masumiノート

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本日のお仕事

2020年07月03日 | ガソリンスタンドでの出来事


携行缶への小分け販売の時に付けてあげる「札」

既存客には行き渡っていることもあって、随分前に切らしたままだったのですが、京アニ事件以降「セルフで売って貰えなくなったから」と買いに来られる新規客が増えたので又作ることにしました。

もちろん無償サービスです。






全量正規仕入の系列店は居心地が悪い業界です。

2020年07月03日 | ガソリンスタンド5

私は食っちゃ寝をしていたいナマクラ人間です。
聖人君子なんかではありません。
赤信号も時と場合によっては渡ります。
でもね、
そん時は独りでやる。


st31掲示板 http://st31.com/bbs/index.php より


>毎日新聞はコスモの偽装を掴んだが、他社のは掴めていないのか?
>最初の記事はなんだったのか。 


>お客様からの問い合わせは、現時点聞いてません。
>ただ、サブ販売店様から苦情めいた問い合わせあり

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>毎日新聞はコスモの偽装を掴んだが、他社のは掴めていないのか?
>最初の記事はなんだったのか。

ハイオクガソリン、実は混合 「独自開発」のはずが…20年前から各地で
https://mainichi.jp/articles/20200627/k00/00m/040/124000c
毎日新聞2020年6月27日 16時32分(最終更新 6月27日 20時38分)

石油元売り5社がオリジナルブランドで販売し、業界団体も「各社が独自技術で開発した」と説明していたハイオクガソリンが、スタンドに出荷する前段階で他社製と混合されていることが毎日新聞の取材で判明した。物流コスト削減を目的に貯蔵タンクを他社と共同利用するようになったためだが、各社は公表していない。複数の関係者は「混合出荷」は約20年前から各地で行われていると証言する。高級ガソリンのハイオクは各社の独自製品と認識して購入する消費者も多く、情報開示のあり方が問われそうだ。

 元売り業界は再編が進み現在はENEOS(25日にJXTGエネルギーから社名変更)、出光昭和シェル、コスモ石油の大手3社とキグナス石油、太陽石油の5社体制。ハイオクに独自のブランドを付けて商標使用契約を結んだ系列スタンドに出荷し、太陽を除く4社はホームページで燃費などの性能を宣伝している。各社は取材に混合出荷を認めたが、こうした流通形態を取る地域や開始時期は「他社との契約に関わる」として回答しなかった。
 レギュラーガソリンについて各社は公正取引委員会の調査に、物流の効率化のため、タンクの共同利用や、自社の製油所やタンクがない地域で他社のガソリンを買い取って自社製として販売するバーター取引をしていると説明してきた

 

 この流通形態は1996年の石油輸入の完全自由化をきっかけに加速したが、ハイオクは独自の供給体制を維持しているとされてきた。大手3社の社長らが会長と副会長に就く「石油連盟」も今年6月に削除するまで、ホームページで公開する消費者向けパンフレットに「ハイオクなど各社が独自技術で開発した高品質製品は独自ルートで供給されている」と記載。ほとんどのスタンドは混合出荷やバーター取引を知らずに販売し、資源エネルギー庁も取材に「独自製品と認識している」と答えていた。

 しかし毎日新聞は、ENEOSが2月に東大阪市のスタンドに回答した文書を入手。そこには「コスモと同一のタンクを利用している」と記されていた。さらに、ENEOSとコスモが出資する「東西オイルターミナル」(全国23カ所)の東北や関西、九州地方の関係者は「約20年前から、2社は同じタンクから出荷している」などと証言。別の会社が運営する新潟県上越市のタンク関係者も「99年から旧出光(現・出光昭和シェル)とコスモのタンクは同じ」と話した。

 タンクの共同利用やバーター取引による出荷について大手3社は「自社規格を満たすことを確認し自社製品として販売している」、キグナスと太陽は「国の品質基準を満たしている」と回答し、いずれも問題はないとしている。出光昭和シェルは「Shell V-Power」のブランドで販売するハイオクについて「他社製と混合していない」と答えた。キグナスは製油所を持たず、主にコスモから仕入れていると回答した。
 一方、石油連盟はハイオクに関するパンフレットの記述削除について「取材を受け、誤解を招く記載であることが判明したため」としている。【遠藤浩二】

経済産業省の総合資源エネルギー調査会で専門委員を務めた小嶌正稔・桃山学院大教授(石油流通産業史)の話 
 元売り各社はハイオクは他社との差別化商品だと言い続けてきたので、混合出荷やバーター取引をしていたことは驚きだ。誤った情報を消費者に与えることは許されない。独自の供給体制を取れないならば、独自製品であるかのように宣伝すべきではない。 

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>ほとんどのスタンドは混合出荷やバーター取引を知らずに販売し、
※レギュラーのバーターは知っています。ハイオクについては2020年07月01日の記事に書いたように「まさか?」という感覚でした。

>資源エネルギー庁も取材に「独自製品と認識している」と答えていた。

元売り各社はハイオクは他社との差別化商品だと言い続けてきたので、と答えておられる小嶌正稔・桃山学院大教授と同じ感覚だったのでしょう。


再度書きますが、全量を正規仕入れしている系列店にはハイオクがバーターされているなんて「まさか?!」でしかないのです。
st31掲示板ではハイオクバーターも“業界人なら当然知ってたでしょ”“知らなかった方が悪い”という意見が幅を利かせていますが、他社買いでもしなければ確かめることは出来ないのですから。


納品書記載の出荷基地は大阪製油所



「業転取らない方が悪い」って思っているから「知らなかった方が悪い」ってなるだけでしょう?

というか

こちらからすれば、「知ってて販売していたのですか?それって・・・」となります。




この業界内では全量系列仕入れ組の居心地は非常に悪いです。

(その理由はENEOS株式会社コメント欄で)



7月3日燃料油脂新聞より
「社説」ハイオク報道から考えよう










コスモ、キグナス石油、ハイオク性能を虚偽宣伝[新聞ウォッチ]
https://response.jp/article/2020/06/30/336070.html
レギュラーガソリンよりも10円前後も高価でスポーツカーや高級外車などに給油するハイオクタンガソリン。石油元売り大手のコスモエネルギーホールディングスが、全国の系列給油所で販売しているハイオクガソリンの性能について、「エンジン内部の汚れを取り除く清浄剤が添加されている」などと、10年以上も実態と異なる説明をホームページに掲載していたことがわかったという。
景品表示法では、商品の品質を実際より優れていると偽り、宣伝することを禁じている。コスモのハイオク「スーパーマグナム」の添加剤には、エンジン内に汚れが付着しにくくなる効果はあるが、除去する効果はなく、コスモは「誤解を招く表現だった」として今年4月、ホームページ上の掲載内容を「エンジンをきれいに保つ」と修正したそうだ。
毎日が6月28日朝刊の1面トップで「独自ハイオク実態は混合、元売り5社タンク共用」などと特報。翌29日の朝刊でも「コスモ、ハイオク性能虚偽,『汚れ除く』10年以上記載」と報じたことを受けて、きょうの各紙も追随している。
さらに、毎日はきょうの社会面に「キグナスも性能虚偽宣伝」として、石油元売りのキグナス石油も「α-100」のブランドで販売するハイオクガソリンについて、オクタン価が100ではないのにホームページで「オクタン価は100」と虚偽の宣伝をしていたと伝えている。キグナスは毎日の指摘を受け、4月にホームページを修正したという。
ガソリンの品質・性能はユーザーにはわかりにくいだけに、相次ぐ石油元売りの虚偽宣伝は消費者を騙す裏切り行為であり、ホームページを修正すれば片付くような話でもなくそれをメディアが指摘するまで修正しなかったとは実に情けない。



申し訳ありません。
メディアが報道しても「みんなやってる(知ってた)」「石油製品類はJIS規格内で有ればいいのですよ」と開き直るような業界です。




>お客様からの問い合わせは、現時点聞いてません。

なので。