日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

2012 世界ジュニア選手権 女子SP

2012-03-24 16:42:24 | フィギュアスケート
ベラルーシ、ミンスクで開催された世界ジュニア選手権を観ました。
女子のレベルがかなり高く、とても印象に残りました。
とりあえず女子のSPとフリーを分けて感想を残しておきたいです。

まずは3月2日開催の女子SP。
女子は衣装が素敵ですね~







黒系統の衣装が多い中、グレイシー・ゴールドのブルーは美しかったな。
(お馴染みのガオのブルーもスレンダーなスタイルに合っていて素敵)


さて、SPの印象に残った選手は・・・

まずは全米ジュニアのチャンピオン、グレイシー・ゴールドです。
世界ジュニアには初出場の16歳。
それもかなりの美形、名前だけでなくその姿も「ゴールド」ですね~

   

   

ジャンプのランディングはもう一つなんですが、全体的にとてもまとまっていました。
3F-3Tもしっかりプログラムに入れて雰囲気のある滑り。
スピンのレベルもきちんととれる選手です。
名前だけは聞いた事がありましたが、素敵な選手が育っているんですね~
全米女子の競争はこれからも続くということでしょう。


さて、日本からは3人がエントリー。
全日本で素晴らしかった宮原知子ちゃんもとても良かったです。

   

   

何とジュニアにやっと出られる13歳!
小さくてまだまだ身体の成長はこれからですが、なかなか力を持っている選手ですね。
3F-3Tはアンダーローテになってしまいましたが、回転が速過ぎてちゃんとジャッジは観られるか!
(まぁスローで確認するのでしょうが)
スピンのレベル4も素晴らしいです。
特に逆回転のスピンを自然にやってしまうのは器用なんだろうな~
表情はまだかたいけれど、成長がとっても楽しみです。


続きまして、前回の世界ジュニアチャンピオン、ソトニコワです。
今年は苦しんでいる・・・と言われがちですが存在感はありますね。

   

   

彼女のシットスピンの形、あまり好きではないな~と思っていたら解説の岡部由起子さんがさっそくコメント・・・
「レベルを獲ることと美しさは別だと私は思います・・・」
やっぱりそうですよね~
振り付けは少しでもレベルが獲れるように、特に彼女には盛り込んでいるけれど、調子が悪い時はその事が彼女を押しつぶしそう。
キャメルポジションが入らずに最後のスピンはレベル1でした。

この「ボレロ」すごく難しそうですね。
もちろんソトニコワだから演じられるだろうけど、音のとり方に苦労している感じもしました。

ここで一言。
彼女の「ボレロ」の赤い衣装を見ると「踊る赤ウインナー」に見えちゃうんですよね~
ゴメン、ソトニコワ。
あっ、でも私はソトニコワを結構好きです。
最初はタクタミの方が好みだったけど今はソトニコワの演技にとても興味があります。
15歳で追われる立場になり、日々スケートの練習に明け暮れていると思いますがこれからもずっと見たい選手です。


そして今一番の注目選手、リプニツカヤです。
   

   

   

   

彼女も世界ジュニア初出場です。
13歳と思えない落ち着きと存在感。

アップライトスピンのポジションの素晴らしさ、そして「ビールマンスピンは足が一直線」と岡部さんも
感嘆のコメントでした。
前のロシア選手権でも千鶴さんとお二人でリプニツカヤの演技を絶賛していましたね。
それにしてもスピンの回転が速いと見応えがあります。
ジャンプ、スピンなど、ここまで完璧だと末恐ろしいです。

SPは3T-3Tは入っていますがフリーは3-3は入れないリプニツカヤ。
それでも勝算はバッチリですね、きっと。


SPを終えての結果はこちら。
   

宮原さんは見事な4位です。
庄司さんはケガの影響がありますね。
それでも滑り終えてニッコリしていたのが可愛かった。

世界ジュニアSPはとてもレベルが高くてあっと言う間に観終えました。
フリーの感想はまた続きます・・・


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