「ラストホリディ」・・・ いちおしの映画☆

まさに掘り出しものの映画ってあるものです。
話題の大作に埋もれてしまうかもしれない数々の秀作。
今日観たこの作品「ラストホリディ」はとても良かった～。


主人公の黒人女性ジョージア（クィーン・ラティファ）はデパートの調理器具コーナーの販売員。
彼女はシャイで真面目で、質素に暮らしていました。
料理が好きでたくさんのレシピを自分の願い事のファイルにとっておく。
好きな人の写真も一緒に。

そんな彼女が余命３週間と知らされ、残りの時間を心残りのないように過ごすというお話。

舞台がチェコの有名なカルロヴィ・ヴァリという所で、ここがとても素敵な場所でした。

空港からヘリでホテルに行ったり、スイートの部屋で過ごしエステとスパ三昧。
そして憧れの有名なシェフ（ジェラール・ドパルデュー）の美味しい料理を堪能。
ダムのスカイダイビングとかスノボのシーンも楽しそうだった～。

彼女の堂々とした姿、そして心の温まる会話、カジノの思い切った勝負など、どれをとっても心地よい気分になります。

最初の頃は存在感も薄く、ただひたすら質素の生きていたので余命が決まってからの生き方は芯の強い女性ならではの変化でしょうか？

ラストは想像通りだったのですが、周りの配役も魅力的だったし
チェコの景色や料理のシーンなど芸術的なところが満載。

私はこの女優さんは知らなかったのですが歌も上手くてとっても良い味ありますね。
本当に思わぬところで素晴らしい作品に会いました。

心が元気になり、温かくなるのでもちろん星５つ☆☆☆☆☆