トヨタ自動車と日産自動車、ホンダの大手自動車3社は1日、燃料電池車(FCV)に燃料の水素を供給する水素ステーションについて、運営企業に対し、費用の一部を補助する制度を始めたと発表した。

 水素ステーションを増やし、FCVの普及拡大を目指す。

 1基当たり年1100万円を上限に、運営費の3分の1を補助する。1日から受け付けを始めた。

 水素ステーションの運営には、人件費や修繕費などで1基当たり年3300万円程度かかるとされる。政府はすでに、2200万円を上限とする補助制度を設けており、3社の補助金と合わせれば、運営費の大半をまかなうことができる。

 FCVの普及に向けては、水素の供給拠点が少ないことが課題となっており、3社が協力し、整備を促す。3社の補助額は、2020年頃までに累計50〜60億円程度になる見通し。水素ステーションは現在、建設中も含めて全国に約80か所ある。


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「補助するより自社で運営すればいいのに」、と思うけど。