Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

霧島温泉 ふたり静

2007-02-04 15:22:45 | 国内旅行
2日目は天草下島を南下して牛深港からフェリーで鹿児島県長島へ。
フェリーは小さいながらもなかなかきれいで快適。
ほとんど車の通らない山の中を突っ切って、お茶畑が広がりだしたら霧島。

チェックイン時間の3時ちょっと過ぎに「ふたり静」に到着。
ここは温泉街からははずれた、まわりには民家の建つちょっと不思議な立地。
敷地内に入ると移植されたばかりの木々の中に離れが5軒並び、林の中のキャンプ場のよう。


すぐに部屋に案内されると玄関の左手に食事のための小部屋、正面がリビングと続きのベッドルーム。リビングは広々と明るくてこたつがあるのがうれしい。


リビングの奥の内風呂は釜風呂、庭の露天風呂に、内風呂の奥には岩盤浴の部屋がある。
  

部屋つき岩盤浴は初めてなので喜んで試す。はじめ腹側5分、仰向けになって10分と説明書きにあったがそれぐらいでは汗をかかない。床暖房のちょっと暑いのぐらいで、汗をかくならサウナの方がいい。そう言いながら2回も入ってしまったのはやっぱり気持ちいいから?

お風呂の方は成分表によると単純温泉で無色無臭。底にちょっと白い沈殿物があったが癖がなくてやや物足りない。お湯は熱めで、内風呂、露天とも一人で入っても足を伸ばせない大きさ。そこで敷地内の高台にある貸しきり展望露天へ。


展望と言ってもまわりは塀やよしずで囲われているので首を伸ばさないと山は見えないが、6,7人は余裕で入れる露天に樽風呂も付いて、やはり広いお風呂は気持ちいい。

夕食はこの部屋に限り室内。他の部屋は食事処の個室になる。
用意のできた食事室に入るとテーブルの上は色とりどり。

   
梅酒ゼリーに始まって、舌平目とえびの巻揚げ、蟹と白菜のミルフィーユ、きのこのおひたし、お造り、煮アナゴのてんぷら、これがすべてオードブルだって!
量もすごいが味も工夫されていて、揚げえびのタイ風のソース、味付けされたアナゴが特に好評。

 スープは洋風で魚のチャウダー。これもおいしかったが

 次の牡蠣おろしの茶碗蒸し、これが絶品。今まで食べた茶碗蒸しの中で最高かも。

 お口直しにとろろそばが出て

 メインは牛ヒレステーキ。焼き加減もちょうどよく、過剰なさしもなくてぺろり。

 もう入らないと言いつつ、最後の出し茶漬けも香りに誘われて完食。

 さらにデザートは別腹。モンブランの中は小豆アイスでこれもおいしかった。のっているきのこの山はご愛嬌だけどね。

食後にはコーヒーも出て、バラエティにとんだ食事に大満足。気に入らないと残す親もほぼ完食していたところをみるとやはりおいしかったのだろう。

翌朝の朝食もきっちり。鍋の中は豆腐と鶏のつみれでこれがよかった。食後のコーヒーも。


最後のチェックアウトの際には焼酎につけた苺酒の小瓶がお土産。6ヶ月過ぎたら飲み頃です、宿でキープもできます、というのはリピートさせるアイデア。東京からの我が家はきっちり貰って帰ったけど。

昨年の5月にできたばかりの宿で近頃はやりのお篭もり系、人気の要素をすべてコピーしました、という感じなので行く前は不安もあったが、部屋の居心地の良さと食事の良さに大満足。部屋の担当の女の子も言葉遣いにおかしなところはあったものの(何々でよろしかったですか~、となぜ過去形?)、マニュアルでなく一生懸命なのが伝わって心地よかった。

気取らないこの宿、とても気に入りました。

霧島温泉 ふたり静

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