masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

この業界はアホばっかり

2017年08月23日 | ガソリンスタンド3



>SSも安売り合戦、商社等の卸業者も安売り合戦

>で、二言目には「儲からない儲からない」
>当たり前やろ…この業界はアホばっかりか

****

全くその通りです。

スケープゴートとして高値の仕切りを押し付けられた地場3者店は「これ以上にも、これ以下にも出来ない。」という販売価格で、当然適正利益を得ることは叶わぬまま、疲弊し、
多くの同業者がこの業界を去りました。

自ら安売り競争に参加した者たちの「儲からない」は自業自得でも、
地場3者店のそれは、“巻き添えです。


以下、過去記事より一部再掲


地域への小口配達を担っている地場店の経営を窮地に陥れ廃業へと追いやるような安値看板を掲示している大手が、大型のローリーや門型洗車機を補助金で手に入れている。


矛盾を感じるのは私だけでしょうか?


だってね、思うんですよ。

大手さんたちは補助金が必要な経営状態なんですか?
だったらそんな安値で売るのは止めたら如何ですか?と。

周辺の地場店は大手業者の店より10円以上高値でやっているんですから、それに合わせれば、仕入れ値の安い大手業者は大きな粗利を得ることが出来て、そうすれば国民の血税である補助金を支給して貰う必要もないでしょうーと。


↑ 2016年09月28日 閉鎖のための後押しが必要より


2017年06月16日ガソリンスタンド過疎地域と都市部のメッシュ問題より ↓


全石連29年度総会開く 森会長「再投資可能な利潤を」


再投資可能なマージン云々と言い出したのは一昨年くらいからでしたっけ?

何度でも書きますが、
全量系列仕入れで高値で売っている地場3者店の売り値に合わせれば良いのです。

今安売りしている2者店が再投資可能な利潤を得るのは簡単なことです。




流通経路証明書@どうなったかご存知ですか?

2017年08月22日 | ガソリンスタンド3

3者店に必要なのは業転玉ではないと思います。
2015年02月11日に投稿した記事です。



2012年2月、前全石連会長がエネ庁長官に「現卸格差は中小SS生存不能」「系列でも業転5割許容を」と訴え、
(実際は既に多くの系列店が他社買いをしていました)

公取委が「出荷元が同じと証明されれば 系列店でも業転玉を仕入れても問題ない」という見解を出し、

流通経路証明書が導入され、
(誰も見たことがないというので)
エネ庁が全石連に対して「組合員へ周知するように」と要請した。

しかし結局、石油組合から流通経路証明書についての「お知らせ」はないままで現在に至っています。



元売再編最終章で2強+αになり、他社買いへの締めつけが厳しくなり、業転との格差も縮小し系列回帰...というのが最近までの流れ。


7月、一旦縮小した業転と系列の格差ですが、
8月、あまりの減販ぶりに業転ダダ漏れ だそうで・・・


SS業者の掲示板にはこんな書き込みも



>本当に業転いつ締まるのでしょうか。
>来年、再来年?待ってる間にもう閉店してしまいそう。

***


何度も書いて来たけれど、

この業界は、行ったり来たりの繰り返し

上の方の方々は、自分たちは安全な場所に居て時間稼ぎのパフォーマンス。












こういう時

2017年08月22日 | ガソリンスタンドでの出来事

考えてみたらここ数年、ガス欠やバッテリー上がりなど困った時に当店に助けを求める顧客は殆どいない。いなくなった。
助けを求めてくるのは、困った時“だけ”の消費者が殆ど。

当店の運営を支えてくれている昔からの顧客は、昔とは違う当店の事情をご存知だから。
だからオイル交換ですら2度3度と出直してくださるし、「今から行っても大丈夫?」と電話で尋ねてくださる方もある。

***

先週末、「バッテリーが上がった。すぐ近くの駐車場だから来て」と来店された方は、こうちゃんが「行けない」と答えると
「どうしてですか?」
とおっしゃいました。


そしてこういう時、殆どの方がおっしゃるセリフがあります。

「後で燃料入れに来るから」

他には

「前にも世話になったことがある」

「昔、来てた」


*****


こういう時、対応できる状況なら例えイチゲンさんであっても対応させて頂きます。

でも余計な言葉は聞きたくないです。
燃料も無理に入れてくれなくていいです。
(数リッターではハッキリ言って有難迷惑です)


それよりも、

「ありがとう」「助かりました」

これだけ言って貰った方がよっぽど気持ちが良い。




勝手な時だけ来て、








8月26日 追記。

>(数リッターではハッキリ言って有難迷惑です)
これは免罪符のように「ガソリン入れるから」と給油した場面でのことです。



毎回「ちょっとでごめんね~」とおっしゃる原付の常連さんがいるのですが、
迷惑だなんて思っていませんからね~~~\(^▽^)/






ガソリンの宅配まで登場、熱を帯びる米国デリバリーサービス競争

2017年08月21日 | ニュースから一言二言

ガソリンの宅配まで登場、熱を帯びる米国デリバリーサービス競争
http://diamond.jp/articles/-/139208

燃料タンクにガソリンがない。でも、ガソリンを入れに行く時間もない……こんな悩みを解消する新しいサービスが米国で始まった。ユーザーの自宅に定期的にガソリンを届け、同時にクルマの不具合をチェックするデリバリーサービスだ。

 この会社、名前はヨシ(YOSHI)と日本風だが、トップはニック・アレクサンダーという人物。サービス内容は、メンバーにスマホアプリを提供し、アプリのデータからユーザーがどれだけの頻度でガソリンを入れているのかを算出。そのサイクルを判断して、定期的にユーザーの自宅まで給油に出向く、という燃料のデリバリーサービスである。

 毎月20ドルの会費がかかるが、アレクサンダーさんは「ガソリン価格は町のスタンドと比べても高くない」という。「ガソリンスタンドまでガソリンを入れに行く時間と、その間に消費するガソリンなどを考えれば十分に元は取れる」と自信を見せる。ヨシの計算によると、メンバーは時間にして1年当たり10時間、ガソリン代にして同150ドル程度が節約できる、という。

 ヨシは2016年にサンフランシスコで始まったサービス。道路の渋滞、人口、車両の台数などの事情から、現在はロサンゼルスがビジネスの中心になっている。さらに今年はテキサスなどでもサービス提供を始める予定だという。 また会社の駐車場にガソリンをデリバリーする、という企業を対象にしたサービスも行っている。こちらは「最低4名のユーザーが加盟すること」が条件。4名以上が集まれば、毎週会社にサービス車両が訪れ、駐車場で車にガソリンを注入してくれる。企業による従業員サービスの一環として人気を呼びそうだ。



ヨシは給油のほか、無料のタイヤ空気圧チェック、洗車(有料)、オイル交換、ワイパー交換などのサービスも提供する。タイヤに関してはファイアストンブリヂストンがパートナーになっており、タイヤの摩耗が進めば高品質タイヤに交換を依頼できる。

 米国でオイル交換を行う場合、まずアポイントをとって、作業に1時間近くかかって……と、ドライバーにはちょっと面倒。だがヨシのメンバーなら自宅で、あるいは会社で、気軽にマイカーのメンテナンスサービスが受けられる。これもメリットである。

 ヨシは米国のベンチャー投資企業であるYコンビネーターによる起業支援で生まれた会社で、これまでに210万ドル(約2億4000万円)の投資を集めた。新しいかたちのガソリンビジネスとして業界では注目されている。


続きはこちら
http://diamond.jp/articles/-/139208?page=2



*****

日本の今の消防法では認められないけど、将来的にはどうなんでしょうね。
米国は国土が広大だから、ある程度規制が緩いのかも知れないし・・・


BBQ,2017

2017年08月21日 | 日記

昨年に引き続き今年もBBQで集まりました♪

地域の花火大会に合わせて土曜日に決行。
午後1時半に早退してビニールプールとBBQの準備をしました。

こうちゃんは仕事人間の石頭なので、いつも通り仕事をしてからの参加です。




プールで遊ぶ孫たち




一番食欲があったRちゃん。



仕事を終えて帰って来たじぃじに群がる孫たち(笑)

お疲れ様~とウチワで扇いでくれるし肩を揉んでくれるしで、幸せ一杯のこう爺ちゃんです。



大きい花火(打ち上げ花火)を見た後は小さい花火を楽しんで、



花火の後は部屋で寛いでお開きとなりました。

楽しい賑やかな時間でした。



PS

Rちゃんの長男Hくんが私の顔を見るなりドヤ顔で教えてくれた。

もうすぐ妹ができるねん!お母さんのおなかの中に赤ちゃんがおるねん!


嬉しいね
おめでとう!


中学受験に向けて頑張っている初孫のSくんと、生まれてくる赤ちゃんと、
こうちゃんは孫が6人になるね!

皆が帰ってからこうちゃんにそう言うと

ほんまやなぁ

信じられないというふうに、でも満更でもなさそうな嬉しそうなこうちゃんの顔がありました。



砂浜

2017年08月21日 | ニュースから一言二言

湘南海岸の砂浜が消滅の危機! 30年で40億円をかけるも、効果出ず 日刊SPA!

ダムによる土砂の不足、防潮堤や消波ブロックなどの影響で、国内の9割の砂浜が今世紀中に消滅してしまうという。四方を海で囲まれた日本の海岸線の長さは世界6位。その豊かな海岸線が破壊されてゆく現場をリポートした。

◆40m後退した海岸線を守ろうとするも効果出ず…

「以前は裸足で砂浜を歩けたよ。でも最近は砂が少なくて、危なくて歩けなくなったな」

 犬の散歩に来ていたお爺さんの目は、ゴツゴツした砂礫が目立つ茅ヶ崎・菱沼海岸に注がれていた。

「ここに越してきて40年になるけど、昔はもっとず~っと先まで砂浜が続いていたよ」と沖を指す。

 神奈川県資料には、’54年から’85年までに、この砂浜は約40mも後退したと書かれている。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1380187

「それ以上は後退させまいと、’88年から必要に応じて、’02年からは計画的に養浜している」と語るのは神奈川県砂防海岸課。「養浜」とは侵食された砂に代わる土砂を持ち込むことだ。

 国と県が相模川の砂で形成されていると位置づけた平塚市~茅ヶ崎市~藤沢市の10kmほどの海岸に過去約30年間で養浜した土砂は計116万平方メートル、40億円に上る。

◆ダム堆砂量に比べて圧倒的に足りない「養浜」

 しかし、相模川水系のダム6基の堆砂量は3801万平方メートル。100年で貯まる計画だった2344万平方メートルを半分の期間で超えた。養浜量はその3%にすぎない。

「茅ヶ崎海岸は相模川の土砂で形成されていますが、相模ダムや宮ヶ瀬ダムなどによって、土砂の供給が減っているのです」(前出の砂防海岸課)

 さらに’64年の東京五輪に向けた首都圏の建設ラッシュで、相模川流域の河原から砂利が建設資材として採取された。’64年に採取禁止となるまでに、2800万平方メートルに達したと国と県は推定する。

 ダムの堆砂量と合わせれば東京ドーム(124万平方メートル)53杯分。その分の土砂が流れてこなかったことになる(相模川水系はそれに加えて葛野川ダム、大野ダムのほか、山梨県421基、神奈川県285基の砂防ダムもあり、それらの土砂はこの計算には入っていない)。

 菱沼海岸では2年前に「粒径の大きい砂利を混ぜることで定着し、その隙間に砂が乗っかっていくことで砂浜が回復していく」という目論見で「養浜」を行ったが、土嚢は破れ、砂浜はえぐり取られていた。その効果は無に等しいと言わざるを得ない。

 相模川では国と県が「土砂環境整備検討会」を開催。’15年2月に「相模川流砂系総合土砂管理計画(案)」が審議されたが、完成版からは各ダムの堆砂量が削除されていた。ダムで国土が消失しているという意識は薄いようだ。このままでは、湘南海岸から砂浜がなくなるのは時間の問題だ。

― 日本から砂浜の9割が消える! ―




大変だ!と焦ったけど、アイルランドではこんな現象も。




岩でゴツゴツしていた浜辺がたった10日で砂浜に変わるというミステリー
http://karapaia.com/archives/52239134.html



阪神淡路大震災アーカイブス

2017年08月18日 | ガソリンスタンド3


8月16日ぜんせきより(※青系文字がmasumi)

報道でたどる災害対応の「原点」 
1995年1月17日 阪神淡路大震災

記事には、被災しながらも人手をやりくりし「石油製品を切らすな」と懸命に営業を続けている給油所のことや、被災者からの「給油所が営業していて助かった」と言う声。
またボランティアに無償でガソリン券と灯油券を提供した“被災した”給油所もあった、とあります。

とにかく給油所を開けておくことが一般被災者への勇気付けになるはずで、それを基点にしながら復旧に支障の出ないように協力し合うことが、いまわれわれに課せられた使命」と、石油組合から組合員に向けての言葉。

総括では災害対策マニュアルの必要性を提言されていました。


私がガソリンスタンドで働きだしたのが前年の9月。
4か月目にこの大震災が起きました。
この頃は業界の事を何も知らず、又興味もなく、業界紙の存在も知りませんでした。

業界紙を読むようになったのは、この数年後、
「他所はどうしてあんな値段で売れるんだろう?」「(このマージンで)どうしてあんなにスタッフを並べておけるんだろう?」と思っていたときに、特約店担当者とこうちゃんの会話の中で「ギョウテン」という単語を聞いたからです。



・・・1995年、マニュアルの必要性が提言されていたのですね。。。

東日本大震災はその16年後のことです。


そして1995年には5万9990ヵ所あったガソリンスタンドは2011年には3万8777ヵ所に。


毎年1,000ヵ所以上のガソリンスタンドが姿を消していったのです。


東日本大震災でガソリンスタンドは「最後の砦」と認識されました。

今もガソリンスタンドは減り続けています。





8月18日燃料油脂新聞より



SS過疎地対策実行段階 群馬県が自治体協議第一号
エネ庁 自主計画策定後押し(抜粋)

人口減少による過疎化の進行でSSの維持が困難になる地域が拡大。
今後、加速度的に増えるとみられている。
SSは住民サービスや防災上の観点からも地域に不可欠な存在。
商業ベースでの維持が困難な地域では市町村が主体となって、地域住民とともにSSを維持していくための対策の検討が必要になる。


東日本大震災や熊本地震を経て防災に関わるSSの役割が重要性を増している。
エネ庁は地域事情に即してSSの存在価値を地域に根付かせる対策の確立に主眼を置く。
災害時を想定した平時からのSSと行政との連携関係の構築でSSの存在意義を高め、官公需の獲得につなげる道を模索するのも案のひとつだ。


群馬県の取り組みは自主行動計画を策定、実行していく段階に踏み出す第一号案件。
将来の過疎地拡大、SS減少が迫る状況下、市町村の責務として、SSの維持あるいはSS機能の維持が求められている。




商業ベースでの維持が困難な地域

地域(過疎地)に限ったことではないと思います。
都市部でガソリンスタンド過疎地が顕現化しているのがその証拠です。

人口が多くても近隣にセルフ等の安値店があれば消費者はそちらに流れる。

都市部でも、規制緩和直後に過当競争に巻き込まれた地場の小規模3者店は、今や利益より使命感で店の営業を続けているところが多いのではないでしょうか。


小規模3者店の仕入れ値より更にまだ10円安く売っている店があり、
石商(愛知県)が18回も不当廉売申請をしても、公取委のお裁きはシロで「措置ナシ」
その異業種は次々と全国展開中。(その許認可は? そこに玉を卸しているのは?)




市町村の責務

全国津々浦々エネルギーの安定供給と謳っていた元売の責務は?

出光も過疎地の販売店こそCAセルフにして運営費を出してあげたらどうですか?





PS
以下夫婦の会話

こ、「グチャグチャ言ってないで市町村は自分で1ヵ所ガソリンスタンドを運営したらええねや」

ま、「え?そんなことした民業圧迫という批判がでるやん?」

こ、「いや、もう過疎地の販売店(高齢)はそれでもいいと思うんちゃうかなぁ。それに市町村が自分らでやってみたらガソリンスタンドがどんなけ儲からへん商売か分かるやろうし、災害緊急時も民間を当てにしなくても済むし、その方が安心ちゃうか」

ま、「そうかもな、今までお疲れ様でしたって、ガソリンスタンドの施設を買い取ってあげるくらいのこと、してあげてもいいくらいやな」

こ、「ハハハ、買い取ってくれるわけないやろ」


【業転ダダ漏れ警報】

2017年08月17日 | ガソリンスタンド3




>【業転ダダ漏れ警報】

8月売れてないですからね、予想はしていましたが・・・

しかしこれでは元売統合の意味がありませんね。

これでは事後調整を復活させるしかなくなりますよ。
そんなことをしていたら元売の体力も奪われます。
「国際社会で競争できる元売に、」というエネ庁の思惑も外れます。


(溜息)
業転のことはもう仕方がないとして、

元売には「事後調整はしない」という公約を守って頂きたいと思います。
表面的な部分だけでなく、水面下も





8月22日 追記

st31掲示板より



>SS届け102.5円割れ
PB-SSの仕入れ値です。

税込みで110.7円、異業種等が115円で売れるわけですね。



元売再編で、業転玉は今までのように安値玉がジャンジャン流れることはなくなると言われていますが、


売れなければこうなります。



現在、系列玉は“小規模3者店の場合、特約店によって中間マージンが違うので”これより6~9円程高値になるはずです。
これまで常に10~13円もの格差があったことを考えるとまだマシですが。


「事後調整はしない」と公言した元売は、大手特約店の圧力に果たして耐えられるのでしょうか?


 


価格“日本一”へ戸惑い

2017年08月17日 | ガソリンスタンド3

8月17日燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)

大手元売の連結決算概要(表)
四半期業績 JXTG259億円、コスモ158億円の増益


「社説」ガソリンスタンド数減少鈍化も安定供給赤信号
(1)

(2)
元売社有SS合計は26か所減った。
赤字続きの不採算SSを閉鎖し収支改善を急いだ結果だ。
一方でセルフは26か所増加しセルフ比率は32.9%に上昇。
セルフのガソリン販売量はフルサービスの2~3倍とされ、ますます小売市場で存在感を高め、優位性を発揮するとみられる。

(3)
減少ペースは鈍ったとはいえ、歯止めはかからない。
セルフ解禁や異業種参入など自由化が進んだことで販売競争が強まり、不採算に追い込まれるSSが続出し撤退が相次ぎ、年間1000ヵ所を超す減少が常態化した。
不採算に限らず人手不足や後継者不在も理由に上げられようが、これ以上減少すれば安定供給の社会的な役割を果たせないことも確かだ。


地場3者店は安値店の売り値が自店の仕入れ値という卸格差(ハンデ)を背負っての販売競争激化でした。





りんくう町3SS 6月上旬から横ばい “低空飛行”で周辺店苦慮
レギュラー110.9円の価格看板

周辺のSS関係者は「近隣SSにはたまったものではない。引っ張られる形で周辺セルフが前月下旬と比べて2円程値下げしており、このまま激安価格が持続されると正直厳しい」と嘆く。


>110.9円
当店の仕入れ値より更にまだ10円も安いです。

JXTGエネルギーの新仕切り方針通りだとすると、これは一体どういうことなのでしょう。

JXTGの新仕切り方針通りにはなっていない、と考えるのが妥当ということでしょうね。

ところで、
コストコに玉を手当てしている元売と商社がどこなのか、業界内では公然の秘密のようですが、全石連がそれを秘密のままにしておくようであれば組合員は離れて行くことになると思いますが...




沖縄県 価格“日本一”へ戸惑い 一般報道に揺れる安定市場

沖縄県市場では「日本一のガソリン価格」という報道に戸惑いが広がっている。
仕切価格の仕組みが変更されたが事実上の大きな変更はない。
価格の上昇はコストが上がっているためで、市場内にこれまでと大きな差は生じておらず、極端に安いボトムが消失したという変化があるだけだ。

一部で激化していた価格競争は安い玉の供給が絶たれ勢いを弱め、ボトムは浮上に向かっている。
さらに離島では利益を確保した価格形成が進展し、価格面の安定傾向が強まっている。
価格の浮上は安値が少なくなった結果だ。
7月31日時点で8週連続日本一のガソリン価格となったが、販売業者の台所事情にメリットは少ないのが実情。



当店は昔「市内で一番高い店(1-2円)」を、プライドを持ってやっていました。

家族経営ではなく数名のスタッフを雇用し、常連客だけでなく県外ナンバーのドライバーのガス欠やバッテリー上がりなどの救援サービスを提供し(間にある数店舗を飛ばして当店へ依頼電話が掛かって来ていた理由が今分かりました)、また3者店では珍しく年2回の還元イベントを開催するなどしていました。

今は残念ながら「市内で一番高い店」をやれません。

今市内で一番高い価格看板を掲げているのは2者店が運営する、数名の男性スタッフがいるフルサービスのお店です。

当店が再び昔のような市内で一番高い店をやれることはもうないと思います。

 
当店の顧客に対して 申し訳なく思います。







※8月19日追記


8月18日燃料油脂新聞より


元売販社安売り目立つ 事後調整なしへ不信感 




コストコ、ユニー不当廉売疑い 公取委「措置なし」


この単価で不当廉売に当たらないということは、両社の仕入れ値が一般的な安値業転を下回っていたということになるそうです。

ということは、
小規模店が系列仕入れでは戦えないと業転玉を仕入れて系列マークを降ろしてPBになったとしても、もし近隣にコストコやユニーのようなPBが出来れば、元の木阿弥(この仕入れ値では戦えない)ということ。



三越伊勢丹、「Tポイント」離脱…成果上がらず

2017年08月16日 | ニュースから一言二言

 三越伊勢丹ホールディングスは、共通ポイント「Tポイント」サービスを2018年3月末で打ち切る。昨年5月に導入したばかりで、2年弱でサービスをやめるという異例の対応となる。今後は、ポイントサービスを自社グループで展開している「エムアイポイント」に一本化し、クレジットカード事業を強化する。

 利用者がためたTポイントは18年4月以降、三越伊勢丹の店舗では使えなくなる。エムアイポイントへの移行はできないが、Tポイントに対応する他の加盟店で使うことはできるという。

 三越伊勢丹は16年4月、Tポイントを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブと共同で新会社を設立。百貨店やグループの食品スーパーなどでTポイントが使えるサービスを始めた。だが、エムアイポイントと二つのポイントサービスが併存する中、利用者が分散し、期待した成果が上がらなかった。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170815-OYT1T50132.html



***

当店も自社オリジナルのポイント還元システムがあります。
還元率はTポイントより高いです。
にもかかわらず、それまで自社オリジナルの会員カードを提示されていた方がTカードを提示されるようになるのは正直に言うと快くはないです。

だって、そのカードを発券するにもそれ相応のコストを掛けてきたし、思い入れもあります。
何より、そのカードは“会員様”の証です。

でも仕方がありません。
TUTAYAのネームバリューには敵いません。


元売系列SS数2万4009

2017年08月15日 | ガソリンスタンド3

8月15日燃料油脂新聞より


減少鈍るも3月末比121ヵ所減
セルフは増加で7896ヵ所 33%へ









後継者不在で廃業へ
店主高齢化、経営継続困難に

店主高齢のため夏期の給油やオイル交換など通常の店頭業務や、重いポリ缶の積み下ろし作業が必要な冬期の灯油配達など、体力的な問題がある。
店主は「商売は自分の代で終わりの予定で、息子は継ぐ気もないし継がせたくない。ほかの販売店も同じような考えで、みなやめる時期を考えているのではないか


*****

>重いポリ缶の積み下ろし作業

配達の場合は仕方がないとしても、店頭ではお客さんの方が若くて体力があるのなら容器の積み下ろしは自分でしてもらったら良いと思います。(私はそうしています)


「商売している以上愛想良くしないといけない」

2017年08月14日 | 日記(その他)

両親が「商売している以上愛想良くしないといけない」と私に言いました。
ご近所の酒屋さんの後妻さんがとても不愛想なんだとか。

「あ、それ私も言われてるよ(笑)愛想悪いわね!とか、殴ってやろうか!とか言われることもあるよ(笑)それから前の奥さんは感じ良かったのに今の奥さんは、って、多分同じようなこと言われてると思うわ(笑)」
そう言うと目を白黒させていました。



両親にも理解出来ないと思います。