみのような、影響といえばよいのか

トーマス役のジェームズ・フランコトマス、少年の母ケイト役のシャルロット・ゲンズブールケイトが
それぞれの好演 大げさじゃない 繊細な演技が〇

トーマスのこの事件のおかげで・・・ 少年の母ケイトの想い・・・ 少年の兄クリストファーの苦悩・・・
それぞれが 一筋縄ではいかない、単純ではない想いを感じられ

特に終盤のクリストファーの行動、トーマスとのやり取りは 今作でももっとも大きな動といえて

正直、面白味はかなり薄いし、わかりやすい起承転結もないので・・・
しかし 深い人間のスケッチが描かれてるように感じましたね

パンフレット:700円
      内容はそれなりに
      作りとしても普通かなぁと

私的評価:2+
    ヴィム・ヴェンダース作品はほぼ初といえまして
    こういう作風なのかもしれないけど・・・

3D効果は奥行きの世界、窓とその先のね こういう使い方なので


それでは、また




    




最新の画像もっと見る

コメントを投稿