「奇跡のシンフォニー」

この映画、特に観るつもりはなかったのです。
以前、予告編でほとんどストーリーがわかったような気がして。

今日は愛車を車検に出してから、車がなくてフラッと電車に乗って
シネコンに行き、思いつきなので割引なしの１８００円で観てきました

これが結構良かったのです
音楽にいっぱい気持ちが癒されました。


実際のタイトルは「ＡＵＧＵＳＴ　ＲＵＳＨ」と言って主人公の後からついた
芸名のようなものです。
映画ってストーリーが良くても配役で気持ちが入らないことも多くあります。
この作品は見事に決まっていたような。
あくまでも私の好み優先で・・・　(^^)

主人公のエヴァン、母親のライラ、そして父親のルイスがそれぞれ音楽のジャンルは違うけれど気持ちを込めてお互いを思うストーリー。

ルイス役のジョナサン・リス＝マイヤーズは何かの映画で観た事があり気になっていました。
「マッチポイント」のあの俳優か～と気づいて納得。
今度の配役はもっと良かったかも。

音楽を専攻される方には信じがたい展開も確かにあると思います。
いくら遺伝子があるとか、天才と言われてもここまですごい表現をあんなに簡単にできるかは別として、それでもストーリーは良かったですよ。

私が一番好きなシーンはお互いに父子と知らないで公園でギターのセッションをするところです。
すごく気持ちがこもった目でお互いを見つめて、別れるシーンもジーンときました。
だからエンディングは想像通りでしたが・・・この公園のシーンだけでも満足でした。


その他、ストリートミュージシャンの子役アーサーや歌と演技がかなり上手い黒人の女の子ホープが良い味を出してます。
この女の子、将来どんな歌を歌っちゃうんだろう？


その他、おなじみのテレンス・ハワードとかロビン・ウィリアムスが役達者な演技を見せてくれます。
テレンス・ハワードって、いつも「何かやってくれそう。助けてくれそう。」と思わせる役柄が多いように思います。



思わぬ映画で楽しめて、今日はラッキーでした。
と言うことで、評価は☆４つ　　　☆☆☆☆　



父親役のジョナサンはアイルランド・ダブリンの出身とか。
彼自身が孤児で小さいときから施設に育ったと聞きました。
ブルーの瞳がとっても素敵だったな～　(^^)