まずはライサチェク選手、世界選手権優勝おめでとう～
朝からＬＩＶＥでやっていた世界選手権男子フリー。
全ての選手をしっかり観ました～
解説は樋口豊さんと田村岳斗さん。
落ち着いた放送でたっぷり楽しめました。
さて、やはりシーズンのラストを飾る一番大きな大会、世界選手権です。
素晴らしいメンバーがこの大会に照準を合わせて戦うために頑張ってきたのが
よくわかります。
まずは結構好きなスウェーデンのシュルタイス選手。
昨日の放送では観られなかったＳＰも観られて嬉しかったな。
フリーも久しぶりにしっかり滑って良かったです。
彼らしさを出して、全体的にはいつもスピード不足ですが。
でもなぜか好きな選手で応援しています。
今日のビックリさんはカザフスタンから参加の１５歳、デニス・テン選手！
本当に１５歳？
ジャンプもスピンも素晴らしく、連続ジャンプでは手も上に上げて。
ん？浅田真央さんみたい。
なんて思ったらやはりタラソワさんの教え子だとか。
この選手のＳＰも放送してくれました。
こんなに素晴らしい演技ができる選手がまたまた出てきたのですね。
感謝の気持ちをこめて演技後に氷にキッス！可愛かったです。
さて、主要メンバーでは・・・
イタリアのサミュエル・コンテスティ選手のプログラム。
西部劇のガンマンになっての衣装と演技がとても目立ったのです。
最初はあのガンベルトのようなものも重そう・・・なんて思ったのですが。
すごく観客を沸かせていました。
だから、その後の小塚君の印象がちょっと弱く感じてしまって残念。
小塚君はいつも以上に緊張感たっぷり。
今回は自分のためよりもオリンピック枠のためにかたくなってしまったかも。
でも、落ち着いてジャンプ構成を瞬時に変えられるのはエライ。
一方、織田君。
また「跳びすぎ」をやってしまいました。
解説の田村さんが最初から心配していて観ていてもドキドキ。
４回転を成功させただけにもったいない。
観客からも大声援でスタンディング・オベーションをもらったと言うのに。
気づいたときはどう思ったの？
あ～、もったいない。
チェコのベルネル選手も調子を戻してきて、ジャンプが良かったですね。
カナダのチャン選手、小さなミスが２箇所ほどあったかな。
でもいつもニコニコとしています。
ジュベール選手と舌戦って本当なの？と思うくらい。
全体的にまとめて見事に銀メダル！
ジュベール選手は最後の最後で転倒してしまい、４回転を一回入れた構成でも
結果は三位。
演技終了後の固まった表情が何とも気の毒。
でも仕方ないですね。
さて、またまたライサチェク選手に戻りますが。
初めの３－３のコンビネーションジャンプもキレイに決まって良い感じ。
長い手足をいかしてのスピンやステップ。
そして４回転はあえて入れずにパーフェクトな演技で魅せてくれました。
最後のスピンの時からガッツポーズ！
苦しんで苦しんでここまでよく頑張ったと思います。
地元開催で多くの観客の前でここまで完璧に滑れたら嬉しいでしょうね。
本当に魂のこもった素晴らしい演技で金メダルになりました。
４回転を跳んだジュベールでもなく、４回転を持っていないチャンでもなく
彼が４回転をあえて跳ばずに優勝したのです。
去年のバトル選手の時も思いましたが、しばらくは男子の勝負は４回転を
どうするか？に大きく左右されるのでしょう。
あ～、それにしても本当に素晴らしい男子の戦いでした。
満足感でいっぱいです。
今からこれでは明日からの女子をどう観れば良いのでしょう？
