人間の身体も心もズタズタにする大企業に怒り!

2009-12-12 21:09:39 | 今日の活動
 今日は、塩釜市、多賀城市で行動。塩釜市では、2ケ所の懇談会に参加しました。
 昨年の秋に他県の日本有数の大企業で派遣切りにあい、いまも求職中の方からお話を聞きました。
 いま、ハローワークに通っても、朝から何時間も並ばないと仕事を探すパソコンを操作することもできない。パソコンもわずか20分。そこで、もし仕事があっても、紹介状が出るのは、午後になり、ほとんど1日かかるとのこと。しかも、紹介された会社の実態は、給料の遅配もあり、求人票とはまったく違うこと。35歳を超えると、ほとんど仕事がなくなり、本当に不安だと話してくれました。
 この方は、本当にしっかりした方で、能力もあり、派遣とはいえ、正社員以上の仕事をしていたとのこと。この方から聞く大企業の現場は凄惨なものでした。少しでも仕事ができない人がいれば、上司の指示で職場の同僚がいやがらせをして、本人を精神的に徹底して追い詰め、職場にいられないようにするのが日常茶飯事であること。労働者がやめても、いくらでも替わりはいるという雰囲気が蔓延していると話してくれました。
 また別の方は、娘さんが職場でいじめにあい、うつ状態になりかけていることを話してくれました。
 政権が代わったといっても、目先の利益が最優先にされ、労働者の身体と心がズタズタにされている日本の企業社会は、そのままです。たたかいを緩めるわけにはいきません。

最新の画像もっと見る