同じ映画を観たいと思うのはめずらしい。
特に劇場ではほとんどないのですが、「THIS IS IT」だけは違います。
今日は気持ちが抑えられずにIMAX鑑賞2回目に行きました。
この前は初回と言うこともあって観る前からドキドキ。
そして中身が濃すぎて気持ちもいっぱいいっぱいでした。
2度目はちょっと余裕で観られました。
パフォーマンスの奥深いところ、言葉の細かいやりとり。
やっぱり見所たくさんです。
私はBADツアーやDANGEROUSツアー、HISTORIYツアーの頃のメンバーが好きでした。
リードギターと言ったらジェニファー・バットゥン。
彼女の逆立てた髪や電飾でキラキラの演奏シーン。
ジェニファーは「BEAT IT」が一番見せ所があるので好きと言っていました。
今回のロンドンツアーの女性ギタリストはオリアンティ。
とってもシャイな可愛い女性です。
最初はいろいろぎこちなさを感じたのですがギターは上手いし、キラキラの控えめな衣装がとても可愛かった。
(追悼式ではすごくつらそうに歌っていましたね)
そしてバックボーカルの女性と言ったら好きだったのがサイーダ。
彼女の作った(共作で)「MAN IN THE MIRROR」は素晴らしい歌です。
サイーダとマイケルのやりとりが好きで「I JUST CAN'T STOP LOVING YOU」もこの二人が一番好きだったかな。
今回の相手はジュディス・ヒル。
彼女はまた違った意味で親しみやすいイメージでした。
歌もうまいし、ね。
ずっと参加しているボーカルでダリル・フィネシーがいます。
マイケルの歌う途中でいつもソロパートをまかされています。
長い間一緒にやっているので信頼されているんでしょうね。
追悼式でバックの方達が歌う「WE ARE THE WORLD」を思い出してしまいました。
さて、映画全体で今回特に印象に残ったのが「THE WAY YOU MAKE ME FEEL」でした。
スクリーンに映るダンサー達のシルエットがすごく洒落ている。
朝日の照らす中、街がゆっくりと目を覚ますようなイメージ・・・
それも急かさないでゆっくりと。
始まりの曲の調子にマイケルがとても細かい指示を出す。
とにかく最初から最後まで曲のテンポや終わり方までのこだわりが物凄い。
プロの仕事をどっぷりと感じさせてくれます。
それから「BILLIE JEAN」に魅入りました。
モータウンで披露した時とは違った大人の「BILLIE JEAN」
スタジオの空気が変わる感じがします。
「ロックンロールの教会」ね~。オルテガさん上手いな~。
この映画の中では28曲くらい使われています。
その全部がサントラ盤に入っていたらいいのに・・・
そんな訳で、2回目もたっぷりマイケルに浸れました