masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

元売統合効果感じられず@3者販売店

2017年08月29日 | ガソリンスタンド3

8月28日燃料油脂新聞より


非系列向けガソリン減る 系列回帰加速 スポット取引急減
高度化法 元売再編で需給改善 4~6月期


8月は、【業転ダダ漏れ警報】



系列・非系列仕切り格差 2円60銭に縮小
系列内格差は5円


最後の記事に続きますが、これは特約店(2者店)時点です。





新規ビジネス 人手不足が足かせ
「撤退余儀なくされる状況」


先日他市でお勤めのお客さんが言ってました。
「会社の傍のガソリンスタンドは、車検板金修理にレンタカー、最近車まで売り出して、それぞれに立派な看板掛けて、何が本業か分からんようになっとる」

ガソリンの低マージンではガソリンスタンドの運営ができないから・・・

でも、それも“人手”がなければできない。


当店も過去には高額洗車を導入し中古車販売も行いましたが、従業員が0になったことで自然消滅。

今は

こうちゃんが配達に出ている間は、
オイルの継ぎ足しすら行いません。







減販ダメージ 販社・量販店に集中
小規模クラスは前年並み


減販の影響を大きく受けるのは個人消費者を相手に安値集客している店。
小規模地場店の販売数量は、既に、減らすだけ減らしています。





3者販売店 元売統合効果感じられず
系列仕切り割高に苦しむ

「系列仕切りと業転玉の価格差が縮まっているという話が最近増えている。しかしそれは2者特約店だけではないか。我が社の場合、4月以降も何も変わっていない。状況はむしろ酷くなっている」(3者販売店主)


特約店(大手燃料商社)が系列回帰を促したため、同3者販売店は最近数カ月間にわたって業転玉の購入比率を大幅に引き下げた

「ところが割高感の強い系列仕切りはまったく変わる気配がない。系列玉を取っていることに大きな苦痛を感じている。将来を見据えた決断をしようと考えている」


系列仕切りの割高感に悩む3者販売店はどのような生き方をしていけばいいのかー

「巨大元売の国内シェアは50%超で、これ以上シェアを高める必要はなく、むしろ系列SS数を減らしたいという本音が透けて見える。
このことからも恐らく3者販売店の系列仕切りの割高感が解消されることはないだろう
明日からリファイナリー(製油所)が半分になるのなら話は別だか、将来的に業転玉がなくなることはまずあり得ない。
小規模な3者販売店こそ全量業転を購入できる独自PBSSに適しているのではないか」

水面下の動きに詳しい大手卸売業者幹部はアドバイスしている。




>系列SS数を減らしたい
このブログで書いてきた通り。

>3者販売店の系列仕切りの割高感が解消されることはない
3者販売店を利用している消費者の割高感が解消されることはない

:::::

当店は統合効果を感じています。
でもそれは統合の少し前から感じていたことでもある...(微笑)


要するに、
元売再編による効果が吉と出るか凶と出るかは、
全量系列仕入れでやってきたか、業転玉に頼って来たかの違いじゃないのかな?


何れにしても、他社買いを放置してきた元売の責任は大きいと思います。