masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

知っていたとしても、販売店に罪は無い。

2020年07月07日 | ガソリンスタンド5

全量正規仕入の系列店は居心地が悪い業界です。
コメント欄より

全量正規仕入れでも (Mくん) 2020-07-07 11:26:14

masumiさんご無沙汰してます。
コロナ禍であっという間に半年が過ぎ去ってしまいました。

さて、当店は全量正規仕入れの系列店ですが、当店への出荷基地は当店系列ではない出荷基地からの出荷がほとんどです。
もちろんハイオクも同じ出荷基地から運ばれて来ます。
何が言いたいかと言うと、全量正規仕入れでも出荷基地によっては、この事実を知る事が出来る場合もあるという事です。


もちろんお客様には言えませんでしたけどね^^;
このような例外もあります。


(ENEOSではない系列販売店の)Mくんさん (masumi) 2020-07-07 13:21:14

>全量正規仕入れでも出荷基地によっては、この事実を知る事が出来る場合もある

そうですね。
一販売店にはどうすることもできない悔しい事実ですね。

>こちらからすれば、「知ってて販売していたのですか?それって・・・」となります。

記事の中のこの文言は某掲示板での他社買い開き直り発言に対するものです。
それを知って尚系列仕入れを貫く販売店の心中は察するに余りあります。
つまり世間(エネ庁含む)に公表せずにハイオクをバーターしていた元売に対して非常に激しい憤りを感じます。

過去、業転は出していないと言い続けていた元売。
商標権を盾に他社買いを禁じながらハイオクバーターをしていた元売。
その2枚舌に翻弄されてきた販売店という構図が明らかになりました。

レギュラーに関しては「安定供給のため」バーターという理由は通用しますが、ハイオクのそれは通用しないでしょう。

こうして一般紙で報道された以上、元売は公に何らかの発表をしなければならないのではないでしょうか。

これは他社買いとは違い、事実を知っていたとしても全量系列仕入れの販売店に罪はなく、元売が消費者に向けて説明しなければならないことです。
元売が説明しなければならない相手は、販売店ではなく消費者です。

エネ庁もそれを望んでいるはずです。



そういえば今年の(経営実態調査での)販売業者の声は?

2020年07月07日 | ガソリンスタンド5

7月4日燃料油脂新聞より

ポイント還元事業6月末で終了 SSが得たものは?





感染対策で差別化「取り組みの差が集客左右」 
>トレンドは対策の見える化

※当店は「見える化」はやっていません。



24時間営業廃止するSSも



スーパーでは「(コロナ禍)従業員を守るため」営業時間短縮とアナウンスが流れていた。
郵便局も確か営業時間短縮中。
三井住友銀行は窓口業務(新規口座開設など)は予約制にするらしい。
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20200706-567-OYT1T50050



大手元売7月から配送料値上げ


全石連のぜんせきでも配送料値上げ(全国版)の記事を載せて頂きたいです。
元売のSSへのコロナ支援金(10万円)のこともぜんせきに載せて頂きたいです。
それを知るのが“元系列の元組合員の方が運営している掲示板”というのは情けない。





キグナス6月末SS数 3月末比1ヵ所増の451ヵ所に




局地的軟化に警戒感 県外業者のキャンペーン価格が発端か
(セルフ価格レギュラー106円の価格看板)

>「安値にもほどがある」とあきれ顔。
>確かに110円を切る売価は一般の業者(SS)では利益が出るレベルではない。


消費者は106円でも利益が出ると思うから130円は暴利だと思う。
でも消費者だって少し考えれば分かるはずなんだけどね。
もし仮に仕入れ値が同じであったとしても、需要が少ない商圏や店舗の規模(広域か1SSかなど)によって販売価格は違ってくるってこと。

「市場の実情理解してほしい」
一般紙の高値報道に辟易 高知県市場 

県全域で130円台半ばから後半の採販市況を構築している。
石油情報センターの価格調査が木曜の朝刊(一般紙)に掲載されるが、県内の小売価格が四国他県に比べて「高過ぎる」など批判的な記事内容という。
地元業者は「コロコロナ禍で頑張る現場のスタッフに対して、価格に対する苦情や嫌味を言われることがある。高松や松山とは違い需要が少ない高知は、需要に見合う価格に設定するのは当然のこと。製油所や油槽所から遠い陸の孤島で配送コストが高く、1SS当たりの販売数量が少ない高知の実情を理解してほしい」と訴える。
とくに緊急事態宣言中の4月中旬から5月中旬にかけて、ほかの三県庁所在地に比べて高知市内の価格は20円高い状況が続いていた。
県を跨いでの移動が全面的に解除されたために、県外ナンバーの営業車や観光目的の給油客からの苦情やネットへの書き込みが少なくないという。



卸格差に因る高値販売を暴利と誤解され苦情を言われながらの接客は心を遣られます。


組合員のために全石連は全国紙に意見広告を出してほしい。
と10年前から書いているけど

叶わないから


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これを作って手渡すことにしたのです。

価格やTポイントに関するクレームは、これをご覧いただくことで確実に回避できています。

万が一これをお読みいただいて尚苦情を続けようとされる方がおられたなら、それはもうお客様ではなく「当方を疲弊させるだけの消費者」ですから次回来店を拒否します。


昭和の終わりから続々と県外業者の新規出店があり、平成の始めの頃に燃料商から「9割が業転玉を取っていますよ」というセールスがありましたが他社買いはせずに営業を続けました。
そうした状況下でこのブログを始めて、もう11年になります。
その間に3軒の既存店が廃業しました(それ以前の減少数はもっともっと多いです)。


「13円高く売ってもリッターマージン5円」という市況を経て、現在は販売価格差は殆どなくリッターマージンは過去最高の30円台・・・でしたが、
その後仕入れ値値上げが続いているけど市況は変わらずなので現在のリッターマージンは約20円です。

↓ マージン減少は全国的みたいです ↓

マージン右肩下がり



現在当商圏は高知県より好市況で、レギュラー店頭現金会員価格136円販売の当店ですが、文句を言われることはありません。

リッターマージンが5円しかない時は「高い」「暴利」と罵られ、今は〇〇円もあるのに誰も何も言わない。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/f6779c00654da5a60fe13db645f3c025


経営実態調査@販売業者の「声」
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/9e9cd43e3d06052a1d005cec28fab9e0