7月30日
朝5時20分、まだ真っ暗な中、ホテルの玄関へ。
このマナリには天然の温泉があるので行きたい、と添乗員に相談したところ、行きたい人は早朝に集合と全員に声をかけてくれたのだ。
しかしふたを開けてみれば自分の他には誰も参加せず、それでもガイドと運転手が一人ついてくれた。
オートリキシャでも手配してもらえれば、と思っていただけなので、これには恐縮してしまうがありがたい。
かなり強い雨が降りつつ、次第に明るくなる中を15分ほど。
急坂を上ると小さな祠があり、その先に門がある。
石と木材を組み合わせ、細かい彫刻を施したこの門を入った所で靴を脱ぐ。
境内に入ると正面右手にお寺の本堂があり、
振り返ると手前に女性用、奥に男性用の浴場入口がある。
そこで早速カーテンをくぐって女性用浴場に入ると、すぐに10メートル四方ほどのお湯が一杯に張られたプールが目の前に出現する。
まわりの縁は幅が30cmほどしかなく、四方の壁には荷物をかけるフックが並んでいてかろうじてひさしがあるものの、浴槽は完全な露天。
6時前とは言え先客が2人いたので様子を見ながら狭い縁で服を脱ぐ。
しかしこの時にパンツを脱いではいけない。インド人は決してパンツは脱がないのだ。
お湯でいっぱいの浴槽の片側は一段低くなっていて、浴槽からお湯を出すパイプがいくつも突き出ているのでまずはここで体を洗う。お湯が流れっぱなしのパイプは当然のことながらここがかけ流しの証拠。
清潔になった所で何段かの階段を下りてお湯の中へ。
浴槽はかなり深くて、お尻をついたら水没してしまうほど。
お湯は無色透明ながら硫黄の香りが門の外からでもわかるほど強く、温度はかなり熱めで44℃ほどもあるだろうか。
そのせいかジモティーの皆さんは2,3分浸かるとすぐに出てしまうが、とてもいいお湯なので出たくない。
弱まってきた雨の中をお湯に浸かっていると時たまお寺の鐘を鳴らす音が聞こえてきて、これは早起きした甲斐があった。
20分ほどいる間、一人が出ると誰かが入ってくるという具合で入浴者は絶えず、そのためか夜にはお湯が汚れるということで早朝をすすめられたが、おかげでとてもきれいなお湯だった。
源泉がとても熱いので冷泉と混合しているそうだが、肌がツルスベになる本当にいい温泉。
すっかり温まって外に出ると、正面に寄付金箱があったのでせめて寸志を入れて行こうとそちらへ行く。
ついでに本堂の写真を撮っていたら、出てきたお坊さんに怒られた。
実は入ってきたところの写真に四角い石があるが、異教徒はこの石から先には入ってはいけなかったらしい。すんません。
ヴァシシトとはラーマ王子の先生で、この場所はその先生が瞑想をしたところとか。
インドらしい温泉に入れて幸せ。
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朝5時20分、まだ真っ暗な中、ホテルの玄関へ。
このマナリには天然の温泉があるので行きたい、と添乗員に相談したところ、行きたい人は早朝に集合と全員に声をかけてくれたのだ。
しかしふたを開けてみれば自分の他には誰も参加せず、それでもガイドと運転手が一人ついてくれた。
オートリキシャでも手配してもらえれば、と思っていただけなので、これには恐縮してしまうがありがたい。
かなり強い雨が降りつつ、次第に明るくなる中を15分ほど。
急坂を上ると小さな祠があり、その先に門がある。
石と木材を組み合わせ、細かい彫刻を施したこの門を入った所で靴を脱ぐ。
境内に入ると正面右手にお寺の本堂があり、
振り返ると手前に女性用、奥に男性用の浴場入口がある。
そこで早速カーテンをくぐって女性用浴場に入ると、すぐに10メートル四方ほどのお湯が一杯に張られたプールが目の前に出現する。
まわりの縁は幅が30cmほどしかなく、四方の壁には荷物をかけるフックが並んでいてかろうじてひさしがあるものの、浴槽は完全な露天。
6時前とは言え先客が2人いたので様子を見ながら狭い縁で服を脱ぐ。
しかしこの時にパンツを脱いではいけない。インド人は決してパンツは脱がないのだ。
お湯でいっぱいの浴槽の片側は一段低くなっていて、浴槽からお湯を出すパイプがいくつも突き出ているのでまずはここで体を洗う。お湯が流れっぱなしのパイプは当然のことながらここがかけ流しの証拠。
清潔になった所で何段かの階段を下りてお湯の中へ。
浴槽はかなり深くて、お尻をついたら水没してしまうほど。
お湯は無色透明ながら硫黄の香りが門の外からでもわかるほど強く、温度はかなり熱めで44℃ほどもあるだろうか。
そのせいかジモティーの皆さんは2,3分浸かるとすぐに出てしまうが、とてもいいお湯なので出たくない。
弱まってきた雨の中をお湯に浸かっていると時たまお寺の鐘を鳴らす音が聞こえてきて、これは早起きした甲斐があった。
20分ほどいる間、一人が出ると誰かが入ってくるという具合で入浴者は絶えず、そのためか夜にはお湯が汚れるということで早朝をすすめられたが、おかげでとてもきれいなお湯だった。
源泉がとても熱いので冷泉と混合しているそうだが、肌がツルスベになる本当にいい温泉。
すっかり温まって外に出ると、正面に寄付金箱があったのでせめて寸志を入れて行こうとそちらへ行く。
ついでに本堂の写真を撮っていたら、出てきたお坊さんに怒られた。
実は入ってきたところの写真に四角い石があるが、異教徒はこの石から先には入ってはいけなかったらしい。すんません。
ヴァシシトとはラーマ王子の先生で、この場所はその先生が瞑想をしたところとか。
インドらしい温泉に入れて幸せ。
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ところで、寺院に浴場っていうのは何か意味があるポン?
ラオスだと、寺院の薬草サウナというのは、皮膚病患者のために作られたものということで、死なないでもお寺がケアをするというものポンが(笑)、ここも療養所的な意味合いがあったりするポン?
あそこ、入ってみたかったんです。お湯や雰囲気はいかがでしたか。
インドの浴場の場合は先に温泉があって、効能あらたかということでお寺ができるのではないかと思います。
ヒンドゥーはもともと沐浴を重視しますし、それも関係があるかも?
ラオスの薬草サウナもいいですよね。
あれは意外に周辺国にはない?
写真で紹介するのは、半年くらい先になりそうポン~
ヨーロッパ人の好みは37、8℃みたいですよ。
半年先と言わず、早くご紹介ください(笑)。
温泉は世界中にあるんですよね。
いいお湯もいろいろありますが、日本の温泉旅館に勝る所はそうそうないようです。