マイケルの公式での唯一のLIVE版DVDを観ました。
1992年のワールド・ツアー(DANGEROUS TOUR)、ルーマニアのブカレストでの野外ライブです。
(あの共産政権の独裁者、チャウシェスク政権が滅びた、たった3年後にこのLIVE?それ自体も凄すぎる!)
今までマイケルのいろんな映像を観ているものの、最初から最後までぶっ通しのLIVEは想像通りのすばらしいものでした。
それにしても、今から17年も前?
信じられないです・・・
あの伝説の登場の仕方から宇宙に飛び立つラストまで本当に目が離せない120分でした。
選曲はもちろんお気に入りのものがいっぱい。
欲を言えば「REMEMBER THE TIME」とか「WHO IS IT」などがないのは残念・・・。
それでも「JAM」のLIVE版はまたPVとは違ってかっこよかった~。
「SM00TH CRIMINAL」「THRILLER」「BEAT IT」など定番も迫力あって最高です。
途中に入るジャクソン5のナンバーも好きだな~
ステージの上にマイクを5本用意してスポットを当てて、マイケルが兄弟の名前を呼ぶシーン、何だかジーンと来る。
バックボーカルのサイーダと歌う「I JUST CAN'T STOP LOVING YOU」もしみじみ聴き入りました。
それからメインギタリストのジェニファー、いつも存在感があって髪の立ち具合から電飾まで、最高にキラキラしていました。
「BLACK OR WHITE」なんて聴かせどころいっぱいですね。
(今、彼女はマイケルの急逝をどう感じているのでしょう・・・)
このDVDは観客を写すシーンが多すぎる・・・と批判もありますが。
でも、LIVEの熱狂的な様子がよく感じられます。
途中に運ばれちゃうファンはその後のステージは観られないの?あとから思えば残念だろうな・・・。
自分もLIVEを観ている感じになれました。
彼の曲は本当にメッセージ性が高い。
20年、30年・・・この先もっと過ぎてもしっかり伝わってくるものがあります。
彼の考えや願いをこめた曲によけい悲しい結末を感じてさみしい気持ちにもなりました。
最高の保存版となります・・・
あぁ・・・でもやっぱりさみしい・・・
「BEAT IT」の登場シーン、凄すぎ!
電飾がなくても存在感たっぷりのジェニファー。
(小林幸子ではない!)
このブカレスト版、マイケルの体調がいまいちだったと聞きますが、最後まで迫力のあるステージでした。