東京タワー ｂｙ リリー・フランキー

今日も良いお天気。
２学期スタートです。
早速、５時半起きの生活で、子どもも早朝ランニングをして学校へ。

さて、昨日は「月９ドラマ」と言われる「東京タワー」を観ました。
実は原作が良かったので、ちょっと前にやっていた大泉洋バージョンのドラマはわざと観なかったのですが・・・。
私にとっては「オカン」役は田中裕子ではないと思ったからです。（強いこだわり？）
つまり、息子役より母親役に重きをおいているから。

もこみちくんは特に好きでもきらいでもなく・・・でもここまで格好悪さを出してくれると嬉しいな。
確かにあの時代はチェックのシャツやスタジアムジャンバーが流行りましたから。
田舎限定の服かもしれませんが、皮が一部に使われたスタジアムジャンバーも数万円して高かった記憶が・・・。
そしてあの薄い色のジーンズの上下・・・^_^;
衣装もタイムスリップしました。

オカン役の賠償美津子さん、良かったです。
かなりお年を召してきましたが、子どもが一番大切な一途な気持ちが良くでていました。
働いて働いて、糠漬けをつける姿は私の母と重なるものがありまして、思わず感情がグッときてしまいました。
まぁ、高校生の息子を「マー君」と呼んじゃまずいな～とは思いますが。

オカンが一番好きという子ども時代に見た夕日とオカンをうとましく思う高校生の時に見た夕日のシーン。
母親の気持ちはいつも変わっていないのですが、仕方ないですね。

子ども時代の描写と今の出来事をまぜながら進む物語に、いつの間にか感情移入ができます。
何度となく胸が熱くなる所もあり、今後に期待できるドラマのようですね。

この作品は劇場版は４月上映らしいですね。
オダギリジョーの主演で樹木希林がオカン役です。
映画が一番最後というのもおもしろい。
邦画は観ない私ですが、もしかしたら観にいこうかな～。

東京に出て失敗し故郷に戻った父親と
東京に出たものの迷い流される息子と
晩年に東京に出てきてもう帰る故郷がない母親の物語。

今後も楽しみなドラマになりそうです。