masumiノート

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いずれSSは閉鎖する

2015年07月14日 | ガソリンスタンド2

海水浴に行きたくなる!!

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今、業転玉は毎日値下げのFAXが届いて、113円とか112円台とかあるみたいです。
税込だと122円・・・135円で売っても13円の粗利になります。
方や系列仕切りは建値126.2円、税込みで136円。145円で売ってたら9円しかない。

135円の店と145円の店があれば、消費者の目には145円は暴利と映るでしょう。




7月14日 燃料油脂新聞 (※青系文字がmasumi)

事業再編と設備最適化促す SS経営力強化も盛り込む

石油販売業についてはSS関連施設の高度化や配送の合理化、
事業承継などによる石油製品販売のビジネスモデルの見直し、
石油製品以外のサービスの提供などを通じてSSの経営力強化を促す方向。

※既にガソリンスタンドの赤字を多角経営の他の収益で埋めているーという業者も多いのです。
石油製品以外のサービスの提供がSSの経営力の強化に繋がるとは到底思えません。

そもそも石油製品を売るための設備に多額の費用が掛かるのですから、石油製品の販売が経営の礎となるようでなくては本末転倒ではないかと思うのですが・・・


仕切り透明性の確保 元売5社に重ねて訴える 全石連

元売は系列仕切価格と業転市況との格差を縮小するため一度打ち出した仕切価格を調整、遡及値引きを実施している。
自社の価格競争力低下を回避するのが狙いだが、当月内に調整する分には、いわゆる“事後調整”ではないという認識が各社に共通しているとの指摘もある。
8日の協議の場でも元売り側から事後調整は10数年前にやめたとの発言もみられたという。

エネ庁の調査で調整の時期を「月末」34%や「翌月末」33%とする回答が多く、四半期末や決算期末との回答がなかったことからも、元売が足元で調整し価格を確定する流れをうかがわせている。

こうした状況に全石連側は仕切価格決定プロセスの不透明性を指摘。
SS経営の根幹に関わる仕入価格が事後的に決まる現状について、各地の販売業者の声を紹介したうえで「透明性のある仕切価格体系の構築」を求めた。

ただ価格調整の背景にある業転市況水準の適正化といった議論には発展しなかった。


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>ただ価格調整の背景にある業転市況水準の適正化といった議論には発展しなかった。

なら、意味ないのでは.....?



7月11日 燃料油脂新聞

家族経営でしのぐ地場業者 先行き希望なく閉鎖歯止めきかず

家族経営でなんとか経営を続けているが、高齢化も進んでいる。
大手店による市場席巻などで地場SSの経営は厳しさを増している。
このため老朽化設備の再投資を実施してまでも続ける仕事ではないとして、後継者がいても継がせる気はない。
体が動く限りは続けるが、いずれSSは閉鎖するという店主の声も少なくない。

人員が確保できないための労務倒産のほか、先行きのSS経営に希望が持てず廃業する地場業者は今後も少なくないようで、SS閉鎖に歯止めがかかるのはまだまだ先となりそうだ。


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エネ庁などのこうした“働き掛け”、
年齢にもよるでしょうが「時すでに遅し」と感じる経営者も多いと思います。
自店の仕入れ値では追随不可能な安値店の出現から既に18年では、体力も残っていません。

先日京都で娘が「母さんの店のようなその3者店とやらも、新たなビジネスモデルを構築するべきなんじゃないの?」なんて言うものだから
「新たなビジネスモデルの構築って簡単に言うけど、先ずアイデア、そのアイデアがあったとしても、始めるにはヒトとおカネが要る。3者店は夫婦だけとか親子でやってる店が多いし、ヒトっていうかその新規事業の為の時間が取れない。うちの場合はこうちゃんももしサラリーマンやったら定年退職している年齢やし、何よりも何年も赤字続きで資金が無いよ」なんていうハナシをしてきたところです。

もちろんそんな店ばかりじゃなく、若い経営者の方もいるし、利益を上げている店もあると思いますが。


>体が動く限りは続けるが、いずれSSは閉鎖するという店主の声も少なくない。

因みにmasumiさんは、「頼むから身体が動くうちに店閉めてや、一緒に旅行とかもしたいねんからな」と申しております。
相済みませんm(_ _)m