Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

20年初夏の温泉旅 3 二岐温泉「大丸あすなろ荘」

2020-06-28 17:24:53 | 国内旅行

二岐温泉に到着して、宿へは上の道路からものすごく急な坂を下りて到着。

  
 二岐温泉「大丸あすなろ荘」
前日の宿は「おおまる」、こちらは「だいまる」と日本の漢字はややこしい。
思いがけずモダンな玄関に例の提灯が下がっているが、この宿のご主人が「日本秘湯を守る会」の現在の会長なんだそうだ。

 フロントで記帳をしたらすぐに気さくな女将さんの案内で部屋へ。
 
今日は8畳の和室にベッドルームのある広い部屋。
ベランダに出ると庭が見渡せて
 
 沢山咲いているヤマボウシがかわいい。

部屋のすぐ近くの出口から庭への階段を下りて先まで行くと
 
川が流れていて気持ちがいい。

周りを散歩しているうちに15時半になったので、待望のお風呂へ。
 こちらの湯小屋が宿自慢の自噴泉岩風呂。
 
日帰り時間帯は混浴だが、宿泊の場合は男女の時間帯が細かく分かれている。
 
扉を開けると階段の先に簡素な脱衣場があって、お風呂へはさらに階段を降りるが、この造りで混浴は女性には厳しい。

 
浴室に入ると高い天井の下に石造りの壁と床に10人ほど入れそうな浴槽があるだけ。
 この浴槽の底が昔の川床のままなので凹凸があり、さらに石が転がってできた穴が3つある。
壁からもたらたらと熱いお湯が垂れているがよく見ると床の割れ目からも時々気泡が上がって自噴が確認でき、ホースからは水も入れられているのでカルシウムー硫酸塩泉という無色透明のお湯は42℃ほどの適温になっている。温泉らしい癖はないがお湯の新鮮さが感じられ、薄暗い室内がなんとも気持ちいい。
ただしこのお湯、夏場は加水しないと激熱になってしまうし、大雨が降ると水没してしまって維持は大変、とは後で女将さんに聞いた話。

岩風呂を堪能したら続けて庭の先にある露天風呂へ。
右へ行けば男湯、左は女湯。簡素だけれどきれいな脱衣場を抜けて外へ出れば
 
きれいな露天風呂!
   
高い湯口からは熱いお湯、低い方からはぬるいお湯が出てこちらも適温。
 周りは緑一色で体まで緑に染まりそう。

考えてみればいつもこの時期は海外に出てしまって温泉に来ることはあまりなかった。
新緑が目に沁み、まだ虫はいなくて、6月の温泉もいいものだ、としみじみ。

ついでにこちらは内湯。
 
設備は整っているが岩風呂と露天が気持ちよすぎて、こちらは夜中に入っただけ。

ゆっくりとお湯を楽しんで、夕食は18時半から食事処で。
 行ってみると大きなテーブルがゆったりと配置された部屋が3つあって、ほとんどのテーブルが埋まっている。
この日22室の客室の7割ほどは埋まっていたのではないだろうか。
その割にお風呂はほぼ独占できたのが不思議なほど。

 
お膳には立派な会津塗りの二段重が乗っていて中には前菜や山菜類がいっぱい。
ただしどちらも出来合いのものばかりのようなのがかなり残念。
 
この後にはヤマメの塩焼きがアツアツで運ばれてきて、これはおいしかったが、さらに鱧と野菜のてんぷらが来て、おかげで地元の豚の陶板焼きはお腹いっぱいで入らず。
 
地産のお米を何とか一口いただいて、デザートは部屋に持ち帰らせてもらった。

翌朝も早朝に岩風呂に入り、朝食もボリュームたっぷり。
  

  
 すごいテーブルのあるロビーでコーヒーをいただき、帰りのバスは11時発なのでもう一度露天に入れてのんびりできたのはとても良かった。

 新白河駅ではだるまさんまでマスクをしていたけれど、秘湯のお宿はどちらも移動解禁を待ちかねたお客さんがちゃんと来ていて一安心。
日本の温泉宿はやっぱり守らなきゃ。

ちなみに今回行った2つのお宿、食事は「おおまる」、お湯は「だいまる」に軍配。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

20年初夏の温泉旅 2 大丸温泉~二岐温泉

2020-06-26 17:53:11 | 国内旅行

早朝にまた女性専用露天を堪能して、朝食は7時半から。

 
干物がアユなのが珍しく、具沢山のお味噌汁はフキノトウ入りのつみれがおいしい。

 昨日着いた時は下界が全く見えなかったけれど、今日は天気が回復して部屋の窓からうすぼんやりと那須町が見える。
チェックアウトして昨日は車で迎えに来てもらったバス停まで歩いたらあっという間に着いてしまって
 
宿でもらった乗車券で今度は黒磯駅で下車。

土曜の午前中でも駅前の町は閑散としているが、ちょっと見ただけでも古そうな建物や蔵があって
  
 
気になった黒い建物はおしゃれなパン屋さん。ここだけは人が並んでいるのを眺めながら、隣のカフェの店先でコーヒーを飲んでいると目の前にも気になる建物。

 
駅のすぐ前にあるこちら、何かと思ったら那須塩原市図書館だそうで、もう完成しているのにコロナがらみで開館が遅れているらしい。
帰ってから検索してみると黒磯にはおしゃれなカフェが何軒もあるそうで、さすが那須御用邸のある町、侮ってはいけなかった。

 
黒磯からは東北本線で20分、松尾芭蕉が待つ新白河へ。

次のバスまで1時間以上あるので、また駅前にあるカフェに入って
 
本日のお昼はあんず餡蜜。

 13時の定刻には天栄村直行の「湯ったりヤーコン号」が待ってくれていて、ここから乗り込む客は自分と友人も含めて5人。

バスは市街を離れるとすぐに山に入って、周りは新緑でいっぱい。
 
途中羽鳥湖畔を通るとキャンプ場もかなりの盛況だった。

70分かかって本日の目的地、二岐温泉に到着。
山の中の、これは確かに秘湯だわ。
宿のHPにはバスは有料と出ていたが、降りる時に料金の徴収はなくて、今度も助かった。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

20年初夏の温泉旅 1 奥那須「大丸温泉旅館」

2020-06-23 18:21:43 | 国内旅行

自粛解除となればじっとしていられるわけがない、早速新幹線に乗っておでかけ。

乗車したのは6月19日のお昼出発のやまびこ。
平日昼のためもあるだろうが、乗車率は20%ぐらいで密とは程遠い。
 
グランスタで仕入れたネギたまサンドと穴子がたっぷり入ったお稲荷さんを食べていれば
 那須塩原にはすぐに着いてしまう。

 
ここから目指す大丸(おおまる)温泉までは路線バスを使うが、旅館に申し出ておけば無料乗車券がもらえて、料金は片道1500円近くになるので助かる。

那須塩原駅には去年の3月に来たばかりだが、塩原方面がいかにも山の中の温泉地行きと言う感じだったのに比べて那須方面は別荘地。
途中にはファンシーなカフェやらレストランが多くて、その違いが面白い。

それも那須湯元や殺生石まで来ると硫黄の香り漂う温泉地になって、その先はまさに山の中。
駅から1時間10分で標高1300mの大丸温泉に到着する。

バスは大きな駐車場に停まるが、すぐ隣には宿の送迎車が待っていてくれるのですぐに乗り込む。
宿まではすぐなのだが、この時はかなりの雨が降っていたのでありがたい。

 
おなじみ日本秘湯を守る会の宿、「大丸温泉旅館」。

入るとすぐに広々としたロビーがあって、本来ならここでチェックインをするのだろうが感染防止とあって記帳をしただけですぐにご案内。
 
館内はあちらこちらに生花が見事に活けられ、飾られた陶器や染色は館主のご兄弟の作品だとか。

通された部屋は3階の8畳間。コロナ対策としてすでに布団が敷かれているのでいささか狭いが、すぐにゴロゴロできるのはありがたいかも。
  
 窓の外は雲で真っ白。

 
早速浴衣に着替えようとするとここはXSからXLまですべてのサイズが揃えられていて、これは便利。
洗面所のアメニティーも豊富だし、今回レディースプランでお願いしたらせっけんとハンカチが付いてきた。女性好みの宿だろう。

さて、それでは待望の温泉へ、とまずは内風呂へ。
 
奥の桜の湯が女風呂だが、その手前に貸し切り風呂があって、覗いてみるとかなりの広さ。脱衣場も広くて子供連れなどに良さそう。

 内風呂の方は20人は入れそうなほど大きく、アメニティーも充実。
お湯は床に滔々と流れるかけ流し、成分上は単純温泉だがメタケイ酸が多いそうで、お湯の中で肌をこするとスベスベ。

しかし湯温は42℃ほど、湯気もこもって暑いので、体を洗ったらすぐに用意されたワンピース型の湯あみ着を着てこの宿自慢の露天へ。
 案内図の通り、ここは宿の前を流れる川が温泉になっていて、真ん中の広い部分は混浴なのだ。
とは言えここは女性だけではなく男性にもトランクス型の湯あみ着が用意されているのが珍しく、これはほかでも採用していただきたいほどありがたい。

 一番広い「白樺の湯」は場所によって熱いお湯が出ているので適温を探して石がごろごろする中をうろうろ。
 
その上流の「あざみの湯」の方がぬるくて長湯ができるのでこちらでゆったり。

しかし配置図を見ると一番上流にあるのは女性専用露天、そこが当然一番新鮮なお湯なので内湯を通って移動。

 女性専用露天は2つあって、こちらは屋根のかかった「石楠花の湯」。
ここから階段を上り下りした先にあるのが一番上流の「山ゆりの湯」。
  
 
奥から熱いお湯が流れ込むここは期待した通り鮮度抜群で一番気に入る。
配置と言い、男性専用はないのに女性専用露天は2つもあることと言い、やっぱりここは女性上位の宿(笑)。

お湯を堪能したら飲泉所で温泉を一杯。
 胃腸に良いそうだが、癖がなくてとても飲みやすくおいしい。

さらに湯冷ましにロビーの奥へ行ってみると
 
乃木希典将軍ゆかりの品展示コーナーなるものがあって、毎年ここへ湯治に訪れていたという将軍のスリッパやらシャツまで並んでいる。
 館内には昔使われていたという山駕籠が展示されていて、現在バスで来るのも大変な山の中、昔はさぞやと思うが、乃木将軍はまさか駕籠ではいらっしゃるまいね。

夕食は18時から、食事処の個室で。
  
  
  
  
 
メインは栃木和牛のしゃぶしゃぶで鍋の片側には温泉水、もう片側にはあご出汁が入っていて、このお出汁にはしっかり塩味が付いているので何も付けなくてもお肉がおいしく食べられる。これは今度まねしてみよう。
稚鮎もアツアツが運ばれてきて、目にも美しい食事は完食。

夜中に入った露天も気持ちよく、ただ立派なお布団は山の中とは言え暑かった。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マスクのこと

2020-06-18 13:12:21 | 雑談

今のご時世、こんなことを書くと非難やお叱りを受けるかもしれないが、元々マスクは大嫌い。
花粉症の人や風邪をひいたときにはわかるけれど、化粧をしたくないからなどと普段から大きなマスクで顔を隠して、人と話すときにもはずさないのは相手に対して失礼だろうと思っていた。

それが今回のコロナ騒ぎでマスク必須となってしまったのだが、万が一にも自分が感染者である場合、人様に移してしまう可能性がある、だから人と接触しそうな時にはしましょうというのはわかる。
しかし明らかに濃厚接触の可能性は低い広い公園の中でまで「マスクしないとダメ」と言われたり、スポーツジムで運動をする時までマスク必須と言われるとやりすぎだろうと思う。

なによりいやなのはやたら細かいルールを決めたり、ルールがないとどうしたらいいのかわからないと文句を言う人たち。そんなに規則に縛られるのが好きなのか。
自分の身は自分の頭で考えて守ろうよ、と思う。
何しろこの国はお上でさえ忘れた頃に要りもしないようなマスクをポストに投げ込むぐらいしかできないのだから。

とにかくマスクをしていないと白い目で見られる場面が増えた昨今。
このいかにも村社会的同調圧力が大嫌いなのだが、かと言ってそれを平気で跳ね返せるほどの根性もないので、せめて気に入ったマスクをしたいとネットをあさってみた。

まずは手作りの手芸品がたくさん出品されているサイトで
 渋い色のウサギ。
麻素材でできているので見た目はちょっと厚いが不織布より熱がこもらなそう。

そして熊本県知事のマスク姿を見て検索して見つけたこちら
 
柔らかい素材で、立体構造なので呼吸がしやすくて、これは当たり。

一番好きなくまモンなのでうれしいが、他にもゆるキャラマスクはないかと探しても意外にない。
チーバくんやぐんまちゃんあたりならほしいけど、これから出てくるのだろうか。

ところでマスク嫌いというとどこぞの国の大統領が有名だが、欧米人は人の表情を口元を見て判断するのでマスクに抵抗が強いのだとか。
それに比べて日本人は目元を見るのでサングラスの人と話をするのが苦手、とこれはちゃんとそういう研究があるらしい。
なるほどね。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「東京台湾」で魯肉飯

2020-06-16 16:05:06 | 食べ歩き

自粛要請も緩和されてテイクアウトはもうやめてしまったお店も増えてきた。
散歩がてらランチを調達に行くのももう暑くて遠出は無理。

ということで実際に行ったのは少し前だが、おそらくはこれが最後だろう、中目黒への徒歩での出張。

目的は「東京台湾」なる台湾料理のお店。
  
駅のすぐそば、ちょっと横丁に入ったところにある小さな店。
 店内にはあれこれ雑貨が飾られ、女の子向け雑誌の台湾特集みたいな感じ。
実際店内で食べているお客さんは若い女の子が多かったが、テイクアウトをお願いするとすぐに対応してくれた。

持ち帰ったのはもちろん魯肉飯
 だけれど、今回は豚と鶏のハーフ&ハーフにしてみた。
お味は全体におとなしくて、やっぱり女の子好み?
正直がっつり煮込んだ自家製の方がおいしかった、と自画自賛。

しかし通常なら歩いて行くことなど考えもしない中目黒も意外に近いことがわかって、しかも途中ではこんな建物を発見。
 住宅街にあるちょっと変わった建物、何かと思ったらなんとパプアニューギニア大使館。
失礼ながらこんなに立派な大使館とは、驚いた。

行ってみると、へえ、この国がこんな大使館なの、となかなか楽しい大使館巡り。
ビザ不要になったり、オンライン化が進だりしてもうあまり行くこともないかもしれないが、このご時世では逆に復活したりもするのだろうか。

過去の大使館シリーズ:

シリア大使館
バングラデシュ大使館
ネパール大使館
ミャンマー大使館
ウズベキスタン大使館
インド大使館


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「東京モダン生活」@東京都庭園美術館

2020-06-13 17:49:33 | 機内食・映画・美術展

6月に入ってようやく東京の博物館も再開しだしたので、まずは近場の目黒、東京都庭園美術館へ。

 
「東京モダン生活」展と名打たれているが、見どころは本館である旧朝香宮邸の再現展示。
普段は禁止されている館内の写真撮影ができるということで、カメラを持ってやってきた。

この建物はパリ滞在中にアールデコに魅了された朝香宮夫妻がフランス人アンリ・ラパンに設計を依頼し、宮内省監修のもと戸田建設が手掛けて1933年に完成したもの。

 
玄関のタイルやガラス扉からうっとりするが、ガラス彫刻はルネ・ラリックのもの。

 
入るとまずは天井の照明が印象的なホールがあり、右手の部屋に立っているのはアンリ・ラパンがデザインした香水塔。上部の照明で温められる部分に香水を入れて部屋に香りを漂わせていたというおしゃれさ。

その先に大客室と大食堂が続いて
   
  
 
壁から照明、扉まで凝りまくり。

特に暖炉が素敵で、これが各部屋にあるのだが

正面のグリルの模様が一つ一つ違い、他に部屋の周りにはラジエーターがあってこれらにも凝った細工がされている。

大食堂の奥には小食堂があり、こちらは家族が普段の食事に使っていたところ。
 ここだけは木材が多く使われて和風で、やっぱり普段はこういうところが落ち着いたのだろうか。

二階へ上がる階段は2つあって、小食堂に近いのはおそらく普段使い用。
  
大広間から続く方にはこれまた凝った金物装飾があって、この階段下はトイレだったと思うが洗面台までおしゃれだ。

 二階の踊り場の周りは家族の寝室やそれぞれの居間などプライベート空間。
   
 
バスルームのタイルまでかっこいい。

  
  
 
殿下の書斎の机は日の入り具合に合わせて回るように作られているとか。

 
夫婦専用のベランダまでまあ、おしゃれで
 
通風孔までこの凝りよう。

ラジエーターグリルやら照明器具、タイルなどは宮内省内匠寮のデザインだそうで、細かく見だすときりがないほど素敵な細部はこちら↓

ところで一度住んでみたいと思わせるこの素敵なお屋敷の発注者、朝香宮ご夫妻。
 
妃殿下はなんとこの建物の完成後わずか半年で亡くなられたそうで、殿下も14年後には皇籍離脱でこの家を出られたとか。
旧皇室の贅沢とも言えるが、センスにあふれ、住み心地も良さそうなこの家がその後は迎賓館などにしか使われなかったとはもったいない気もする。

 本館の奥にはこんな新館があって、こんなところがあったっけ、と思ったら2014年にできたそう。
こちらのギャラリーでは1930年代の写真や絵などの展示があったが、モボモガがもてはやされたこの時代、東京でも洋装の女性は10%ぐらいしかいなかったというのが意外で面白かった。

 
建物の前には広い庭があって、
 
日本庭園に茶室もある。

「いつもより空いています」と言われた通り、ゆっくり見学できて大満足の庭園美術館。
新館のカフェのケーキがとてもおいしそうだったのに食べ損ねたので、ここはまた来ないと。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発酵の里 こうざき

2020-06-10 15:33:50 | 国内旅行

多摩川に続いて、今度は江戸川を越えてとうとう東京を出た。
千葉県内に住む父親の顔を見るのもほぼ3か月ぶりだ。

久しぶりに弟の車でドライブ。
となると行き先は道の駅一択、ということで
 やって来たのは「発酵の里 こうざき」。
妙なキャラクターがいるが、大木のつもりらしい頭の部分がどうにもコロナウィールスに見えて仕方ない(笑)。

神崎町は茨城との県境、利根川に面していて、町に酒蔵が何軒かあったり、周辺に味噌や醤油を作る所が多いということでこの道の駅のテーマを発酵にしたらしい。
売店にもお酒や味噌、醤油、酢などが豊富に揃っていて、必ずしも地元のものばかりではないけれど、かえって珍しいものもあってなかなか楽しい。

しかし本日の目当てはランチ、ということでレストランに行くと
  

メニューにはすべて発酵食品が使われているというこだわりぶり。

 
鶏は醤油麹、豚には味噌麹が使われていて、なかなか充実した定食。

さらにデザートにはこんなものを。
 味噌クリームチーズは味噌もチーズもあまり感じなかったが、酒粕の方は甘酒のようで、これはおすすめ。

ついでに帰路、酒々井のPAの売店も覗いてみると銚子電鉄のまずい棒を発見。
 
「マズいです、経営状況が」「銚子悪い電鉄」となんとも自虐的だが、元々つぶれかけていた会社を経営努力でなんとか維持させてきた銚子電鉄、今回のコロナ自粛でますますやばいらしい。
でも「まずい」と言われてはあまり食指が動かない。ごめん。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多摩川台公園の紫陽花

2020-06-08 15:14:29 | 国内旅行

3月末に熱海から戻って以来、2か月半ぶりに電車に乗った。

行先は東急目黒線でわずか6駅先の多摩川。
かろうじて県境は越えていない。

駅のすぐ目の前にあるのが多摩川台公園。
遥か昔、一度夜桜を見ようと同僚たちとやって来たがあまりの寒さにすぐに引き上げたことがある、それ以来の訪問。

ここに紫陽花がたくさん植わっているとの友人の報告で一緒に散歩に来たのだが
  
   

駅前の斜面になるほどたくさんの紫陽花が見え、まだ咲き始めてさほど時間が経っていないので花色が瑞々しく鮮やかだ。

多摩川台の名前の通り、高台を上に上ると多摩川の川向うには武蔵小杉の高層マンション群がよく見え、ビルなどほとんどなかった時代にそこへ通勤していた者には別世界。
 
その手前の枇杷の木ではよく見ると緑のインコがお食事中だったが、ペットが逃げ出したのだろうか。

紫陽花の先にはバタフライ・ガーデンと名付けられた手入れされた花壇。
 
   


その先には亀甲山古墳なる前方後円墳があり
 
さらに8つも古墳が並んでいるが
 今は木の茂った小丘の連なり、気持ちのいい散歩道になっている。
犬を散歩させる人たちが多いが、さすがこの周りは田園調布、連れているお犬様の種類が違ったりする。

丘の下には小さいながら古墳展示室という施設があって
  
 
ここの説明によると多摩川沿いには4世紀から7世紀ごろまでの古墳が他にもたくさんあるとのこと。
この辺り、大昔から高級住宅地だったのか。

思いのほか広くて気持ちのいい散歩ができたらおなかがすいた。
そこで近くの「田園調布クラブ」なるお店でカニのキッシュのランチ。
 
外食もなんと2か月半ぶり。

そろそろ散歩以外の活動開始だ。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うちでジェノベーゼソースもどきを作る

2020-06-05 16:17:07 | 雑談

テレビを見ていたら料理屋の需要が落ちているせいで大葉の値段もひどく安くなってしまっているという。
そこで近所の普段から安い八百屋を覗いてみると
 120枚ほどは入っているだろうこの1箱で180円。

大量にあるので、これで本来はバジルで作るジェノベーゼソースを作ってみることにした。

フードプロセッサーでクルミとニンニク、パルミジャーノチーズを砕いたところにオリーブオイルを加え、大葉をちぎりながら入れてまた回すと
 
それっぽいものができたので瓶に入れて、変色防止のために上にもオリーブオイル。

しかし我が家のおもちゃのようなフードプロセッサーではペースト状にまではならなくて
 緑色のパスタにならなかったのは計算違い。
生の葉と梅干ソースを乗せたらそちらが勝ってしまったけれど、おいしいからまあいいか。
大葉のソースはバジルほどは香りが強くなくておとなしい。

 鶏ささみをグリルで焼いた上に載せて、先日作った人参ジャムも載せてみたらちょっと料理らしくなった。甘いのとしょっぱいの、食べる時には混ぜたほうがおいしいけれど。

暇なおかげで冷蔵庫内の瓶は増えるばかり。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご近所応援 お持ち帰りグルメ 第五弾

2020-06-02 16:36:56 | 食べ歩き

他にネタもないもので、今回もまた近所のテイクアウトねた。

こちらは「玉海力」というちゃんこの店。
今までやっていなかったランチのテイクアウトに女将さん特製の卵サンドと言うのを始めたのでお願いしてみた。
 
卵はちゃんこ屋らしく(?)すごいボリュームの出汁巻き玉子。意外にも甘みはまったくなくて、かなりしっかりした焼き上がり。パンも厚切りでこれまたボリュームがあるが、これは薄切りトーストの方が合うような気がする。
しかしこれで500円はなかなかコスパがいい。

こちらもサンドイッチのテイクアウトはベルギービールの「スマークリック」
ここは以前からランチにキューバサンドやニシンサンドをやっていたが、アボカドとローストポークという新メニューが増えている。
 ローストポークはまるでベーコンのような見た目で塩気が強く、なるほどアボカドと合うし、たぶんビールにすごく合いそう。
ただ個人的にはニシンサンドの方が好み。

かき氷で有名になって、暑くなると店頭に行列のできていた「はいむる珈琲店」も通りかかったらテイクアウトをしている。
 
そこで鶏白湯らーめんをお願いするとこんなコーヒーカップに入って出てきた。
おしゃれだけれど食べにくい。けれどここのラーメンは相変わらずおいしい。

このラーメンはお店で食べる量の3分の2だそうで、であればかき氷も余裕で入る。
かき氷もしっかりした紙の容器で持ち帰り可能で
 
淡雪という白いイチゴを使ったこちら、中にごろごろフルーツが入っておいしかった!

運動不足解消に、と普段は歩かないようなところをうろつくと新しい発見もある。
 不動前の住宅街の中で偶然に通りかかったのはこちらのお店。日よけには「キッチン・ナポリ」と書いてあるが、今は「とかいなか食堂」という野菜をメインにお昼だけ営業する食堂。
通常は食べ放題のビュッフェスタイルらしいが、現在はお弁当だけと言うことでこれをテイクアウトしてみると
 何種類の野菜を使っているのか、充実した内容。御飯あり、なしの2種類あるが、御飯なしでも豆やイモ類が入っているので十分なボリューム。しかもこれが550円とは、コスパも栄養バランスもすばらしい。
ここは通常営業のビュッフェに戻ったらぜひまた来たいところ。

と、コロナ自粛のおかげで新しい発見もあるのだが、居酒屋などはそろそろテイクアウトもなくなるのだろう。
まあ、これが続くとついお昼を食べすぎてコロナ太りにますます拍車がかかる。
早く通常運転に戻っていただかないと。


ご近所応援 お持ち帰りグルメ 第一弾
ご近所応援 お持ち帰りグルメ 第二弾
ご近所応援 お持ち帰りグルメ 第三弾
ご近所応援 お持ち帰りグルメ 第四弾

 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする