masumiノート

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記録更新

2015年07月25日 | ガソリンスタンドでの出来事

「ガソリンは儲からないけどオイルは儲かるものなのにどういうことだ」と言われた、この時のおきゃくさん。
薄利多忙ゆえ(コメント欄)

本日、出直し4回目にしてめでたくオイル交換をさせて頂くことができました。
今まで3回が最高でした。記録更新です\(^▽^)/

アリガタヤアリガタヤ(^人^)


やっぱりそうだったのか(==;

2015年07月25日 | ガソリンスタンド2

7月22日 ぜんせき

兵庫 SS減鈍化は“見掛けのみ”

2014年度1年間のSS数の減少が24ヵ所と過去3年で最も少なく、SSの減少に一定の歯止めがかかったように思われた兵庫県だが、
実態は元売販売子会社をはじめ、県外からの広域量販SS、PB業者らの相次ぐ進出で、地場SSの廃業・撤退が覆い隠されているのが現実のようだ。
地場業者の廃業・撤退が激戦地を拡大させるという悪循環に陥る危険性も指摘されている。


※以下masumi

2者店さんへ
安値営業で3者店から顧客を奪って廃業に追い込んでも、残存者利益は望めませんよ。
その行為は将来自分の首を絞めることになりますよ。


消費者の皆さんへ
数が変わらないのなら問題ないと思われるかも知れませんが、元売販売子会社や量販SSなどは小口配達を行いません。
その地域には地場業者を必要としている高齢者宅などがあるということをご理解ください。


***

クルマが入店してきてFCカードが使えるか訊かれました。
近くで始まった工事現場の方で、リフトの燃料(軽油)をお買い求めになられました。

その工事現場の近くには出光(地場フル店)があります。

FCカードと(出光ではない)メーカーの法人カードを手に「こんなカード持たされてんけど、使えるとこがない」「(セルフでクルマに給油は出来ても)最近は、どこも(容器に)入れてくれないし」とウンザリした顔で話されます。

「そうですね、最近はセルフばかり増えましたからね。・・そのうちこういった店はなくなるかも知れませんね」と言うと、

頷きながら「ここでこのカードが使えるんだったら、又来るわ。若いもんにもそう言っておく」と言われました。

すかさず、壁に貼ってある『発券店値付けカードは給油のみ』に手をかざし、
「ただし当店ではこのようにさせて頂いてますけど」とお伝えしました。

「リフトが数台あるのだけど配達は?」にも、「無理ですね、配達は昔からのトコだけです」


※昔なら反発されることが多かったですが、今は(しょうがないね)って感じで受け止めて頂けるケースが殆どです。



疑問に思わないことに疑問

2015年07月25日 | ガソリンスタンド2

7月24日 燃料油脂新聞より

兵庫県石油商業組合青年部・サテライトクラブ
「この会は前会長時代から続いている懇親を兼ねた会で、業転の買い方など変わった企画をされてきた。
元売マークが違う中で諸々の話題で懇親を深めていただき、さまざまなことを学んでいただける少し面白い会にしていきたい」

*以下masumi

こういう懇親会に参加できる経営者は幸せです。

ただし、系列店でありながら業転を買うことを何も疑問に思わないのだとしたら、
そんな経営者を、私は疑問に思います。


誤解が解けて何よりでした。

2015年07月25日 | ガソリンスタンドでの出来事

工業用の油を年に数回注文するだけなんですけど、
もう40年以上電話だけで取引をしていた大阪のY工業さん。

初めてお会いしました。

これまで40年、こうちゃんが電話で「○○石油ですけど、○○を一缶お願いします」「はい、わかりました」で、何事もなく繋がってきました。

今回台風があったので、念の為にこうちゃんが納期の確認のための電話を入れると「○○運送で○日着」と回答があったのに、商品が到着しないので問い合わせました。
(午後6時を回っていたので事務の女性の方はすでに退社しており)営業の男性が電話に出られたのですが、「そんな注文は受けていない」と言われたのです。

こうちゃんが「○日と○日にこういった電話を入れて、こういった返事をもらった」と事情を説明したのですが、「そのような履歴も残っていない」...とのこと。

「うちは年に数回しか注文しないから(Y工業さんに対して)偉そうに言えないかも知れませんが、こっちは(当店の顧客に対して)納期を守らないと信用問題に関わりますから、運送代は着払いで結構ですから明日必ず着くように送ってください」と頼みました。

一旦電話を切ったあと納期の確認の電話を入れた時に事務の女性の方が運送会社の名前を言っていたのを思い出して、再度電話を掛けました。

運送会社の名前を聞いた営業の男性は、それを聞いてこちらが嘘を言っているのではないと分かってくれたようで、自分で商品を届けたいが出張が入っていて無理なので、ということで翌日着で運送会社に手配をしてくれました。

お蔭で当店も顧客に対して納期を守ることが出来ました。

その翌日、Y工業のその男性が当店を訪問して下さいました。


電話で「履歴も残っていない」と言われた時、こうちゃんが「操作(証拠隠滅)しはったんちゃいますか!」と咎めて、相手は相手で「そんなことしませんよ!(失礼な!)」みたいな雰囲気になっていたのですが、履歴が残る件数が超えていたようです。

直接お会いして、
「注文もせんと、この人何言ってはるんやろ、思ってました」
「注文聞いといて、この人何言ってはんねんやろ思ってましたわ」
ハッハッハッ(笑)
と一件落着となりましたとさ(*^^*)

PS
うちに届くはずの商品は違う県の○●石油さんのところへ行ってたみたいです(^₀^;


終活

2015年07月25日 | ガソリンスタンド2

7月23日 燃料油脂新聞より

海上ガソリン1日比6円安

陸上市況の下落で首都圏一帯で影響が大きいジョイフル本田は土曜日(18日)からガソリン小売価格を再び値下げし、126-127円に改定した。(3週連続の値下げ)
一部元売販社や量販店が早くも追随し、130円を下回る地域も増えた。
カード価格で大幅値引きが常態化する元売販社は一部とはいえジョイフル価格と同水準に下げている。
周辺はマージン改善が進まない。


週改定 値下げ一服 全油種据え置き



「営業継続が社会貢献」



“終活”考える販売店 不毛な価格競争で疲弊

「従業員を雇う余裕もなく、夫婦だけで休みなく働いている。
だが血のにじむような思いで掲げた低マージンの販売価格を、同じマークを掲げる近隣子会社が軽く乗り越え最安値を掲げる。
適正市況の構築を行うべき子会社がこれでは やっていけない」(10年後にはSSをクローズする決心)

「業界が変わらないため、終わりを見据えた経営計画を行っている。
息子に他業種への就職を勧め、閉鎖時に慌てないよう土壌汚染保険に加入したほか、不動産関係ともコンタクトを取った。
すぐに、というわけではないが、“終活”は着々と行っている」

プランはなくとも「辞められる人は幸せ」と語る販売店主は多い。
今後も「終活」の動きは広まっていくと考えられる。

***(以下masumi)

業転玉は毎日値下げのようですが、系列玉は据え置き発表でした。
※なのに、
>一部元売販社や量販店が早くも追随し、130円を下回る地域も増えた。
>カード価格で大幅値引きが常態化する元売販社は一部とはいえジョイフル価格と同水準に下げている。
>周辺はマージン改善が進まない。


地場業者の多くは店の営業を続ける事が社会貢献だと思って利益も休みも満足に取れない状況で働いています。

実際、数は少なくても地場業者が店を閉めると困る家庭も存在しています。(その店が例え高値の店でも)。

1日に4軒のペースで減少を続けているガソリンスタンド。

「カーナビには表示されているのに行ってみたら無かった」という話もよく聞きます。

そういう状況ですから、発券店値付けカードを利用されている他府県ナンバーのドライバーさんが来店されると、先ず「このカード使える?」とお尋ねになる方も増えています。
「使えますよ」と答えると、「あー助かった。もうちょっとでガス欠になるところだったよ」とおっしゃる方もおられます。


「ガソリンスタンドが消える?2月危機」とマスコミがセンセーショナルに報道した消防法改正による地下タンク規制も、投資回収は不可能と知りながら対応工事を行いました。

当店が営業を続けているのは燃料供給のためです。

営業を続ける事が社会貢献だと思って踏ん張っていますが、業界が変わらなければ確実に限界が来ます。

終活は行っていませんが、終わりのときは来ます。

同じような思いの地場3者店は多いと思います。



何も世間に訴えることもなく、淡々とその日まで営業を続けて終わられる販売店もあるのでしょう。
廃業の原因と言われている発券店値付けカード客にも、何も言わず、ゴミを捨てて窓を拭いて、・・今までと同じように。

私がこの店に存在していなければ、多分当店もそうだったのではないかと思います。

でも、首を絞められながら、笑顔で(接客は出来ても)サービスを行うなんてことは私には出来ません。



それによって自店の販売数量を落とすことになっても、
それによって知って貰える。


そうしたら、何かが変わる。
全く何も変わらないなんてことはない。

現象としてはまだ現れなくても、意識レベルでは気付いてもらえる。


だから、





後継者がいない私たちでさえ、廃業することを惜しいと思うのに、
後継者がいるのに、「他業種への就職を勧め」とか「後を継がせたくない」なんて言わなきゃいけない業界なんて哀しいじゃないですか。

満足な給料も休日もなく業転玉を取ってでも、“最後の砦”の営業を続けている地場業者は、販売数量が少なくても負い目に感じる必要はないと思います。

胸を張って「(系列店は系列仕入れで営業継続可能になるように)仕切り格差の是正(縮小)」を、元売にも世間にも訴えなきゃいけないと思います。

誇りを持って次の世代に後を継がせられるように。


「立つ鳥跡を濁さず」という諺がありますが、この業界はそれではいけないと思っています。

「終活」を視野に入れ始めた地場業者の皆さんには、この業界でまだ営業を続ける、後の同業者のためになる“何か”・・・

そんなことも考えてやって頂ければ嬉しいな、と思います。