日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

戦力外通告

2007-01-06 19:56:02 | プロ野球大好き
昨日深夜にあったTBSの番組「プロ野球戦力外通告された男達」を観ました。
毎年、ドキュメントのように放送される特集です。

各球団が毎年たくさんのドラフト指名などで、新戦力を入れる一方で解雇されるプロ野球選手達。
今年も多くの人が解雇されましたが、その中で4人の選手を追っていました。

初優勝、初日本一で沸いた北海道日本ハムの坪井選手。
私は彼の事をむしろ阪神時代の方がなじんでいますが・・・。
優勝の美酒に酔いしれることなく、直後に「解雇」を言い渡されたそうです。
そしてその日から練習環境がなくなり、ジムにいても家にいても落ち着かない日々。
結局、日ハムから再契約になって良かったと思いますが、一度もらった解雇宣告で100%の喜びではなかったようです。

帝京高校のピッチャーで全国区だった芝草選手。
高校野球の試合は良く観ました。
彼はもう37歳なんですね。
解雇を言い渡されても、引退を考えずに野球現役にこだわる根っからの野球人間です。
オランダリーグの誘いに迷い、結局台湾リーグを目指すとか。

西武→巨人と移籍した黒田哲史選手。
彼もまた結婚して子どもも生まれたばかりでの解雇。
奥様の新山千春さんは家では野球選手の妻として頑張っていました。
結局、また西武に戻ることができホッとしていましたね。

そして松坂世代として、横浜にいた田中一徳選手。
私は、PL時代に上重投手と共に横浜高校との決勝で負けたシーンが強く残っています。
彼はまだ25歳。
突然の戦力外で戸惑い、さらに松坂投手の活躍をTVでじっと見ていたシーンが気の毒でした。
でも、現実は現実・・・。

この4人だけでなく多くの戦力外の選手がトライアウトに挑戦しました。
投手として、打者として、わずかなチャンスしかないのに必死で球を追っている姿。
プロ野球選手の影を思い切り見た感じがします。
横浜の田中君の言葉・・・トライアウトでどこからも連絡がなく
「恐ろしい・・・、ほんとにこんなの怖いよ」と言っていましたが、すごく重い言葉だと思います。

この4人以外にも私の知っている選手がたくさんトライアウトに参加していました。
プロ野球選手になれた時は大きな夢がかない嬉しかったと思いますが、力を発揮できて初めて通用する世界です。
毎年毎年、同じ思いでどん底を味わう選手がいると思うと、本当に厳しい世界ですね。

でもそんな多くの選手たちの試合やプレーでたくさん元気をもらえている野球好きな人がたくさんいます!
私もその1人です。
だから、特定球団だけでなく、この選手は!と思う人の活躍をいつまでも応援したい気持ちでいっぱいです。

まさにシーズンオフですが、もうすぐキャンプも始まり3月になれば球春到来です。
野球好きな子どもから大人まで夢中になれる季節を待ち望んでいます。
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