日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

イーサン・ホーク祭り(?)

2009-07-11 19:46:50 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
何だか次から次へとイーサンの出演作品を観ています。
評価はいろいろだけれど、全部見ておきたいので。


1、トレーニング・ディ

まずはデンゼル・ワシントンとの共演。(デンゼルはこれでオスカーを受賞)
ロサンゼルス市警の麻薬取締課に配属となった新人刑事ジェイク(イーサン)が
ベテラン刑事アロンゾ(デンゼル)と組み、犯罪を取り締まるという設定。

しかし、このアロンゾは悪党以上の悪。
法を犯してまで捜査をするのだが、最後は自分のため!という感じ。
(彼の悪さは本当に不気味なくらい。でもあまり好きな俳優ではない・・・態度のでかさが鼻についた~。)
でもこの作品でオスカーなので、彼の代表作品になりますね。

最初はこのカリスマ的な捜査官アロンゾにあこがれていたジェイクはだんだんと
彼の行動に反感を持ち始めます。
彼がバスタブに倒されて殺されそうになったシーンは迫真の演技!

たった一日でジェイクの人生観が大きく変わっただろうこの展開は最後まで
スピード感があって、一気に観ることができました。

スコット・グレンがちょっと出たけど、お気に入りの役者です。





評価は・・・ 星4つ  ☆☆☆☆


2、その土曜日、7時58分

この邦題も・・・ね。
この映画はちょっと期待していました。

シドニー・ルメット監督(製作時は84歳!)の作品です。
そして配役も素晴らしい。
カポーティのフィリップ・シーモア・ホフマンとかマリサ・トメイ。
そして父親役のアルバート・フィニー。

内容は一見成功していて裕福な兄をホフマンが演じています。
この人の最初のシーンも凄かったけれど、どうしようもないドラッグ中毒で
仕事の方でも立場が危ない目になっています。
一方、気の弱い弟をイーサンが演じ、子どもの養育費も払えないどうしようもない
毎日。
子どもにまで失望されています。
ダメ人間まっしぐらだけれど、兄の行動を必死で止める気の良い(弱い)面も。
イーサンの慌てふためく演技は本当は見たくないけれど・・・

この兄弟で何と両親の経営する宝石店に強盗に入る!作戦を実行するのですが、失敗からどんどん悪い方に向かっていきます。

時間軸を使って、何度も登場人物の立場で時間が戻ったり。
それはそれで面白かったです。

それにしてもホフマンの不気味さ、最後は破壊にまっしぐら?
母親の死を目の前にして「おやじだったら良かった」とは。
父親との確執が最後の救いのない結末に繋がったようですね。

イーサン好きとしては、強盗をする時の変装は笑っちゃうくらい似合っていない。
気の弱い役、どうしようもない役を上手く演じていました。
あ~、でもこんな家族だったらたまらないです。

(マリサ・トメイは結構好きです)

評価は・・・星3つ半  ☆☆☆★




3、ロード・オブ・ウォー


こちらは武器商人ユーリ・オルロフをニコラス・ケイジ。
そして彼を追うインター・ポールのバレンタイン刑事役がイーサン・ホークです。

とてもテンポの良い映画。
最初から最後まで銃からミサイル、戦車などなど。
実際の武器商人を忠実に描いた作品とのこと。

世界の戦争や紛争はそれだけで大きな市場となる現実。
この裏の世界を取り締まるなんて不可能では。

イーサンの登場シーンは結構少なかったかな。
でも独特の内容でそこそこ面白かったです。


評価は・・・ 星3つ  ☆☆☆




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