masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

夜間出動

2012年06月26日 | 日記

今、真夜中の12時半です。
こうちゃんは今、お仕事に出掛けて行きました。
お仕事、と言っても無料奉仕です。


得意先の電気工事屋さんがスーパーの電気工事を請け負われ、うちが絶縁油を納入させて頂きました。
(昼間に)


だけど、スーパーなので電気工事は閉店後にしか行えないのです。
しかも冷凍食品等の関係できっかり3時間以内に工事を終了させないといけないとか・・・
電気工事屋さんも大変です。


で、納品だけで本来ならうちの仕事は終了なのですが、工事で抜き取った絶縁油(ドラム缶)を運ぶのに、(電気工事屋さんの車には)「パワーゲートが付いていないので大変だろう」、と心配したこうちゃんが自発的にお手伝いに行くことにしたのです。
うちの軽トラはパワーゲート付きだから(^^)v

(※抜き取った絶縁油は後日(昼間に)当店に持って来られることになっていました)

その電気工事屋さんにはうちも何かとお世話になっているので、お互いさまという気持ちでさせてもらうことではあるのですが・・・

フト思いました。

地場の三者店がいなくなったら、こういうお仕事をされている方々も不便になるだろうなぁ・・・

元売子会社販社や広域業者のセルフSSが無くなったって、経済社会にダメージは生じないけど、
工業関係の配達などを請け負っている地場の三者店が無くなったら結構大変な事になるんじゃないの?!





だから、
本当に、真剣に考えてほしいと思う。

これ以上地場の系列三者店の数を減らすと、社会の活動に甚大な影響を与えることになってしまうよ。

個人の消費者にはあまり関係ないかも知れないけど、企業や公共性のものにとっては大変な事態になるんじゃないのかな。


経産省は、真剣に 早急に 手を打つべきだと思うけど。
本当に。








市内(業転)市況

2012年06月25日 | ガソリンスタンド

うちの仕切り価格、6/23~税込み132円


今まで横並びだった市内のセルフの値段が今回は分かれた。
※( )内は、プリカ等の価格

JAやCA出光、エッソにコスモは136(133)円のなか、
ENEOSだけが140(137)円。

↑これはセルフの売値看板表示ね。


そして、市内のフル(全て元売マークの)の看板表示価格は
ナント(@@;

A店 133(131)
B店 135
C店 138
D店 139

(」゜ロ゜)」おぉ(。ロ。)おぉΣ(゜ロ゜」)」おぉ「(。ロ。「)おぉ~

    セルフより安い!!

 

因みにうちは泣く泣く、143円

・・・絶対にアカンて(==;コンナンマージン11エンシカナイヨ、オヨヨ(T^T)


そんでね、
フルのそれぞれのお店が油外がバンバン売れてるかって言ったら、そんな気配はナイのよ
・・・~(=^‥^A アセアセ・・・

で、こうちゃんは「証拠も無いのに」って言うけどね
(´ヘ`;) う~ん・・・
これ(A店とB店)、どー考えても業転玉仕入れでないと出せない売価だよね?




勝負

2012年06月25日 | ひとり言

元売相手に訴訟を起こしたい。

負けると分かっていても、
自分の店が潰されるとしても、

元売に社会的ダメージを与えることが出来るのならば。

元売のやっているコトを世間に知らしめることが出来るのなら、
それだけで良いから、訴訟を起こしたい。

 そんなふうに考える地場の系列三者店は少なくないのではないだろうか。

「負けると分っていても、店が潰れても」、って
「販売店にそこまでのコトを思わさせている」

ってコトに、元売は気付くことすらないんだろうな・・・




・・・
三者販売店が元売を訴えても、元売に与えられるダメージは殆ど0、
ゼロなんだよ。

 

かっちんさんのコメントのお返事にも書いたけど、
“安値店がある”現実で、我々の訴えに共感、共鳴してくれる消費者も殆ど居ないと思う。

産地偽装のネギやほうれん草に対してはとても敏感な消費者も、燃料油に関してはまったくもって鈍感だし。

いや、価格にだけは敏感か(苦笑)
それもマスコミの報道姿勢に一因があるよね。


マスコミといえば、ミートホープや吉兆は、“スポンサー”ではなかったからマスコミはバンバン叩いたけど、
元売さんは大きなスポンサーさんだから、ご機嫌を損ねるような言動は慎まなくてはいけないしね。

スポンサーの顔色窺いながら報道する、そんなマスコミなんて存在価値あるの?



masumiさんは薄情な人間だから、“地域のため”なんていう思いはあんまり無い。
自分を犠牲にしてまで、「店のお客さんが灯油難民になるのを防いであげなければ」、なんていう殊勝な気持ちも無い。
「儲けはなくても・・まぁ良いか」とまでは思えても、「“持ち出し”してまで、」とは、絶対に思えない。
だから本当に、「もうやめようよ」って思う。


だけど、こうちゃんは違うみたいなんだ・・・
ううん、こうちゃんだけじゃないみたい。

地場の三者店経営者は、そうじゃない。

自分の顧客を守りたい(※)って、今まで世話になってきたのにって、迷惑を掛けられないって、
(※灯油難民にはさせたくない)

そう思っている。

それに、その地域で生きてきた経営者にとってその店は「自分の生きる“場”」って意識があるみたいで・・・

(そんなことは無いんだけどね・・)
店を失うことは自分の生きる場を失うことのように感じるみたいで・・・


だから「業転取ってでも」、ってなる人も居るんだろうね・・・





地下タンクの本申請がまだ35%だって、ぜんせきに載ってた。

みんな迷ってるんだ。


止めた方が良いのは分っていても、責任感や義務感や、残存者利益を期待してみたり?、それになりより今生活するための糧も得なければならないし・・・、もうワケの分らない感情で・・・・・・・・・・

三者店経営者の多くがとても苦しんでいる。



私は、

憎い。




ほんと、

泣けてくる。

 

 

 

 

masumiさんは薄情で、

そして
勝てない喧嘩はしない。
したくない。


だけど腹立つ。
けったくそ悪ぅてしゃーない。











 




お礼

2012年06月23日 | お知らせ・お願い



ありがとうございます。


業界の実情を世間に知ってもらうことが、業界の健全化に繋がると信じています。

既に撤退した販売店にとっても、世間に“知って”もらうことで多少なりとも労いになるのではないかと思います。



これからも応援してください。
よろしくお願いします。
m(_ _)m




撤退が最善の選択肢

2012年06月23日 | ガソリンスタンド

「撤退が最善の選択肢に」 6月22日 燃料油脂新聞より

元売にブランド料まで支払っている系列業者が撤退を余儀なくされつつある。
一体、元売の役割とは何か、元売にこそ義憤を覚える。

ブランド料だけでなく、同系元売子会社SSの廉売、そして発券店値付けカード・・・


<一部転載> ※青字はmasumiさんの補足

「ブランド料によって四円も高い仕切価格を押し付けられ、
※実際はもっと差があります

親と慕う元売の子会社SSに顧客を収奪され、
※ブランド料がかからないPBと競合する安値で
(同じようにブランド料が乗っていれば不可能なハズ)

そして自社の優良客を発券店値付けカードに切り替えられて。
※マージンが一気に半分以下になった


これら全てが、ブランド料を支払っている元売の仕打ちだ。

親の子殺しが社会問題になっているが、石油販売業の姿もまさしく親の子殺しに他ならない」




そして今日の燃料油脂新聞


SS業界の将来に夢が描けない。
絶対に勝つことができない構造になってしまっている。

閉鎖するにもコストが掛かる。
その負担に耐えられるうちに、健全に閉鎖したい。



残念だけど、私もそう思う。

今ならまだ、スッカラカンにはならなくて済む。



Tポイントカード、改善してくだされ!

2012年06月23日 | ガソリンスタンド

やっぱりどこでも居てはるんやね・・・



6月22日 燃料油脂新聞より

「Tポイントカードのクレーマーは一見の客で中年に多く、理屈を並べてしつこいので非常に困っている」

**********


私たち販売店は、別にポイントを付けるのが嫌なのではありません。

ただ、あとから出されたカードには、それが出来ないシステムなのです。

それを説明しているのに、何故「じゃあ今度から先に出せば良いのね」とならないのかが不思議・・・
たかが数円のことで、何でそこまで“しつこく”できるのか、理解不能。





あ、そうそう。
この記事にも書いてあるけど、
業種や会社によって「ポイントは貯まるが利用できない」
「ポイントが貯まり、利用も商品交換もできる」など取り扱いがバラバラで複雑なうえに告知が不十分。

企業のホームページでの注意事項なんて、消費者は殆ど見てない。
給油に来て、給油中にボ~っと周りを見て、「Tポイント貯まります」っていうステッカーや横断幕を見て、(あ、持ってるわ)ってなって出してこられる。

元売から配布されたステッカーの文言も今は「給油前にお出し下さい」だけど、これも当初は「給油前にご提示ください」だったからね~

提示してもらうだけでポイントが、
付けられるワケないやろ~~~~!


何せね、モノを決める立場に居てはるヒトは、消費者の声を聞くのも大事やけど、それ以上に現場の声をよーーーーく聞いてからにしてほしいわ。



 










 




給油拒否の構え

2012年06月22日 | ガソリンスタンド

安定した市況を維持している地区にとって、発券店値付けカードは“やっかいもの”

同地区では数年前、関東地方の発券会社経由の同カードが出回ったことがある。
中国地区の会社が仲介し、地元企業に電話やFAXで勧誘活動を行った。

当時の実勢市況を大きく下回る価格が提示され「市況下落」の一因になったのは言うまでもない。

この影響は店頭価格の下落だけにとどまらず、法人価格の交渉にも大きな影響を落とした。
その最たるものが同カードの価格を引き合いに出されての「値引き要求」の激化。

江津市内の業者は「給油を断る事も考えた」ようだが、同系列で給油させるところもあり「受け入れざるを得なかった」と振り返る。

今月前半時点、同地域は県内でも好市況を維持しており、発券店値付けカードにとって「おいしい」(※狙いやすい)状況になっている。

同カードが再び出現する可能性が高まるなか、「次が出ても対応(給油)しない。この意思を地元業者で共有する必要がある」、と同カードの対して給油拒否も辞さない構えをみせるところも出てきている。




給油拒否を地元業者一丸となって貫徹できれば良いけど・・・

孤島のように本土から切り離されたような、限られた地域なら可能かもしれないけど、島根県ではなかなか難しいことでしょうね。

陸(道路)続きだからね、“隣”の販売店が受け入れると、なし崩しになってしまう。

陸(道路)続きだからね、“線引き”が出来ない。


掛けの優良顧客だった企業に、発券店値付けカードを採用されると悲惨なことになりますよ。
給油に来られて、こちらが行う作業(サービス)は同じなのに、マージンは半分以下になってしまうのですから。

又、一旦そういう形で自社の取引から離れると、油外も見込めなくなっていきます。
「給油のマージンが減っても油外があるから・・・」なんて考えていたら甘いですよ。

発券店値付けカードを持った企業へは、次にリース車への切り替えの勧誘が始まります。
そうなったら、「タイヤがパンクした」と駆け込んで来られても(※その企業の従業員には、掛けカードと、発券店値付けカードの違いがきちんと伝わっていないことが多いので)、こちらが勝手に修理することも適わなくなります。

その結果、その従業員はこちらに対して不愉快な感情を抱くことにもなりかねず、もしその方が個人的にも顧客であった場合には心が離れていく恐れもなきにしもあらず・・・(笑)


だから地域一丸となって阻止した方が得策だと思いますケド。

だけどねぇ~
大口の掛けの企業との取引のなかった販売店にしてみたら、タナボタ式で発券店カード客(給油代行手数料)をゲットできるってコトでもあるからね


むつかしいだろうなぁ・・・・・



::::::::::::::::::::::



元売さんよぉ (▼へ▼メ)オラオラ ちょっと顔貸してくれるか?

発券店値付けカードのコトなんやけどな、
エンドユーザーの方が、わしら系列販売店より安いって、
いってえどーいうことなんでぇい?!

きちんと説明してもらおうか?(▼へ▼メ)オラオラ  

コトと次第によっちゃあ~

(▼へ▼メ)オラオラ  ⊂(▼(工)▼メ)⊃オラオラ  (▼O▼メ) ナンヤコラーー!!  
(▼▼メ)ナンダトォ  (▼皿▼メ)ノ  (▼皿▼#)ユルサン!!
(▼Д▼#)ナニカイッタカイ?

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・

いえっ!
何でもありゃません!!m(。_。;))m ペコペコ…

ガクガク(((i;・´ω`・人・´ω`・;i)))ブルブル

(T▽T)尸~~SOS!!

ε=ε=ε=ε=ε=。。゛(ノ;▼▼)ノヒィー~逃げろ~

※元売に物も言えない @仕返し恐れる小売業界(画像、真ん中の記事ね)



セルフ・・・家宅捜索

2012年06月22日 | ニュースから一言二言

容器へ給油、客にさせる 容疑で淡路のGS捜索
 (産経新聞) 6月21日(木) 15:45:03

 セルフ式ガソリンスタンドで客自身にガソリンや軽油を容器に給油させた疑いが強まったとして、兵庫県警生活環境課と淡路署は21日、容疑者不詳の消防法違反容疑で、兵庫県淡路市のスタンド「淡路砿油」志筑給油所と同社事務所を家宅捜索した。

 同店はコスモ石油の販売特約店。セルフ式スタンドでは、ガソリンの車以外への給油はスタッフしか認められておらず、軽油は給油設備から容器への移し替えが禁止されている。県警は同店の管理体制に問題がなかったか調べる。

http://bizex.goo.ne.jp/news/nation/nation/snk20120621141/



何故?

いや、
そらモチロン、法違反やけど・・・・


何で今頃?
何でここだけ?




 


地域密着運営の基本は損得ではない

2012年06月21日 | ガソリンスタンド

※昨日のかっちんさんのコメントにも通じることですね。

『地域で社会インフラとしてのスタンドを営んでいる』、という自覚のある経営者は、
例えPBが仕切り面で優位であると分かっていても、系列であることを選択します。
(高い仕切りが原因で、身銭を切りながらの商売になったとしても!)

そして災害などで系列ルートからの供給がストップしてしまうような有事の際には、
地域への供給が止まってしまうことのないように、人脈やツテを頼って、どんなに高額な“業転?”玉でも仕入れます。
(そういう有事の際は“業転?”玉は高額になるけど、アルる所にはアルものなのです!)


オイルショックのときも、阪神淡路大震災のときも、こうちゃんはそうしてきた。


オイルショックの時には、得意先(製造業)から「どんなに高くても良いから油を届けてくれ!」と懇願されたそうです。
「仕入れが高い分(だけ)、高く売った」と言ってました。

『どんなことをしても油だけは切らしたらアカン』、という気概でやっているのが、地場のスタンドだと言っています。

PBを選択した方の中には「玉がなくなるときは他所も一緒、客もその時は玉のアル系列へ行くだろう」、なんて無責任なことをおっしゃっていた方もあります。

確かにそれが現実かも知れません。
だとしても、元来地場のスタンドというのは「そんな考え方は出来ないものではないのかな」、と、
私はこうちゃんを見ていて思うのです。

昔、私が業転買いを勧めたとき、こうちゃんはこう言いました。

「例え系列であっても、“世界情勢による”有事の際には恐らく“前年比”という形で数量を制限される。
だから、うちの店を利用してくれる客の為にも、系列100%で仕入れをしていく必要があるんや」

PBや他店を利用していた消費者がそういう有事の時だけ給油に来られるとしたら、迷惑以外の何ものでもないのです。
そのせいで、常連のお客さんに迷惑を掛けてしまうことにもなりますから。

※311で、(普段は契約している広域業者の安値で入れている)緊急車両への給油を優先させるために、固定客の給油を制限した販売店のことを思うと、
悔しくて、気の毒で堪りません。


系列でありながら業転玉を仕入れることを推奨される方の理屈は、
(系列100%仕入れに拘って)「店が潰れてしまっては元も子もない」(=それこそ、地域の消費者に迷惑を掛ける)というものですが・・・・

 

系列100%に拘って敗退していくとしても、そのアトに残った浮気組みやPBは安泰では居られないと思いますよ。

元売が、その気になりさえすれば“浮気買い”を理由にマーク剥奪することは容易いことですし、それこそ元売がその気になれば系列外への供給ルートなど価格面も含めてどうにでも出来ることなのです。


だから私はいつも言っているのです。

「業転玉はその場しのぎでしかない」
「系列3者店はPBの防波堤」
「高値店があっての安値店」


だけど、大切なエネルギー、多額の税金が掛かっている商品を、今のようなこんな状態にしていて良いわけがありません。

公取委さんは不当廉売なんていう表面的な事柄にとらわれないようにしてください。
エネ庁も、もっと真剣に考えて大至急何らかの措置を取ってください。

元売は・・・・







※消費者にこそ読んでもらいたい、燃料油脂新聞。


6月21日 燃料油脂新聞

 


PS
※どんなに高くなっても業転玉はアルのだとしたら、
「安いときにはその値段で仕入れて、(有事の際には)その時にはその時で高い値段で仕入れたら良いんじゃないのか???」、とフト思ったのですが・・・(汗)


こうちゃんにソレを言うと、

「それは理屈や」

「何事もなければ、お客さんへの安定供給のために系列から仕入れる。
何事もないのに、系列が業転から安く仕入れるのは、いくらキレイごとを言っても、それは自分が儲けるためや。
系列が業転を買うとしたら、それは緊急時、非常時だけや」

そしてまだ困惑顔の私を見て・・・

「何をそんな難しく考えることがあるねん。系列が系列から仕入れる。これは当たり前のことやないか」


そ、そうでした!!(^▽^;










PB業者の偽りのない本音

2012年06月20日 | ガソリンスタンド

6月19日 燃料油脂新聞より

PBだからこそ必要な企業理念
独自ブランド構築には新たなコスト

静岡県内でも元売系列仕切りと系列外、いわゆる業転玉との価格差が一段と広がっている。
ケースによっては2者特約店クラスで6-7円超、3者販売店の段階では10円の背中が見えるという価格差がみられる。
系列仕切りと業転玉のこれほどまでの価格差でPB(プライベートブランド)SS化の検討が水面下で増えている。

果たして仕切価格という分かりやすいメリットだけでPBSSに転換してもいいのか。
3店舗を展開している静岡県PBSSに偽りのない本音を聞いた。

(以下、抜粋しながら・・・)

セルフSSの揺監期、創世記と違いロケットスタートとはいかない。
PBSSの価格メリットが徐々に薄らいでいる。
PBSSだから看板価格が安いという時代はとっくに過ぎ去っており、元売サインポールを掲げているSSが容赦なく底値看板に価格追随する。

※元売子会社販社にはまるでブランド料が掛かっていないかのようだし、ブランド料が掛かっているハズの3者店だって、ブランド料の掛かっていない系列外玉(業転玉)を誰でも簡単に買えちゃうからね~~~


約5年前に元売系列サインポールを外してPBSS化に踏み切ったのは「経営の自由を手に入れたかったのか」という質問に対してー

「そんな格好いい言葉は後からいくらでもつけることができる。PBSSを決断する選択しかなかった。そうせざるを得なかったーが当時の正直な気持ちだろうか」


同社でも系列サインポールを掲げていたころは、系列外玉、いわゆる業転玉を元売の顔色をうかがいながらだましだまし購入していた。

系列玉と業転玉の価格差が10円近くに拡大、元売も見て見ぬふりをしてくれると思っていた。
ところが元売は同社長の期待を断固として「許さなかった」という。

※元売は(特約店も)、見て見ぬ振りをしたりしなかったり・・・一体どういう基準なんだ?!


業転玉との付き合いで一番安楽なのは、元売サインポールを掲げながらの生き方といえるかも知れない。

※んだ、んだ!

同社がPB化に踏み切った途端に「業転を取って、ズルイ」との視線を(同業者から)感じるようになった。

※へ~っ?何でだろ?浮気を続けているより潔くて良いと思うけど?

「僕はコンプライアンスにもっとも気を使っている。セルフSSで給油許可ボタンの解放を一切していない。

※24時間営業のセルフが“空き巣”に入られたり、原付の若者が数人でペットボトルに給油してたりするくらいですから、適当なコトをしているセルフも多そうです・・・

社員、スタッフが元売系列SS業者に引け目を感じないようきちんとした店作りをしていくつもりだ。
SS業界は業転購入のハードルが低いと思う。
サインポールを掲げていても誰でも簡単に業転を買うことができる。
普通はブランドを展開しているメーカーは取引先に他社買いができないシステムを敷くものだ」

※全くです!
業転玉を垂れ流しておいて、他社買いできないシステムの構築もなく、見て見ぬ振りをしたりしなかったり・・・

それでブランド料とは、笑止千万でござる。


「独自ブランドを立ち上げたといっても元売系列業者から見れば、僕ははぐれ者、アウトローと言えるだろう。
精神的に耐えられるタフさが必要。
何をしたいのか。どんなPBSSにしたいのか。
どんな会社にしたいのか。
経営者の生き方、企業理念次第だと思う」

※PBは自由であるけど自由だからこそ、系列でいることと比べたら、覚悟や責任が伴うんだろうな・・・
私はきちんとしているPBSSは偉いと思うし、地域で小口配達も請け負っているようなら俄然応援します。

・・・浮気してた事実はあるとしても、一概に責められない理由があることは理解できるし。



とにかく、真面目な業者がきちんと報われるような業界であってほしいよね。

真面目でも楽しくいられる業界であってほしい。










仕切価格の根拠を説明できない元売さん

2012年06月19日 | ガソリンスタンド

6月18日 ぜんせき「論説」より

(特約店が、)毎週、元売から通知される仕切価格について、周辺市場の指標価格などを勘案しても納得が行かないため、元売担当者から話を聞こうとしたが、
「(会社から)何も聞かされていないから、説明できない」と・・・


特約店にとって元売との仕切り交渉は、直営SSだけでなくグループの販売店の経営をも左右する極めて重大な課題である。
その交渉相手が「説明できない」という。

 
2008年10月以降、元売各社が順次、特約店向け仕切価格を市場価格に連動する形で週ごとに決める方式を採用した。(新仕切り体系の導入)

※当初は業転との格差も縮小し、それまで業界新聞に掲載される平均仕切りより2円高かった当店の仕切りも年が明けるまでは平均値と同じになり、「新仕切り体系バンザイ!」と思っていました。
が、しかし。

その後、幾度かの変更が行われ、次第に複雑かつ不透明になった。(新・新仕切り体系)
ブランド料などといわれるようなコストも上乗せされ業転との格差が拡大し、販売業界が期待した「公平で透明な」が再び遠のき始めた。

もともと新仕切り体系の導入は、「恣意的な仕切り価格の排除を」 「片務契約の解消を」という、販売業界の声を受けて、公正取引委員会が07年に元売各社に改善を指導したことに始まる。

公取委は元売各社に、卸価格は元売と系列特約店が十分に協議したうえで決定する必要があると指摘し、卸価格の決定では「系列特約店にとって自身に対する卸売価格が明確に把握する事のできる算定方法について、合意する必要がある」と指導した。

※その後、ほったらかしにしてるからこんなことになっているんですよ(T^T)

その結果、導入された新仕切り体系をいま、元売の担当者が説明できないというのでは、「一体どうなっているのか」という声が出てくるのも当然だ。


公取委は今後、「石油元売及びガソリンスタンドの競争・取引実態にかかる調査」を実施する。

その際はぜひとも、この新価格体系導入後の取引の変化やその後の制度変更による実態を解明し、改めて透明・公正に向けた指導を期待したい。


※夫婦の会話


 「それにしても、この業界の歪みの原因はハッキリしてるコトやのに、しかも直ぐにでも是正できるハズのコトやのに、何で元売はちっとも動こうとせーへんのやろ?」

「こうちゃん、それはな。 “うっとうしい地場の系列販売店の消去”という元売さんの目的が完結されていないからだよ」




昨日の「なかのひと」

※このあと17:37に経済産業省の閲覧もありました。



系列でありながら業転玉を仕入れている販売店の存在も、私たちのように系列100%仕入れをしている販売店や10日に1度の自主分析を行っている真面目なPBの健全経営を阻害するものです。

系列販売店が系列100%仕入れをしていたら敗退するしかなくなるなんて、そんな世の中は間違っていると思います。


公正取引委員会に、期待していますm(_ _)m


















 



6月18日燃料油脂新聞より

2012年06月19日 | ガソリンスタンド

同じ京都のセルフでも亀岡市130円、府北部では146円の看板価格





一部元売の週の半ばでの途中改定が定着(特約店・地域別も登場)
※昨日の「量販店贔屓」の“製油所地域限定元売”として生き残りを図ってると言うのはこの元売さんでしょうか?







市況低迷時に連絡なく 関係希薄化
※特約店は元売の真似なんかしなくてイイのに




元売の本音 「系列で安定収益 余剰玉でも利益」
※系列は完全になめられてますね




消防法改正が会社整理を誘発
未だに本申請をあげていない業者が少なくない。
本申請の躊躇は、多くの業者が経営継続か会社整理か逡巡している現実をあらわしている。

※「法を恨む」という気持ちは分かるけど、それよりも仕切り格差や業転を生み出した元売と、業界の歪みを放置してきた行政に問題があると思うよ。




・・・整理や解散による閉店でも、
消費者には「潰れた」と表現されるのが、これまたツライ。


過去5 年間で1228 社が休廃業、スタンド空白地帯増加懸念

2012年06月18日 | ガソリンスタンド

SS存続は地域住民の生活に直結する問題との観点から、
帝国データバンクがまとめた「ガソリンスタンド経営業者の倒産・休廃業動向調査」です。


はじめに
各地で次々と姿を消すガソリンスタンド。よく行くスタンドが急に閉店したり、知らぬ間に自分の住んでいる地域がスタンドの一つもない“空白地帯”になったりと、不自由な思いをしたドライバーは少なくないはずだ。

一般財団法人自動車検査登録情報協会によると自動車保有台数(軽自動車・二輪車を含む)は、2007 年をピークとして2011 年(3 月末時点)まで4 年連続で減少している。
利用者減少に伴いガ
ソリンスタンドの価格競争は激しさを増している。
また、2010 年6 月に行われた「危険物の規制
に関する規則」の改(2011 年2 月施行)によって、40 年以上前に埋められた腐食のおそれが高い貯蓄用地下タンクの改修が義務づけられた。
改修の猶予期間は2 年間で、2013 年1 月末までに
改修せねばならない。
対象のタンクを保有するガソリンスタンドは数百万円の費用負担とともに、
1 ヵ月近い工事期間を要するため、売上減少に悩むスタンドにとっては重すぎる負担となっている。

ガソリンスタンドの存続は地域住民の生活に直結する問題である。
そこで、帝国データバンク
は、2011 年度(2011 年4 月~2012 年3 月)のガソリンスタンド経営業者(業種コード:49301)の倒産(負債額1000 万円以上、法的整理のみ)を集計。
さらに、企業概要データベース「COS
MOS2」(142 万社収録)から削除されたデータを収録したファイル(「削除ファイル」)を用いて、過去5 年間に休廃業・解散に至った事業者(法人、個人含む)を集計、今後の見通しを考察した。



続きはこちらをご覧下さい。↓
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p120601.pdf


量販店贔屓

2012年06月18日 | ガソリンスタンド



近畿地区で安値量販する特約店に対し、系列元売が多額の報奨金を与えたり、競合SSの進出に対し元売経営陣が対抗価格を予め約束するなど、一部元売が量販特約店に対する支援戦略を鮮明化させている。

関係筋によると、期末手当として数百万円単位で報酬があったとみられ、聞きつけた別の特約店からは羨望の声が聞こえている。


・・・・
エネルギー高度化法により製油所や油槽所の統廃合がなされると、バーターを切られる中小元売は、自社の製油所の近辺の量販店を集中的に援護することで製油所地域限定元売として生き残りを図る。
反面、地域外の特約店は・・・・見殺し・・・・?


そして援護された特約店も、
直営店は別として、3者販売店を援護するのかどうかは・・・???

・・・・・・・・・

巷では、「エネルギー高度化法により製油所や油槽所の統廃合がなされた後には、今のような余剰玉は無くなるだろうから業転との仕切り格差は解消されるのではないか?」と言われています。

そうだとしても、今度は系列内格差が大きくなるのかも?!