masumiノート

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価格“日本一”へ戸惑い

2017年08月17日 | ガソリンスタンド3

8月17日燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)

大手元売の連結決算概要(表)
四半期業績 JXTG259億円、コスモ158億円の増益


「社説」ガソリンスタンド数減少鈍化も安定供給赤信号
(1)

(2)
元売社有SS合計は26か所減った。
赤字続きの不採算SSを閉鎖し収支改善を急いだ結果だ。
一方でセルフは26か所増加しセルフ比率は32.9%に上昇。
セルフのガソリン販売量はフルサービスの2~3倍とされ、ますます小売市場で存在感を高め、優位性を発揮するとみられる。

(3)
減少ペースは鈍ったとはいえ、歯止めはかからない。
セルフ解禁や異業種参入など自由化が進んだことで販売競争が強まり、不採算に追い込まれるSSが続出し撤退が相次ぎ、年間1000ヵ所を超す減少が常態化した。
不採算に限らず人手不足や後継者不在も理由に上げられようが、これ以上減少すれば安定供給の社会的な役割を果たせないことも確かだ。


地場3者店は安値店の売り値が自店の仕入れ値という卸格差(ハンデ)を背負っての販売競争激化でした。





りんくう町3SS 6月上旬から横ばい “低空飛行”で周辺店苦慮
レギュラー110.9円の価格看板

周辺のSS関係者は「近隣SSにはたまったものではない。引っ張られる形で周辺セルフが前月下旬と比べて2円程値下げしており、このまま激安価格が持続されると正直厳しい」と嘆く。


>110.9円
当店の仕入れ値より更にまだ10円も安いです。

JXTGエネルギーの新仕切り方針通りだとすると、これは一体どういうことなのでしょう。

JXTGの新仕切り方針通りにはなっていない、と考えるのが妥当ということでしょうね。

ところで、
コストコに玉を手当てしている元売と商社がどこなのか、業界内では公然の秘密のようですが、全石連がそれを秘密のままにしておくようであれば組合員は離れて行くことになると思いますが...




沖縄県 価格“日本一”へ戸惑い 一般報道に揺れる安定市場

沖縄県市場では「日本一のガソリン価格」という報道に戸惑いが広がっている。
仕切価格の仕組みが変更されたが事実上の大きな変更はない。
価格の上昇はコストが上がっているためで、市場内にこれまでと大きな差は生じておらず、極端に安いボトムが消失したという変化があるだけだ。

一部で激化していた価格競争は安い玉の供給が絶たれ勢いを弱め、ボトムは浮上に向かっている。
さらに離島では利益を確保した価格形成が進展し、価格面の安定傾向が強まっている。
価格の浮上は安値が少なくなった結果だ。
7月31日時点で8週連続日本一のガソリン価格となったが、販売業者の台所事情にメリットは少ないのが実情。



当店は昔「市内で一番高い店(1-2円)」を、プライドを持ってやっていました。

家族経営ではなく数名のスタッフを雇用し、常連客だけでなく県外ナンバーのドライバーのガス欠やバッテリー上がりなどの救援サービスを提供し(間にある数店舗を飛ばして当店へ依頼電話が掛かって来ていた理由が今分かりました)、また3者店では珍しく年2回の還元イベントを開催するなどしていました。

今は残念ながら「市内で一番高い店」をやれません。

今市内で一番高い価格看板を掲げているのは2者店が運営する、数名の男性スタッフがいるフルサービスのお店です。

当店が再び昔のような市内で一番高い店をやれることはもうないと思います。

 
当店の顧客に対して 申し訳なく思います。







※8月19日追記


8月18日燃料油脂新聞より


元売販社安売り目立つ 事後調整なしへ不信感 




コストコ、ユニー不当廉売疑い 公取委「措置なし」


この単価で不当廉売に当たらないということは、両社の仕入れ値が一般的な安値業転を下回っていたということになるそうです。

ということは、
小規模店が系列仕入れでは戦えないと業転玉を仕入れて系列マークを降ろしてPBになったとしても、もし近隣にコストコやユニーのようなPBが出来れば、元の木阿弥(この仕入れ値では戦えない)ということ。



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