今日は予定通り朝一番でシネコンにGO~
楽しみにしていた「グッド・シェパード」を観てきました。
大好きなデ・ニーロが監督、製作、出演をしています。
内容はアメリカのCIAの誕生秘話なのですが、とにかく豪華キャストです。
一番嬉しかったのはちょっとだけジョー・ペシが出演している事。
「ホーム・アローン」で有名でしょうが私はそれより「レイジング・ブル」とか「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」などが好きです。
さて、ストーリーですが・・・
十数人でスタートした組織があの巨大なCIAとなるまでの重厚な社会派のドラマです。
けっしてサクセスストーリーではありません。
エドワード役のマット・ディモンは良かったです。
ほとんど感情を押し殺した役で冷静に考え、行動する秘密組織の役を演じきっていました。
家庭と組織のどちらをとるか・・・悩む事になりますが、作品中では家庭を大切にする人という描写はあまりありませんね。
唯一、息子を愛し、心配する父親を演じていましたが・・・。
彼が妻のマーガレットに言う「子どものためだけに家庭を持った!」と言うシーン・・・(本当のセリフはちょっと違ったかもしれませんが。)
その言葉を言われた奥さんがとてもかわいそう。
長い間すれ違いの結婚生活でだんだん疲れた表情のアンジェリーナ・ジョリー。
痛ましいくらいでした。
まぁ、三時間近くもある映画のほとんどがスパイの諜報活動や組織の話なんですが。
でも私はこの作品、好きです。
展開がわかりにくいところもありましたが、夢中になれました。
早速、原作を買った私です。
映画ももう一度観たいかも・・・。
(おまけ)・・・
配役はみんな良いのですが・・・。
エドワード・ジュニアがどうしてもイングランド代表のクラウチ君に見えてしまって。
ジュニアも父親のように優秀で同じ組織の仕事をするのですが、あまり才能があるような配役に感じられませんでした。
デ・ニーロはやっぱり良いな~