いつの間にか3月です
花粉日和の毎日です・・・
私はアレルギー体質ではないのでひどい花粉症ではありません。
でも、でも・・・この時期は鼻炎とか少しだけ症状が出るんです。
それでも家族のひどい花粉症に比べては平気な方です。
飲み薬、点鼻薬、目薬すべて使っているのはかわいそう。
さて、大好きなフィギュア・スケートの話。
昨年末に発売された「浅田真央17歳」を読みました。
一気に、2007~2008を振り返るように夢中になりながら。
この本は宇都宮直子さんがシリーズとして書いているものです。
彼女の初々しいシニアデビューの頃から、毎年の選手生活を追って書かれています。
特に最近はワイドショーでの取り上げ方が大きく偏っていて、辟易していた私にとって、本当の真央さんの気持ちが伝わってくる貴重な本なのではないでしょうか?
この本は一年前のシーズンなのでSPは「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア」
そしてフリーは「幻想即興曲」の時のものです。
私がびっくりしたのは、その前のシーズンのフリーの曲「チャルダッシュ」を真央さんは「失敗だった!」と言い切ることでした。
「自分に合わなかった。最後までしっくり来なかった」と後悔しているとのコメント。
「チャルダッシュ」は好きだったのでこれは意外でした。
昨シーズンはSPで失敗するトラウマとの闘いや、コーチ不在になる事情などなど。
そうだったのか・・・?と納得しながら読んでいきました。
フランス大会の後の涙の記事を読むと、本当にすごい選手なんだな、と再確認。
そして、試合で失敗すると「ママに怒られるから部屋に帰らない」とか可愛い面もたくさん。
そしてもう一つ、あの転倒の後に優勝した2008年世界選手権の時の話。
その前に深刻なケガをしていたのは知りませんでした。
もちろん、報道陣にも言わず、氷に立てない日が何日もあったなんて。
そして、あの素晴らしい結果!
今思い出しても、転倒のシーンからの見事な復活、素晴らしかった。
この本はシーズンを終えて毎年まとめられて書かれているのですが、昨日の事のようにすべての大会を思い出します。
「浅田真央」対「キム・ヨナ」の特集ばかりのTV各局。
本当にテーマがくだらない!
浅田真央さんにとってライバルは自分。
だからこそ私達フィギュア・スケートの好きな人に頑張る勇気を与えてくれるんですよね。
もう今シーズンも残すは「世界選手権」です。
どんな素晴らしい演技で締めくくるのか。
そして「浅田真央18歳」はどんな内容になるのか楽しみです