日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

2011-2012 ロシア選手権 ペアの感想

2012-01-15 22:19:29 | フィギュアスケート
続いてロシア選手権ペアを観ました。
こちらの解説は岡部由起子さんです。
 
今回は川口・スミルノフ組とボロソジャル・トランコフ組はケガのために欠場。
ケガ(の回復のため)というのも本当だと思いますが、ロシアとしてはユーロとワールドにこのトップ二組に
何としても頑張ってほしい気持ちでの温存のようにも感じました。
そうなると実質NO.3のこのペアに期待しましょう。

ベラ・バザロワとユーリ・ラリオノフです。
   

   

   

   

何度か書きましたが私はこのペアの女性、好きです。
初めて観たのは数シーズン前ですが、とにかく姿勢がきれい。
そして改めて今大会を観ると、演技中エレメンツだけでなく、どの場面でも身体のポジションが美しいんですよね~
まずSPの「トスカ」ですが、トリプルツイストの高い事。
そして空中でしっかりキャッチして降りるので美しい~
つなぎも難しい動きでしっかり入っているのもきらりと光ります。
岡部さんも何度も「ポジションがきれいですね~」とコメント。

フリーは「ドクトルジバゴ」です。 シズニーのプロを思い出します。
このプログラムも選曲があっていて良い感じ。
ベラのソロジャンプで2Aがシングルになってしまうミスがありましたが、ミスを感じさせない素敵な雰囲気でした。
アクセルラッソーからキャリーリフトになるところもとにかく美しい。
いつもはミスをあまりしないベラ、演技終了後は硬い表情でした。

   
キス・クラではベラは目に涙をためていました。
ホームリンクで自分の演技に満足できなかった様子。
この落胆ぶりには「志が高い!」とコメントされていましたが、その通りですね。
それにしても真っ赤なバラの花束、すごいです。


もうひと組気になった素敵なペアは・・・
アナスタシア・マルチュシェワとアレクセイ・ロゴノフ組です。
16歳と23歳のペアですが女性が可愛い~
   

   

流れのあるジャンプや正統派の動きなど、観ていて気持ちが良い演技でした。
解説の岡部さんも「シンプルな作りのプログラムだけど良かったです。これからが楽しみ。」とのこと。
SPは2位でしたが総合3位、銅メダルでした。
これからロシアで人気者になりそうなペアでした。


最終結果はこちらです。
   

インタビューで「キス・クラで厳しい顔をしていたのはなぜ?」と聞かれていました。
ベラは「満足できる演技ができなかった。得点は高いけどあまり嬉しくなかった。」とコメント。
でも地元サランスクの温かい声援に感謝していましたね。
だんだん表情も柔らかくなってきましたが、実質トップ二組が欠場で、このペアが優勝と言われていた大会ですが、ベラの思う目標は揺るがない感じ。
数年前にラリオノフがドーピングにひっかかり2年間出場停止になった時、ベラはペア解消はしないで待っていたというエピソードも彼女らしい。
ますます応援したくなります。

   

こうしてロシアのたくさんのペアを見ていると、日本もペアのチームがもっと欲しい~
女性をしっかり持ち上げられて自分もしっかりコントロールして滑れる男性がいないのか・・・
何だか国別なんて日本いじめに感じてしまうよ・・・
   
   

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011-2012 ロシア選手権 アイスダンスの感想

2012-01-15 21:03:25 | フィギュアスケート
録画しておいたロシア選手権のアイスダンスを観ました。
実況は小林千鶴さん、そして解説は的確なコメント(時に辛口!)の藤森美恵子さんです。
それはきっとアイスダンスを愛するが故なんでしょうね~

放送は全部のカップルではありませんでしたが、SDとフリーを観て印象に残った演技だけ感想を書いておきたいです。

まずは昨シーズンから期待されているイリニフとカツァラポフ組です。
本当に昨シーズンは釘づけでしたよ~
カザフスタン出身のイリニフのエキゾチックな容姿を含めて、ダンスの内容も素敵だったから。
ところが今季はどうしても今一つなんですよね・・・
   
特にSDはリズムにのれていないし、もたついた印象でした。
辛口の藤森さんは早速厳しいコメントを。
「う~ん、期待外れです。ニコライさん、しっかり教えて!」といきなりモロゾフにダメ出し。
タラソワさんも超辛口でSDの得点に「こんな高い点が出ちゃったの?!」と不満そうだったとか。

フリーの「アベマリア」はSDよりは良かったです。
もちろんもう少し改善点はありますが、まずまずの滑りというところ。
藤森さんは何とイリニフの体つきまで言及。
「下半身が太くなってイメージが変わってしまった」と・・・厳しいですね。
でも確かに私の感じていた今季の残念感はその辺だったのかな~
コーチがモロゾフだって事がイマイチの理由だと思っていたけど。
特にアイスダンスではあのカップルのあの演技が観たい! と思ってもらえるようでないとダメでしょうね。

(ここで一言)
藤森さんはテッサ・バーチューがケガで出遅れて体型がちょっとだけ変わった時には
『肉感的でこのプログラムの雰囲気にピッタリ』とべた褒めだった時もあるけど・・・
好みの問題なのかな・・・


続いてはエカテリーナ・ボブロワとドミトリー・ソロビエフ組。
ロシアのアイスダンスではトップの位置にいるカップルですね。
昨シーズンのこの二人の演技はとても好きでした。
しかし・・・みんな疲れてるのかな~
やっぱりSDはミスが多くて残念な滑りでした。
   

フリーでは衣装を替えてきましたね。
いかにもロシアらしいプログラムです。
結果的に見てもSDもフリーも1位での金メダルでした。
まだまだ若い二人、今年もまたワールドに照準を向けてくると怖い存在になりそう。

その他では、エカテリーナ・リャザノワとイリア・トカチェンコ組のフリーは素敵でした。
   

「ロマンス」と言うきれいな静かな曲で素敵だったな~
アイスダンスの競技としてはテンポの変化がなくてカナダ大会では「ミュージック・ディダクション」をとられたそうですが。
でも素敵なプログラムでした。
いろいろ難しい規定があって大変ですね。


あとはクセニア・モンコとキリル・ハリャービン組。
   

男性の病気とケガでグランプリシリーズは見送ったとか。
でもロシア選手権ではしっかり演じきり、タワソワさんも合格点を出したそうです。
このカップルも期待の星ですね。


最終結果は・・・
   
優勝したボブロワ・ソロビエフ組はグランプリファイナル出場でかなり疲れていたようですね。
特にSDの出来には納得していない様子。
ユーロやワールドに期待しましょう。

   
アイスダンスのチームは表彰台でもとっても華やか!
羽根の飾りやヒラヒラ、フワフワの生地の衣装などなど。
イリニフの白い衣装は同じデザインで黒もあってこれは素敵だな~といつも思います。

日本ではリード姉弟しかダンスのカップルが育っていない感じです。
海外のカップルのように10代の初め頃から育て上げるのは難しいのでしょうね。
シングルの選手よりも息長く活躍できる競技だから、誰か結成してくれないかな~
中村健人さんと村元小月さんなんて素敵なカップルになるだろうな~と勝手に一人で妄想してしまった・・・失礼しました。



   




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする