日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

グランプリファイナル 女子シングル・フリー   (2016・12月)

2016-12-12 22:19:30 | フィギュアスケート
グランプリファイナルの女子フリーを観ました。
テレ朝の放送は長い時間をかけ、エキシビションまで放送していましたが、録画で観たいところだけの視聴です。
だって、女子のシングルの放送時にもハニュー君のSPを何度も流すし、相変わらず必要のないリピート映像ばかりですから。
ハニュー君の4連覇は凄いけど、彼の放送だけで引っ張るのはやっぱり民放ですな。
男子は宇野君とネイサン・チェンが良かった。


さて、女子のフリーに戻ります。
まずは6選手の皆さん~。

            

            

滑走順に全員の感想です。
まずはラジオノワ選手。
フリーは「トゥーランドット」♪
    

    

    

    

    
表情に読み取れるように、ミスの多い滑りでした。
3Lzは転倒。
ジャンプの精彩を欠く彼女が後半に何とか3Lz‐3Tを入れます。
3連続ジャンプも回転が足りず、得点は伸びませんでした。

フリーは119.83点。
合計で188.81点で最終順位は6位でした。


続いてはソツコワ選手。
フリーは「アダージョ」♪
衣装がお姫様みたい。
    

    

    

    
とにかく最初の3Lz‐3Tが高くて素晴らしい出来。
いくつか回転不足もとられましたが、ゆったり優雅な演技でソツコワ選手に合っているプログラムと言う感じ。
やや単調に思えるのも事実ですが、この日のフリーもパーソナルベスト。
両コーチが大喜びするわけですよね。

フリーは133.05点。 (PB更新)
合計で198.79点で順位は5位でした。



ロシア勢が続きます。
いつも演技が楽しみなポゴリラヤ選手登場。
腰は大丈夫らしい。
    

    

    

    

    

    

    
ポゴちゃんを好きなことがバレバレの画像の多さ。

妖艶なSPとはまた違い、フリーの力強い音のとらえ方にいつも惹き込まれます。
ステップシークエンスの加点も多く、評価されていますね。
3Fはアテンションがつきましたが、彼女もパーソナルベスト更新。
ちょっと気になるのが、フリーも終わりのスピンと曲の終了が合っているのか心配になってしまうのですが・・・
タイムディダクションはなかったけど、大きな大会でマイナス1点に泣くことになりませんように。

フリーは143.18点。 (PB更新)
合計は216.47点。  (PB更新)
ファイナルは3位の銅メダルでした。

あ~、それにしてもポゴリラヤ選手、好きだ~!!


続いてオズモンド選手。
そうか・・・初ファイナルだったのですね。
    

      

    

    
フリーはちょっと心配だったけど転倒などはありませんでした。
ただ、予定のジャンプ構成にならず、ちょっと残念。
トリプルジャンプが少ないので表彰台には届きませんでした。

フリーは136.91点。 (PB更新)
合計で212.45点。  (PB更新)
4位でしたが彼女なりに手応えを感じた大会だったのでは。
素敵な選手なのでぜひカナダチャンピオンに君臨してください。


そしてここで宮原知子選手が登場。
シリーズで悔しい思いをしてきたので思い切り頑張ってほしい。
    

    

    

    

    

    

    

    

    
さすが日本のエース!
事前に結果を知っていたけれど、演技を観てちょっと涙が出てしまった私・・・
フリーには自信を持っているとはいつも言ってたけど、どれだけ思い切ったスピードでこのような演技ができたのか、本当に素晴らしかったです。
フリップジャンプは回転不足になったけど、後半になるほどどんどん調子が上がります。
 
彼女にしてはめずらしいガッツポーズ!
小さなガッツポーズは見た事があるけど、今回は納得の滑りで満足そうでした。

濱田コーチの弁が面白い。
「練習は嘘をつかないということでやってきましたし、ガッツポーズまで練習しましたから(笑)。」
何でも練習しないとできないので、ガッツポーズも練習させました。
「トレーナーがいろいろやらせて、キャラを変えようとしていました。」
などなど微笑ましいエピソードの数々でした。

フリーは143.69点。 (PB更新)
合計で218.33点。  (PB更新)
強豪ロシア選手の多い中、見事に2位、銀メダルでした。

織田くんが「安心安全な宮原選手・・・」といつも言うけど、セキュリティ会社かな。


最終滑走はメドベデワ選手。
宮原選手の滑りに湧く会場でどんな事を考えていたのでしょうか。
    

    

    

    
キス・クラで得点が出るまでの表情が興味深かったです。
いつもぶっちぎりで優勝を決める彼女がこんな顔をしているのは初めてだったような気がします。
得点が出るとホッとしてコーチにもポンと足をたたかれ労われるメドベデワ選手。

最初の3Fが壁際に近かったせいか単独ジャンプに。 GOEでマイナス。
もちろん後半に3‐3を2本入れられる実力はしっかりありますが。
あとは3Lzにアテンション。 
あとはtanoる、tanoる。

演技終了後には一瞬悔しそうな顔を見せていましたが、マイム満載のプロは評価も高い。

フリーは148.45点。
合計は227.66点。 こちらだけPB更新。
見事な優勝でした。


最終的には4位のオズモンド選手までPB更新のレベルの高い試合でした。
宮原選手の結果は本当に素晴らしいですね。
ロシア勢に充分対抗できる内容でしたよ。









   

ファイナルは2年連続銀メダルでしたが、今年の結果は中身も濃くて良かったです。
宮原選手、おめでとうございます    








    



    

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