Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

温泉インデックス

2021-12-28 14:38:11 | インデックス

ブログ開始以来訪れた温泉も多くなったのでリストにしました。
基本は宿泊、一部立ち寄りもあり。

2021年12月末現在

2021年も海外には出られず、もっぱら国内で温泉巡り。
それでも2020年の31ヶ所に比べれば25ヶ所と少なかったのは1,2月、夏場と緊急事態宣言でさすがに出歩けなかったのと、乳頭温泉や別府のように1か所で多くのお湯めぐりができる所に行かなかったせい。
その代わり今年は北は北海道の利尻島から南は屋久島まで、細長い日本を動き回った。


国内

北海道
銀婚湯 (2013)1(2016)
登別温泉 「第一滝本館」
丸駒温泉
帯広温泉 「ふくいホテル」
鶴居温泉 「ホテルTAITO」「民宿つるい」
羅臼温泉 「熊の湯」
旭岳温泉 「ホテルベアモンテ」
利尻富士温泉 「夕陽館」

青森県
古遠部温泉
温湯温泉 「飯塚旅館」
大鰐温泉 「鰐の湯」(2015) (2019)
八甲田温泉 「ぬぐだまりの里」
酸ヶ湯温泉
蔦温泉
浅虫温泉 「ゆ~さ浅虫」
嶽温泉 「山のホテル」
下風呂温泉 「海峡の湯」、「さつき荘」
恐山温泉

岩手県
須川高原温泉(2014) (2012)
国見温泉 「石塚旅館」
湯川温泉 「ふる里」
つなぎ温泉 「湖山荘」
松川温泉 「松楓荘」
大沢温泉
鉛温泉 「藤三旅館」
奥州平泉温泉 「そば庵しづか亭」
夏油温泉 「元湯夏油」
夏油温泉 「夏油観光ホテル」

秋田県
玉川温泉
ふけの湯
強首温泉 「樅峰苑」
岩倉温泉
大湯温泉 「阿部旅館」
男鹿温泉 「雄山閣」
杣温泉
阿仁前田駅温泉
駒ヶ岳温泉
水沢温泉
乳頭温泉 「鶴の湯」
乳頭温泉 「妙の湯」
乳頭温泉 「蟹場温泉」
乳頭温泉 「アルパこまくさ」
乳頭温泉 「黒湯温泉」
乳頭温泉 「孫六温泉」「大釜温泉」「休暇村乳頭温泉郷」
泥湯温泉 「奥山旅館」

山形県
湯野浜温泉 「福宝館 漁師の宿」
銀山温泉 「しろがねの湯」
銀山温泉 「昭和館」
赤倉温泉 「三之亟」
姥湯温泉 「枡形屋」
白布温泉 「西屋」1
肘折温泉 「丸屋旅館」
肘折温泉 「元河原湯」
広河原温泉 「湯の華」
大平温泉 「滝見屋」
湯田川温泉 「正面の湯」
湯田川温泉 「珠玉や」
蔵王温泉 「えびや旅館」
蔵王温泉 「上湯」「川原湯」「下湯」
鶴岡北京田温泉 「Suiden Terrasse」

宮城県
川渡温泉 「みやま」
川渡温泉 「高東旅館」、「中鉢温泉」
川渡温泉 「藤島旅館」
東鳴子温泉 「阿部旅館」、「旅館紅せん」
東鳴子温泉 「勘七湯」
東鳴子 「高友旅館」
東鳴子温泉 「馬場温泉共同浴場」
東鳴子温泉 「旅館大沼」1
鳴子温泉 「西多賀旅館」、「東多賀の湯」
鳴子温泉 「滝の湯」
鳴子温泉 「ゆさや」
鎌先温泉 「みちのく庵」
青根温泉 「不忘閣」

福島県
高湯温泉 「あったか湯」
新野地温泉 「相模屋旅館」(2013) (2011)
鷲倉温泉
赤湯温泉 「好山荘」
奥土湯 川上温泉
高湯温泉 「ひげの家」
二岐温泉 「大丸あすなろ荘」
甲子温泉 大黒屋(2018)
玉梨温泉 「恵比寿屋」
芦ノ牧温泉 「仙峡閣」

群馬県
川原湯温泉 「王湯」
川中温泉 「かど半旅館」
四万温泉 「御夢想の湯」、「上の湯」
四万温泉 「積善館」

栃木県
女夫淵温泉
奥鬼怒温泉 「八丁の湯」
奥塩原 「渓雲閣
塩原温泉 「湯っ歩の里」、「常盤ホテル」
塩原元湯 「大出館」
千本松温泉
大丸温泉 「大丸温泉旅館」
那須湯本 「雲海閣」

茨城県
湯の澤鉱泉

千葉県
養老渓谷 「滝見苑」
小湊温泉 「三水」

山梨県
鐘山温泉 「ホテル鐘山苑」1
橋倉鉱泉
ほったらかし温泉
積翠寺温泉 「坐忘庵」
船山温泉 1
裂石温泉 「雲峰荘」(2016) (2019)
奈良田温泉 「白根館」(2016)  (2020)
石和温泉 「深雪温泉」

静岡県
湯ケ野温泉 「福田家」
熱海温泉 「日航亭大湯」

新潟県
笹倉温泉 「龍雲荘」
松之山温泉 「凌雲閣」(2011) (2010) (2009)
大沢山温泉 「大沢館
栃尾又温泉 「自在館」
新津温泉
出湯温泉 「清廣館」

長野県
高峰温泉
野沢温泉 「住吉屋」
野沢温泉 外湯めぐり 1
野沢温泉 「山田屋旅館」
蕨温泉 「わらび野」
七味温泉
奥山田温泉 「満山荘」
大町温泉 「ときしらずの里 織花」
中の湯温泉
上諏訪温泉 「片倉館」
下諏訪温泉 「鉄鉱泉本館」
下諏訪温泉 「矢木温泉」

富山県
欅平温泉 「猿飛山荘」
金太郎温泉
らいちょう温泉 「雷鳥荘」
立山温泉 「立山国際ホテル」

岐阜県
松倉湯の山温泉 「高山セントラルホテル」
穂高温泉 「中崎山荘」
新穂高温泉 「槍見館」
平湯温泉 「ひらゆの森」

和歌山県
勝浦温泉 「ホテル浦島」

奈良県
十津川温泉 ホテル昴「庵の湯」
上湯温泉 「神湯荘」
湯泉地温泉 「泉湯」、「一乃湯ホテル」「滝の湯」

島根県
有福温泉 「御前湯」
温泉津温泉
出雲湯村温泉
海潮温泉

山口県
長門湯本温泉 「原田屋」
湯田温泉 「西村屋」

佐賀県
武雄温泉 「京都屋」

長崎県
湯の本温泉 「山口温泉」
いき湯川温泉

大分県
由布院温泉 「亀の井別荘」
壁湯温泉 「福元屋」
別府温泉「駅前高等温泉」
別府温泉 「竹瓦温泉」
鉄輪温泉 「陽光荘」
鉄輪温泉 「鉄輪むし湯」「別府地獄めぐり」
鉄輪温泉 「湯屋 夢たまて筥」
明礬温泉 「別府温泉保養ランド」、「湯屋えびす」

熊本県
下田温泉 「五足のくつ」

鹿児島県
霧島温泉「旅行人山荘」
霧島温泉「霧島ホテル」
霧島温泉 「摘み草の宿 こまつ」
霧島温泉 「ふたり静」
鹿児島市 「中原別荘」
妙見温泉 「田島本館」
妙見温泉 「おりはし旅館」
尾之間温泉、「JRホテル屋久島」


海外

台湾
北投温泉 瀧の湯、亜太温泉生活館
北投温泉 瀧の湯(2017)
烏来温泉 国際岩湯
金山温泉 舊金山総督温泉、加投社区公共浴室
金山温泉 金山温泉浴池、大埔硫黄泉浴室
行儀路温泉 天祥温泉餐廳、櫻崗
蘇澳冷泉、礁渓温泉 湯園風呂
礁渓温泉 「森林風呂」
騰龍温泉
東埔温泉 帝倫大飯店
關仔嶺温泉 關仔嶺統茂温泉会館
四重渓温泉 公共浴場、清泉温泉
知本温泉 東台温泉飯店、龍泉山荘
金崙温泉 東太陽SPA温泉会館
瑞穂温泉、紅葉温泉
瑞穂温泉 瑞雄温泉
馬槽温泉 日月農荘

タイ
ラノーン温泉

ラオス
ヴィエントン

マレーシア
ポーリン温泉

インドネシア
チマングゥ温泉
チアトル温泉

タジキスタン
ガラム・チャシュマ温泉
ビビ・ファティマ温泉
 
インド
バドリナート 1
パナミック温泉
ヴァシシト温泉

ハンガリー
ラーツ、セーチェニ、ミシュコルツ、キラーイ、ゲレルト

エチオピア
アフデラ湖温泉


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21年初冬の大人旅 2 玉梨温泉「恵比寿屋」

2021-12-26 12:17:59 | 国内旅行

12月1日 続き

会津川口駅から出発したバスは山を上がって行き、10分弱の玉梨八町で下車。
バス通り沿いに何軒か建物が立ち、すぐ脇の川を渡った先にも建物が見えるが
 
宿はどこだろうと探すとなんのことはない、バス停のすぐ斜め向かいが目指す「恵比寿屋」さんだった。

 
おなじみ「秘湯を守る会」の提灯の下がるフロントでチェックインして、すぐにお部屋へ。

 
いただいたのは2階の2間続きの角部屋。入ってすぐの踏み込みにはトイレ、洗面も付いて
 
窓から見える川向うの青い屋根の小屋は玉梨温泉共同浴場、すぐ隣の赤い屋根は八町温泉共同浴場。

この2つの共同浴場はそれぞれ泉質が異なるが、こちらの宿では両方入ることができるというので、まずは予約制の貸切風呂「月と太陽」へ。
「1階の奥に扉があります」と言われたが、出入り口はまさかこれが、と思うような鉄扉。
  
これを開けると壁際のすごく狭い通路で、その先にやっと木造の小屋が見える。
 
浴室に入るとコンクリート床の手前に6角形の小さな浴槽、奥に四角で手前が寝湯のために浅くなった浴槽があって、シャワーも完備。
奥の四角が八町温泉とのことだが、笹濁りのお湯はこの時は36℃ほどとぬるく、炭酸分が多いはずだがあまり泡付きが見られなかったのはお湯の投流量が少なかったのだろうか。
この浴室全体が寒かったので、すぐに六角形の小さなお風呂へ。
こちらは玉梨温泉だが40℃と適温のお湯は金氣臭がしてちょっとしょっぱく、鮮度もこちらの方がよく感じられた。

30分の貸し切り風呂を出たらじきに夕食。
 食事処は大広間でソーシャルディスタンスばっちり。
 
お造りは生湯葉に豆腐、こんにゃくだが、その後に登場したたっぷりの馬肉がうま~い。
 
けんちん風の煮物碗に揚げそばの餡掛け、天ぷらが続いてもうこの時点で満腹。
 なのでせっかくのシシ茸の御飯が一口しか入らなかったのは残念。
こちらの食事は家族経営の宿らしく家庭料理っぽいが、とにかくボリューム満点。

お腹が落ち着くのを待って、夜遅く大浴場へ。
 
かっぱの湯と名付けられたこちらは最近では珍しく男女の入れ替えなし。
内湯は玉梨温泉だがこちらでは鉄分でお湯が茶色く濁っているのがよくわかる。
奥には扉があるのでそちらを出てみると
 
すぐ目の前に柱が立ちふさがるがその裏に一人サイズの露天風呂。この浴槽がまた八町温泉で、こちらはお湯がどんどん注がれて貸切りのお風呂より鮮度よく、それでも38℃とぬるめなのだが
 すぐに体に泡が付いて気持ちいい~。
この宿のお風呂ではこの浴槽が最高。体も良く温まる。

 と誰も来ないのを幸い、この露天を堪能していたら外は細かい雪が降りだした。


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21年初冬の大人旅 1 只見線前編

2021-12-23 11:36:45 | 国内旅行

毎年自分の誕生日時期に発売になる大人の休日俱楽部パス、今年も己にプレゼント、とでかけてきた。
今年はなんとこれで4回目のパス旅行。JR東日本に貢献しまくり。

12月1日

今回は珍しく東京駅から上越線で出発。
10時過ぎの「とき」、自由席が6割ほどの乗車率だったのは出張者が多かっただろうか。

今日はまず浦佐で下車。
 
浦佐駅は広い構内をいささか持て余している感じ。

駅前もが広々としているけれど、すぐ目の前にお食事処がある。
 今日はこちら「小玉屋」さんでランチ。

店内はファミレス風ではあるが地元のお客さんでいっぱい。
メニューも昔のデパートの大食堂のように和食から洋食、中華までなんでもござれで、南魚沼の町おこしらしい「本気丼(まじ丼)」なるものもあるが
 
今回はやはり魚沼の特産、山のアワビと称する天恵菇という椎茸をいただくことにする。

お願いしたのは握り。
 
椎茸と言えども広げてみると本当に大きくて、味はもちろん椎茸だけれど食感は確かにアワビっぽく、おいしい。
とは言えこれだけではさすがに物足りないので、もう一つこの店の自慢らしい「びしゃもん揚げ」を注文。
海、山の素材を使ったがんもとメニューにあったが
 周りはカリカリ、中の豆腐はトロトロでこれはクリームコロッケ。
でもなぜか味が付いていなくて、添えられた塩を付けて食べるが、もうちょっと味が付いていた方がおいしそう。

お腹を満たしたら浦佐から上越線で2駅の小出へ移動。只見線に乗り換えるが
 こちらは1日に4本しかないので乗り逃したら大変。
 
出発する時には学生も何人か乗っていて、この一日4本で通学って大変そう。

小出駅のすぐ脇には魚野川が流れているが、この日は水量が結構多かった。
 
駅を出ると周りは名にし負う魚沼の田んぼ、その中を列車は自転車より遅いんじゃないかと言う速度で進む。
 
しばらく行くうちに前日にでも降ったのか周りには雪が見えてきて、やがて山の中に入ると列車の速度はさらに落ちる。
 長ーいトンネルを抜けると田子倉湖が見えて
 小出から1時間13分で只見駅に到着。
 
この駅、なぜかホームと駅舎が離れていて、遠くで駅員さんが早く、早くと迎えてくれている。
それと言うのも只見線はこの先の会津川口との間が2011年7月の豪雨以来不通になっていて、代行バスに乗り換えなければならないから。

 
がらんとした駅前からマイクロバスに乗り込んだのは5人。自分以外はこれもおと休パスであろうおじさんばかり。

バスは各鉄道駅近くのバス停に寄りながら行くが、途中で乗り降りする人は皆無。
 
駅も板囲いされていたが、周りの家々も1階の窓などは閉ざされていて、この辺りよほど雪が積もるのだろうか。

 
只見川が見えると護岸工事をしている箇所なども見え
 
これも工事中の鉄橋や小さなダムが見えたら
 50分で会津川口駅に到着。
ここから会津若松までは列車が運行しているので、自分以外のおじさんたちはすぐに列車に乗って行ってしまった。

 
しかし自分はここからまた一日3本しかないバスに乗って今夜の宿泊地へ移動する。


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ポスト・コレクション 18

2021-12-20 17:21:24 | コレクション

久しぶりのポスト・コレクションだけれど、前回が2019年の6月なので外国ネタは1つだけ。

ポーランドの赤いポストは実用一点張り。
 
それに比べてヴロツワフの博物館にあった20世紀初頭のポスト、ラッパの紋章もかっこいい!

後は国内各地で遭遇したポストたち。

 まずは身近なところで東京スカイツリー内にあったポスト。
 奈良のは「大和路おもいで発信ポスト」だそうで。
 同じく世界遺産の平泉では町中のポストがこのシックな青色だった。

多治見のポストの上には町のゆるキャラ、うながっぱ。
 
よく見るとその足元には「お賽銭はいただけません」なんて書いてある。こんな所にお賽銭を置く奇特な人がいるのか。

 ポスト自体は変哲もないけれど、新穂高ロープウェイの終点にあった山びこポストは標高2156m。
 対する立山山頂簡易郵便局は標高2450m。
ただし日本で一番高い所にあるポストは富士山頂だそうなので、それにはかなわない。

最新のコレクションは彦根の駅前から。
 何やら見慣れない黄土色のポストだと思ったらこれは「金色」なのだそうで
 彦根市出身の大橋 悠依選手の金メダルにちなんだものとか。

国内も旅すればいろいろなポストに遭遇する。

ふみの日記念 ポスト・コレクション
ポスト・コレクション 2
香港のポスト
ポスト・コレクション 4
ベトナムのポスト
バングラデシュのポスト
キプロスのポスト
ポスト・コレクション 8
モロッコのポスト
ポスト・コレクション 10
タジキスタンのポスト
ポスト・コレクション 12
ポスト・コレクション 13
ポスト・コレクション 14
ポスト・コレクション 15
ポスト・コレクション 16
ポスト・コレクション 17


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屋久島の旅 9 淀川~帰京

2021-12-19 18:46:54 | 国内旅行

11月11日 続き

お昼を食べたら淀川周辺を散策。

橋のかかる淀川はとても浅い川だけれど水が澄み切っている。
  
  
あまり紅葉する木のない屋久島で川のほとり、1か所だけ紅葉が映える。

 
まわりはどこも苔だらけ。しばらく苔の接写に夢中になる。
 
 
 

適当なところで切り上げて来た道を戻ることにする。
ところが往路には薄日が差す時もあったというのに、帰る頃になって雨が落ちてきて、帰路にはかなりの降りになってしまった。
淀川登山口付近は標高1360m。雨は冷たく、ダウンの上にレインジャケットを着ていても寒い。
足元の濡れた木の根や水たまりに気を付けながら歩いて、往復3時間半でハイキング終了。

当初考えていたツアーではこの同じ日に縄文杉まで歩いて、山の中でテント泊の予定だった。
ツアー参加をやめてよかった!
運動量としてはいささか物足りなかったが、寒くて雨が降る中を歩くのはやっぱりあまり楽しくない。

車に戻り、少し下ると道路のすぐ脇に紀元杉がある。
  
 
樹齢3000年と言われるこの杉は周囲8.1mと縄文杉の約半分だそうだが、触ることもできるほどすぐ近くで見られるのでこちらでも迫力十分。

さらに下って安房の町まで戻り、松峰大橋へ。
  
 
下を流れるのは安房川。70mの高さからでも水の透明度がよくわかってきれい。

屋久島の観光はこれにて終了。
が、飛行機の時間までまだたっぷり時間があるので空港の目の前にある「縄文の宿まんてん」の温泉に入る予定だった。
ところが行ってみるとなんと、温泉の入り口に「本日貸切り」の張り紙が。

ということで空港まで送ってもらってガイド氏とお別れ。
 
小さな空港の奥にお土産コーナーと食堂があるけれどあまり食指も動かず。

暗くなってから到着した鹿児島行きの飛行機はATR72-600。
 
往路よりも大きな飛行機なので往路は一人だったCAさんが復路は二人になった。
でも行きにはもらえたミント入り黒糖キャンディーが帰りにはもらえなくてちょっとがっかり。

鹿児島空港では乗り継ぎにちょっと時間があったので鹿児島ラーメンで夕食。
 
サクララウンジにあったかつおせんべいがおいしかったけれど、空港内の売店では売っていなかったのが残念。

羽田から日付が変わるちょっと前に家に帰り着いて、屋久島の旅は無事終了。


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屋久島の旅 8 尾之間~淀川小屋

2021-12-14 16:19:06 | 国内旅行

11月11日

 昨日ホテルの部屋に入った時はもう外が暗かったけれど

窓の外はすぐに海。晴天ならばどれだけきれいな海かと思うが
 しばらくすると日が差して今朝もまた虹が出た。

朝食のビュッフェはHotel YakushimaよりもJRホテルの方が充実。
 
食後にいただいたのは昨日のガイドさんにもらったグアバ。庭にたくさんなるのだそうだが、種が多くてちょっと食べにくい。

今日もまた一日ガイドさんのお世話になるが、昨日は東京出身、今日は大阪出身の方。
どちらも移住して20年以上のベテラン、いろいろな話が聞けて面白い。


正面にモッチョム岳がきれいに見えるホテルを出発して
  まずは小さな祠のあるその登山口の脇を通り
 
千尋の滝へ。展望所からかなりの距離があるので、現在下へ降りる道も建設中。滝そのものもきれいだが、左手の巨大な一枚岩が迫力。

この同じ川の少し下流にある橋からは竜神の滝が見え
  
 これが流れて行く先には
 
トローキの滝が海に注いでいる。この下の岩場はいい釣りスポットらしい。

トローキの滝の展望所近くには「ぽんたん館」なる農産物直売所があるので覗いてみると、結構充実した品揃え。
  
 ポンカン、タンカンにはまだ早いが、小さなみかんと島バナナがあったのでお買い上げ。みかんが今では珍しいしっかりした酸っぱさなのがうれしい。

ここから島の東岸を北上し、安房の町から内陸に入って標高を上げて行く。
途中、またまた虹を発見。

が尾根のすぐ上にかかっていて、こんな虹は初めて見た。

やがてヤクスギランドを過ぎて淀川登山口に到着。
  
 ここは屋久島最高峰、1936mの宮之浦岳への入り口だが、本日我々が歩くのは赤丸で示したほんのわずかの距離。

  入り口こそ階段だがその先はさほどアップダウンはなく
 
すぐに周りは緑一色。
  ただ足元の木の根に気を付けなければならない。

  
 
周りの木は枯れ木の上に新しい木が絡んでいたり、苔がびっしり生えていたり。

   
 
大きな岩にも絡みついてすごい生命力。

途中、追い抜かれたり、すれ違った人は10人もいなかっただろう。
この島には野鳥もそれほどいないようで、静かな中をのんびりと歩く。

やがて世界自然遺産の看板が出現。
 
この周辺は屋久島国立公園なのだが、地図にある通り、世界遺産地域とは微妙に異なっている。

この看板からほんのちょっと行った所に本日の目的地、淀川小屋があった。
つまり我々は世界遺産に一歩足を踏み入れただけということ。
 
小屋の中を覗かせてもらうととてもきれいになっていて、近くにはちゃんとトイレもある。
ガイドさんたちはこのトイレの整備もしているそうで、ありがたいことです。

 この小屋のベンチで今日もホテルから持参したおにぎり弁当でランチ。


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屋久島の旅 7 尾之間温泉とJRホテル屋久島

2021-12-11 17:52:10 | 国内旅行

11月10日 続き

屋久島西半分の観光を終えて、本日の宿泊は島南部の尾之間(おのあいだ)。
が、ホテルに入る前に行きたい所があるので荷物だけ置いて車で送ってもらった。

行きたかったのは九州八十八湯の一つ、尾之間温泉。
 
国道から看板の通り入ると細い道が畑の中を通って行く。
その道のどん詰まりに目指す温泉があった。

 人気のようで車がいっぱい。
  
  
激渋の番台で300円を支払い、スタンプをもらって中へ。

入ると地元の常連さんたちがすでにたくさん来ていて、お年寄りからお母さんに連れられた子供まで。
 写真を撮るわけにはいかないのでネットから拝借したが、これは男湯だろう、女湯の方の壁画は女性が踊っている絵だった。

大きな浴槽で20人ぐらいは余裕で入れそう。底は玉石になっていてその足元から源泉が湧いているという素晴らしさ。
この日は45℃ほどだっただろうか、隣に入っていたおばさまが「熱すぎるんじゃない?」と気を使って水を少し出してくれたが、お湯が柔らかいためだろうか、ちゃんと入っていられたし、5,6歳の男の子もお湯に浸かっていたのはさすが地元っ子。無色透明でほのかに硫黄の香りのするお湯はpH9.6、なので肌がつるつるする。が、それ以上に新鮮なお湯で、気持ちいい~。

そうは言っても熱いお湯、長湯はできないので適当なところで上がると
 
休憩所は猫だらけ。どうやらノラに餌をやっているようで、外の駐車場にも何匹もいた。

 モッチョム岳を見上げながら体を冷やしつつ歩いて20分。
 今夜の宿、JRホテル屋久に到着。
 
八角形の建物の真ん中が吹き抜けのロビーになったちょっと変わった造り。
 
ツインの部屋は窓際に小さな畳スペースなどもあっておしゃれだけれど、微妙な段差は夜中に躓きそうでちょっと怖い。

部屋に落ち着いたところですぐに夕食。1階のレストランへ。
 
尾之間会席と名付けられたコースは屋久サバ節や黒豚味噌、飛魚の付け揚げから始まって
 
和牛のアヒージョに飛魚と海老団子と地元の素材をうまく使っている。
 
黒豚のローストも添えられたソースがおいしく、デザートの抹茶プリンもとてもおいしい。
前夜も今夜も、屋久島のホテルの食事は期待以上だった。

食後はホテルの大浴場へ。
写真はHPから
ここも温泉でお湯の評判がいいのがこの宿を選んだ理由だったのだが、確かにツルツルのお湯ながら循環・加温・消毒ありで硫黄の香りも感じられず、共同浴場の素晴らしいお湯の後では正直がっかりしてしまった。

部屋に戻ってベランダに出てみると
 海に明るい月が出ている。
雨の多い屋久島だけれど、島の南端だけは晴れることが多いというガイド氏の言葉は本当だった。


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屋久島の旅 6 西部ドライブ

2021-12-10 18:38:56 | 国内旅行

11月10日 続き

白谷雲水峡を出たら島の海岸沿いを反時計回りにドライブ。

まず停まったのは東シナ海展望所。
 
 沖に見えるのは隣の口永良部島。
 入り口には亀の親子の石像が並んでいるが、これって亀じゃなくてスッポンだよね。

少し南に下って永田いなか浜。
 
 
このきれいな砂浜には夏になるとウミガメが産卵のためにたくさん上がってくるそうで、砂の上に落ちているつぶれたピンポン玉のようなものが亀の卵の殻。
それにしてもこの砂浜、「いなか浜」とはひどい名前じゃないだろうか。

夏には海水浴客やサーファーが来るという町からちょっと山側に入ると
 この島の名産であるポンカンやタンカンの畑があるが、実はまだ青くて収穫には少し間がある。冬の観光客が来ない時期にはガイドさんたちは柑橘の収穫バイトに駆り出されるのだとか。

本日のお昼はちょっと雨がぱらつくので東屋の下で
 
ホテルで用意してもらったおにぎり弁当。

この駐車場は横河(よっご)渓谷の入り口なので、お弁当を食べたら遊歩道を少し歩く。
 
大きなシダやクワズイモの葉の間を歩いて行くと
 緑の渓流が見えてくる。
 
 
大きな岩の間を澄んだ水が流れてとてもきれい。
夏ならば絶対に水の中に入りたくなるような所だが、ここはちょっとした雨でも増水しやすく危ないのだそうだ。

また海岸沿いに戻って少し行くと、崖の上に白い灯台が見えてきた。
 
 
小さいけれどかっこいい灯台は明治30年に作られたと入り口上に銘板がある。

 
ここから先、島の西側は断崖が海に落ち込んで家などはない。

 
その断崖の上を通る西部林道は車のすれ違いも難しいような細い道で周りは緑一色。

 
注意看板の通り、ここに入るとすぐに猿の姿が見えて、あっちにもこっちにも10頭ほどの群れが現れる。 
 
屋久島の猿はそれほど狂暴そうではないけれど、一度だけ車を降りたら群れが近寄って来た。
普通は人を見て近寄ることはないそうなのだが、最近お客さんを案内するガイドではない島の人で餌を与えている者がいるらしい、とはガイドさんの話。

サルの他にこの林道で遭遇するのは屋久シカ。
 
小さくて体に斑点があるのでまだ子供かと思ったら、ちゃんと角のあるこれは大人のオス。
屋久シカは小さいのでよく間違えられるのだとか。
この道を通り過ぎただけでも10頭ほどは見かけただろうか、島全体で2万頭ほどはいるらしい。
ちなみにこの島には猪や熊など危険な動物はいないそうだ。

約20キロの西部林道を抜けたら大川の滝へ。
  
 
この日は水量が少なかったようで、多い日には2本見えるという滝のうち1本しか見えなかったが、岩の上を滝の近くまで行けたり、屋久島は日本国内にしては自由だ。

西海岸も南端まで近づくとまた民家が現れて
  
中間というところでガジュマルが絡まりあっている所を見学。

 その向こうには特徴的な姿の烏帽子岳が見えて、本日の宿泊地はもうすぐ。


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屋久島の旅 5 白谷雲水峡

2021-12-08 12:06:41 | 国内旅行

11月10日

Hotel Yakushimaの朝食はビュッフェ。
 
夕食の凝り方に比べるとごく普通の内容でちょっと残念だが、鹿児島らしいさつま揚げときびなごをいただく。
 食べていると曇天に日が差して虹が現れた。

さて、今日からの2日は車でのガイドをお願いしてある。
元々は縄文杉まで泊りがけトレッキング付きのツアーに乗る予定だったのだが、友人も自分もちょっと脚の不調が出ていたのでツアーはやめて個人ガイドをお願いした。

そのガイドさんに8時半にピックアップしてもらい、まずは宮之浦から近い白谷雲水峡へ。

 屋久島でも一番ポピュラーな観光地なので駐車場はいっぱい。
  入り口で協力金500円を支払って出発。
 今回はこの後他を回るので、全コースの3分の1ほどをゆっくり歩くことになっている。

 入り口から早速滝が見えて、きれいな水の流れる川沿いを歩いて行く。
 
大きな一枚岩の上を歩くところもあるが、道はきれいに整備されて楽ちん。
 
飛流落としと言う滝やさつき吊り橋を過ぎ
  
二代大杉まで。標準時間ならここまで20分だが
 表土がほとんどない岩の上に木が生えている所とか
  
木に絡む植物
 

そして何よりも600種もあるという苔を観察しながら行くので1時間かかった。

  
  
途中、雨がぱらつく時もあったが、この島で有名な雨量の多さのおかげでとにかく緑がきれい。

縄文杉コースに行かないから、と案内されたのはウィルソン株のミニチュアのような朽ちた切り株。
  
 
空洞になった中に入ることができて空を見上げることができる。

  
帰路には高さ26m、樹齢3000年という弥生杉を見に行ったが、こちらの方には人があまり来ないためだろうか
 
近くでサルたち発見。

  
他にもたくさんの滝やら高い木やら見ながら2時間半。
歩いてみたら友人も自分も脚には何の問題も出ず、これならもっと奥まで行きたかったと思うほどここは気持ちがよかった。


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屋久島の旅 4 The Hotel Yakushima

2021-12-06 18:26:49 | 国内旅行

11月9日 続き

さて、屋久島一泊目、宮之浦での宿は The Hotel Yakushima
 
以前は「シーサイドホテル」という名称だったものが今年の3月にリニューアルされたそうで、そのためか建物はいかにも古いが入り口やロビーはおしゃれ。
 
まだ少し早かったのでロビー脇のカフェで海を見ながらお茶をして待った。

やっと時間になり、お部屋へ。
今回は少し贅沢に2018年にできたという「波音日和」という新館に部屋を取ると
  本館を出て長ーい廊下の先に部屋がある。
 
部屋はあまり広くないが打ちっぱなしの壁でスタイリッシュ。椅子のあるベランダに出ると

目の前が海。これで天気さえよかったら、と曇天が残念だけれど
 
これまたオサレなバスタブに用意された入浴剤を入れて昼風呂を楽しんだ。

夕食は18時から、本館のレストランへ行くと
 多くのテーブルに食事の用意がされていてご同慶の至り。
案内してくれたのはとても日本語のきれいなネパール人スタッフ。

まずは屋久トロ蒸しというあんかけの茶わん蒸しから始まって
 
次の首折れ鯖の燻製は箱の蓋を取ると煙が上がる楽しい仕掛け。首折れ鯖は屋久島の特産、燻製もおいしい。
 
青菜のおひたしは「スタッフの自宅で採れたものでサービスです」とのこと。屋久シカのローストは癖もなく、もっと食べたい。
 
セロファン包みで登場したのは秋太郎というバショウカジキのスープ蒸し。このスープがとてもおいしい。
ぐっと和風の煮魚はチレ鯛。
 これも屋久島名物の飛魚が出ないと思ったらすり身の湯葉揚げになってきた。
 
そして最後は野菜たっぷりのしゃぶしゃぶで、〆は雑炊。
 デザートはメロンのババロアだっただろうか、もう記憶が曖昧だけれどどのお料理も本当においしかった。

正直このホテルの食事にはそれほど期待していなかったので、この工夫された懐石はうれしい驚きだった。
お昼を軽くしておいてよかった!


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