Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

鯨カツバーガー@道の駅 保田小学校

2017-01-29 15:16:03 | 国内旅行
年明け早々、弟が車を買い替えたので、また父親を連れてドライブへ。

今回の目的地は千葉県に昨年できた新しい道の駅、保田小学校
 木更津、金谷からさらに南に下がった鋸南町の保田小学校は2014年に廃校になり、その校舎がそのまま道の駅になった。
そのユニークさからマスコミなどでも取り上げられたらしく、校庭を利用した駐車場は日曜と言うこともあって満車状態。

 校舎は土地の広い所らしく2階建てで横に長い。
1階には食堂にピザ屋、中華料理屋が入っていて、食堂の給食メニューが食べたかったがこれは早々に売り切れてしまった様子。
2階の教室の半分は宿泊施設になっていて、1泊4000円。大浴場もあるが、ここは温泉ではないらしい。

 
体育館はおなじみの物産売場に変貌。
 ここには保田小学校のロゴ入りのお菓子やら加工食品やらがたくさん揃えられていて、ここまで独自の名前入り商品を揃えた道の駅は珍しいのではないだろうか。

さて、食堂はいっぱいだったが小腹が空いた。
元職員室だったらしい所に小さなカフェがあり、空いていたのでこちらへ。
 名付けて「Cafe 金次郎」。ちゃんと金次郎さんの石像もある。

思いのほかいろいろあるメニューから自分が選んだのは鯨カツバーガー。
 
野菜がたっぷり入っているので薄い鯨カツは小さく見えるが、クジラ肉の味が濃いのでこれはいいバランス。バンズの味もいい。
 さらにこれは黒ゴマ餡まん。体が水色の肉まんもあって、隣のテーブルでは2つ並べていたがめちゃめちゃかわいい!

しかしこのカフェで一番のおすすめは父と弟が食べていたアジフライ。
小さなアジを使っているのだが衣はさくっと、身はフワフワに揚がっていて感動のおいしさ。

弟にまた運転させて、この次は絶対にアジフライ丼にしよう。


さて、ここ2,3日の東京は暖かいが、日本はまだまだ寒い。
と言うことで今夜からちょっと暖かい所へ出かけてきます。


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鹿児島で年越し 4 串木野方面ドライブ

2017-01-27 18:19:34 | 国内旅行
鹿児島滞在最終日。

朝食後、弟と二人でホテルの眼の前の照国神社へ初詣で。
 
道路をまたぐ大鳥居をくぐり、鳥のような形の植栽を過ぎて拝殿へ。
 
この神社の御祭神は島津齊彬公、なのでいたるところ島津家の紋章だらけ。奉納されているのが焼酎だらけなのも面白い。
1863年創建と歴史はないものの、齊彬公人気で大晦日からすごい人出だった。
ただし正月2日の午前中は鹿児島一のデパート、山形屋の初売りに行ってからここに来るので空いていると聞いた通り、朝は楽にお参りできた。

 
近くには昭和初期に建てられた県立博物館や、明治期の石造りの考古資料館などがあって、建物を見て回るのも面白い。

父の友人宅にちょっと寄った後は、近くの城山展望台へ。

 
今回の滞在中はずっときれいに桜島が見えていた。

さらに時間があるので、これまで行っていなかった串木野方面へ行こうと車を走らせる。

向かったのは2014年7月にできたと言う「薩摩藩英国留学生記念館」
 
串木野の駅から15分ほど、羽島の小さな漁港の横に洋館風の建物があり、意外にも車がたくさん来ている。
 
内部はきれいな博物館になっているのだが、薩摩藩英国留学生とはNHKの朝ドラで有名になった五代友厚が上申し、薩摩藩が鎖国中に密航の形でイギリスに送り込んだ視察員4名、留学生15名のこと。

そしてこちらがその15名、下は13歳から上は32歳まで。一番有名なのは初代文部大臣になって暗殺された森有礼だろうが、他にも外交官になったり、アメリカに渡ってカリフォルニア・ワインの「ブドウ王」になったりと興味深い。

五代様は留学生ではなく視察員なのでこの写真には入っておらず
 こちらが本物のお姿。
てっきり朝ドラ人気にあやかってできた施設かと思ったら、こちらの方が先にできていて、失礼しました。

2階のベランダはこの港から出航した船の甲板を模していて
 

海が広がる景色が気持ちいい。

ところで串木野まで足を伸ばしたわけは、実はこちらではつけ揚げと呼ぶ本場のさつま揚げを買うため。
あてにしていた道の駅が休みだったのにはがっかりしたが、代わりに営業していたメーカー直売店を3軒はしご。
 各店、品ぞろえが少しづつ違っていて、おかげでいろいろ食べ比べができたが、我が家のお気に入りは黒いいわしの棒天とニンジン入り。高浜蒲鉾さんがおいしかった。

買い物も無事にすませたところで重いものを宅急便で自宅へ。
 
福山町の黒酢はドレッシングもポン酢もさすがにおいしい。
その下にある黒い瓶はアオサ入り島だいだいのマーマレードという甑島のチャレンジングな一品。ダイダイの香りが良くて思ったよりいけるが、アオサはやっぱりいらないような気がする。
緑の箱に入っているのは留学生記念館で買ったミント・ティー。五代友厚が大阪に作ったのは造幣局、造幣はミント、だからミント・ティーという三段論法だが、知覧の自家農園製という紅茶はかなりおいしい。

午後2時も回って遅くなったが、開いている店があったのでここでお昼。
 
「まぐろの館」というまぐろ専門店でまずはまぐろのつけ揚げ。と言ってもそれほどまぐろらしさは感じず。
 
ミニまぐろ丼に父親の頼んだ大きなカマ焼きをつついたらお腹いっぱいになった。

最後は錦江湾沿いを日豊本線と並走しながら鹿児島空港へ。
 
穏やかな桜島に別れを告げた。


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鹿児島で年越し 3 指宿方面ドライブ

2017-01-25 11:20:46 | 国内旅行
年が明けた元旦、まずはご先祖の墓参りに。

前回もやっとだった足腰の弱った父親、しかしここは車いすと言うわけにはいかない。
 なにしろこんな急斜面にびっしりと墓石が並ぶのだから。

亀のような歩みでなんとか墓参を果たしたが、感心したのは他にも家族総出で元旦からお墓詣りに来ている人たちの多いこと。
しかも皆さん、すれ違うとにこやかに挨拶をしてくださる。関東辺りではこうはいかない。

過酷(笑)な墓参りから無事生還を果たすと時刻はすでにお昼。
そこで天文館で昼食をとることにしたが、さすがに元旦では開いている店が少ない。

 
どうにか営業中のラーメン屋さんはおばちゃんが一人で切り盛りするカウンターだけの小さなお店。
ラーメンは正直いまいちだったが、カウンターで昼から酒盛りの常連さんたち、隣に座った旅行者家族ともすぐに仲良くなって、九州はやっぱり暖かい。

午後は父を親戚宅に送り届けて、自分と弟はドライブへ。
指宿方面に行こうと言うことになったので砂蒸し風呂に行ってみたかったが、経験者の弟に「熱いからいやだ」と拒否されて、結局いつもの道の駅めぐり(またかよ!)。

まずは目の前に巨大な石油基地のある喜入。

57基のタンクに735万kl、日本の石油消費量2週間分を貯蔵できるこの基地は世界最大級だとか。
 
道の駅は売店よりも建物の2階にある温泉の方が売りのようだが、ちょっと買い物をしたら甘~い焼き芋がおまけで付いてきた。

 さらに進んで「道の駅いぶすき」

展望台に上がると錦江湾越しに大隅半島が見えてとても景色がいい。

ここの売店は充実していてお客さんも多いが、圧巻なのはあちこちの高校で作られた豚味噌缶詰がずらりと揃っていること。
 
中でも伊佐農林高校の「更生乃素」なる缶詰が目につくが、調べてみるとこれが1957年から作られている高校豚味噌缶の元祖だった。名前の由来は豚肉価格の暴落で困窮していた養豚農家の更生のためだそうで、ぐれた高校生の更生のためじゃなかった。

道の駅を出た後は池田湖へ。
 イッシ―が騒がれたのは昭和53年だそうなのでもう39年も前のこと。

本日もイッシ―出現の兆候はなし。
 夕空に映える開聞岳を拝んで鹿児島市内に戻った。  


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鹿児島で年越し 2 中原別荘

2017-01-23 16:39:46 | 国内旅行
今回の鹿児島での宿泊は鹿児島市内のこちら。
 「温泉ホテル 中原別荘」

場所は照国神社の鳥居の前、天文館のすぐ先、と鹿児島市のどまんなか。
名前は別荘だが他に本館があるわけではなく、鹿児島の人間ならだれでも知っている老舗旅館だそう。
昔の高級旅館も今は病院のような無機質な外観になり、主なお客さんは修学旅行生になってしまったそうだが、フロントスタッフの対応などはさすがに老舗らしい丁寧さ。
 今回はちょっと贅沢に二間続きの部屋にしたら、テレビが50インチもあってびっくり。

繁華街の真ん中とは言え、このホテルは名前の通りお風呂が温泉。
なのでチェックイン早々、浴室へ行くと
 フロントの先、浴場の手前に塩化物泉の表示の湯源が見える。

さすがに年末で満室、お風呂も混み合っていたので夕方の女風呂はHPから写真を拝借。
 浴槽は20人ぐらいは入れそうなほど大きいが窓はなく、洗い場も狭いので全体にせせこましい感じの浴室。
加温も加水もしていない源泉かけ流しのお湯は薄い紅茶色でわずかに塩味、においも癖もなくちょっと物足りないが、40℃ほどのぬるめなので長湯ができる。

朝には男女が入れ替わって、翌朝の女湯。
 
こちらは浴槽も一回り大きく、大きな窓に洗い場も使いやすくて、壁に囲まれてはいるが露天も付いている。
前夜からお湯には文旦が20個ほども浮かべられていて、鼻に近づけるととてもい香りで贅沢。
しかしこのお風呂が23時には終了、朝も6時からなのは学生が多いためなのだろうか。

大みそかの夕食は食事処の個室で。
 床の間の掛け軸が東郷平八郎とは、さすが鹿児島。
 
鍋がとんこつの味噌煮なのがうれしいが、あとはあまり鹿児島色が感じられず
 
それでも後から茶わん蒸しや天ぷら、具だくさんのさつま汁に年越しそばも来てお腹いっぱい。
 
デザートのポンカンには旅館の名前が入っているが、これが甘くてとてもおいしかった。

食後は部屋でゴロゴロとテレビを見ながら年が改まると、外からは花火の音と港の霧笛が聞こえてきた。
そこでちょっとホテルの玄関から外に出てみると
 
照国神社に参拝する人たちが鳥居の前から大行列を作り、参道には夜店が並んで、交差点にはDJポリスまで出ている。
ここは鹿児島で一番の初詣でスポットなのだそうだ。

そして明けた元旦。
 期待したよりもだいぶ地味な正月料理だが、えびの入ったお雑煮とつけ揚げ(さつま揚げ)が鹿児島風。

ついでにこの日の夕食は
 
大晦日よりも豪華で一段とボリューム・アップ。
 翌日の朝食にもお雑煮が付いた。

毎食に付いてきたポンカンはお土産にさせていただいて、お世話になりました。


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鹿児島で年越し 1 黒酢・桜島・西郷どん

2017-01-19 16:54:06 | 国内旅行
おととしの春で父の里帰りも最後かと思ったが、年越しの宿にこれと言う所が見つからず、鹿児島行きを提案したら行きたいと言うので決行。

運転手である弟の都合で出発は大晦日。
成田を7時15分発の飛行機に乗るため、朝は4時半起き。

まだ真っ暗な第二ターミナルから第三ターミナル行きのバスに乗車。
 
三タミははじめて来たが、聞きしに勝る安普請さ。建物は倉庫みたいだし、ゲートに行きつくまでも上がったり下がったり、車いすを使っていると大変。
 
ボーディングブリッジもないのでタラップ使用。一番に乗らせてもらってドア近くの席から見ていたが、ジェットスターのお客さんは皆さんとても若い。

 滑走路の向こうに筑波山がくっきり見える成田を飛び立ち、
 
宮崎の上空を過ぎて鹿児島空港に近づくと、桜島と小さく開聞岳がきれいに見えて幸先が良い。

空港からはレンタカーを借りるが、本日はノープラン。
それでは前回寄らずに後悔した福山町の壺畑に行こう、と言うことになって早速出発。

鹿児島空港から霧島市街を通り抜けて、福山町までは30分。

まず立ち寄ったのは坂元醸造さん。
 この斬新な建物は売店と黒酢の情報館。壺で米酢を作る製法はこの地で200年前に始まったそうだが、これに「黒酢」という名前を付けたのは40年前のこの坂元醸造だとか。マーケティングの勝利かな。

さらに進むとレストランがあるので、ここでちょっと早めのお昼。
 
大きな窓の向こうにはテラスがあって、そこに出るとずらりと並んだ壺の向こうに錦江湾と桜島の見事な眺め。この立地はすばらしい。

この景色を楽しみつつ、彩りランチと言うのをお願いすると
 
食前のりんご酢と前菜に続いて、とろみスープ、サラダ、酢豚と全部黒酢を使ったお料理。黒酢入りというザーサイが生姜を添えられてとてもおいしい。
 
さらに点心が付くのでこれも黒酢でいただいて、デザートは愛玉ゼリーにお酢のココナッツミルク割り。
味もいいし、これで1800円は大満足。

ここを出てしばらく行くと今度は桷志田の看板があったのでまた寄り道。
この名前はこれで「かくいだ」と読む。
 
ここも2階にレストランがあり、1階の売店では坂元以上にいろいろな商品があってすべて試食できるようになっているが
  
ここはさらに壺畑の中にまで入ることができる。この屋外に置かれた壺で2年から5年かけて黒酢が作られるそうだ。

福山町からはおととしと同じルートをたどってまた垂水の道の駅へ。

今回は青空が澄み切って桜島もくっきり。
 海にはイルカの姿も見えた。

 前回は噴煙を上げていた桜島も今回はおとなしいもの。
この数か月は灰も降らず、鹿児島市民は楽なのだそうだ。

そして再び「道の駅 桜島」。
 
前回買えなかった桜島小ミカンも今回は最盛期で無事リベンジ。
 ちなみに左の黄色いのは垂水で買ったサワーポメロで直径12cmほど、右上は野球の玉ほどの大きさのぽんかん、その下が桜島小ミカン。
 鹿児島の特産はあとは黒豚と白熊だ。

桜島からはフェリーで鹿児島市内に入り、甲突川沿いにある「維新ふるさと館」へ。
 来たことのある父は「しょぼい博物館だ」と言っていたが、そんなことはない、立派なもの。
 
中には維新の頃のいろいろなシーンがジオラマになっていて、これに映像が重なってなかなか凝っている。
 薩摩人落涙のこんなシーンもあって
 
館内はもちろん西郷、大久保だらけ。
 この二人の服の試着コーナーなんてものもあるが、ご両人は身長が178cmもあって、現在の感覚なら190cm以上の大男だったとか。
 
西郷さんと並んで写真も撮れるし、すぐ近くには西郷さんの誕生地もある。

ところでここに来たのは我が家の先祖の家が明記された維新の頃の鹿児島市内の地図がある、とのことだったからなのだが、館内を探すもそれらしいものがない。そこで聞いてみると、展示替えがあって地図は撤去されてしまったとのこと。残念。

そんなことなら地下のシアターで維新ドラマを見ればよかった。

 
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移転したネパール料理「バルピパル」@西小山

2017-01-18 17:30:19 | 食べ歩き
自分が住んでいる武蔵小山駅前は現在再開発の真っ最中。

以前は駅を出るとすぐにごちゃごちゃした飲み屋街があって
  
怪しげで一見では入りづらいような店も多いものの、宝さがしのようですこぶる面白い所だった。

それがおととしの夏にはみんな退去させられてしまい
 
9月の末に通行止めになったかと思ったら
 
去年の1月にはこの一角がすべて高い塀に囲まれて
 3月には更地に。
 その後は深~い基礎工事が続いて、2017年の1月現在はこんな感じ。

この工事は2019年の末まで続いて、駅前に41階建てのマンションが完成する予定。
その後にも続けて高層マンションが2,3棟建つらしいのだが、駅前の再開発と言えば高層マンションを建てる発想しかないのかね。
以前の飲み屋街が防災的にもあのままではいられなかったのはわかるが、街の個性を殺す再開発なんてセンスがなさすぎる。

ところでこの飲み屋街の中にはネパール料理屋が一軒あって、ダルビッシュ似のイケメンオーナーがいることもあってとても気に入っていた。
それが昨年の春から西小山に移転しているとのことなので、友人と久しぶりで行ってみた。

場所は西小山駅前の短いアーケードを抜け、すぐに左に入った所。

ネパール料理「バルピパル」

今度の店は間口が狭く、ビニールシートをめくって入ると細長いスペースにイスと小さなテーブルが並んでいる。
ここは水タバコなどを吸うスペースらしい。

その奥にガラス扉があって、入ると今度は横長のスペースで、すぐにキッチン・カウンター、その奥が小上がりになっている。
 
以前は1階、2階の上下に分かれていたのがワンフロアに展開された形だ。

メニューにはおなじみの物の他に季節限定ものが増えたみたい。
 まずは定番のモモに辛いソースがかかったシーモモ。
 乾燥青菜のカレーには大豆が入り、燻したような香りが面白い。
 チキンスープカレーは確かに他のカレーよりもしゃばしゃば。ロティ―を頼んでしまったが、これはご飯にすべきだった。

辛さ控えめでお願いしたので食べやすかったが、ネパーリの店員さんたちは「辛さは大丈夫?」と気をかけてくれる。
やっぱりここはおいしいし、居心地がいい。イケメンがいなかったのは残念だったけれど。

食後はお茶をしようと西小山駅前をうろつくと、ケバブ屋ができていたり、キムチ屋があったりとおもしろそう。
武蔵小山が無個性になってしまったら西小山に出向くか。

 
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北海道の戦利品

2017-01-15 13:57:13 | 国内旅行
今回の北海道旅行は年末が近かったこともあって、確信犯的に買い物が多い。

 母恋めしを買った売店では同じ「母恋めし本舗」の昆布塩。
使われている昆布は「ヤヤン昆布」と言って、見た目は悪いがアルギン酸やフコイダンが普通の昆布よりも多いんだそうな。

 帯広の六花亭ではクリスマス・パッケージのストロベリーチョコに、東京の催事では見かけない物を1つづつ。どれもおいしいし、なによりパッケージデザインがかわいい。
 同じく帯広のクランベリーはスイートポテトで有名な店だが、日持ちのするクッキーをいろいろ。どれも昔懐かしい味わいだが、左上の「ガブリエルクッキー」は1984年のオリンピックに出たガブリエル・アンデルセン選手直伝とか。そう言えばそんな選手がいたなあ、ってもう30年以上も前の話。いまだに同じ名前で作り続けているところが素敵。
 その他もろもろは駅直結のとかち物産センターで買って、段ボール一つ宅急便。

 ソフトクリームがおいしかった鶴居村の「つるぼーの家」ではこの村自慢のチーズを購入。JLのファーストクラスにも採用されたとかで、確かにコクがあっておいしく、お値段もリーズナブル。ホテルのレストランにはさらにお得な切れ端もある。

 釧路駅のキオスクも商品豊富で、さすが北海道ブランドは強い。
ポップコーンは年末に実家で電子レンジに入れたら、途中で庫内が火を噴いて大慌て。別にこのポップコーンのせいではなく、見たら電子レンジは1984年製の32年物だった。

網走監獄と道の駅でもお買いもの。
 
函館監獄とあるのは函館少年刑務所で作られたブックカバー。これが内側もおしゃれで、同じデザインのバッグを買おうかどうしようかとすごく迷った(結局買わなかったけど)。

 
旭川駅のキオスクでは大きくのぼりも出ている「ジュンドッグ」なるものをお買い上げ。これ、知る人ぞ知る旭川B級グルメだそうで、自分の前にいたおばちゃんなど買い物かごいっぱいに買い込んでいたが、一つ400円と思いのほかお高い。
 しかし家でチンして食べてみると、何も巻かれていない白飯の中央に入ったソーセージは肉の味がしっかりと高級な味わい。チキンカツはそこそこだが、エビフライもおいしくて、食べでもあるので400円は妥当かも。

 最後は旭川空港でオレンジ色のブラックサンダーを買って、年末の我が家は北海道一色になった。 


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16年初冬の北海道 9 旭山動物園

2017-01-13 18:40:24 | 国内旅行
12月3日

朝、5時半に起きてすぐに網走駅に電話。
「今日は始発からダイヤ通りに動きます」と確認して速攻で駅へ。

 
まだ真っ暗なホームに6時20分発の特急オホーツクがもう来ているのですぐに乗り込む。

段々明るくなる景色は網走周辺ではたいした雪もないが、内陸に入るにつれて周りは真っ白。
 
網走出発時にはちらほらだったお客さんも、昨日の運休のためか北見からは満席、座れない人も出始めた。
網走から旭川の石北線も廃止検討路線だそうだが。

雪景色を眺めながら約4時間で無事旭川に到着。
真っ暗な中を走るよりも、結果としては朝のこの列車の方が良かったみたい。

到着した旭川駅は木を多用して、まるで劇場ホールのようにきれい。
 
しかし構内を見学する暇はなく、すぐにわかりやすい矢印をたどってバス乗り場へ。
  
大人の休日パスの最後にわざわざ旭川まで来たのはもちろん動物園に行くため。だから昨晩の運休にはあせったのだ。
しかし早起きのおかげで予定より1時間遅れただけで目的地に行ける。ありがたや。

とバス停で待っていると、後からお客さんがどんどん増えて、バスが発車する時にはギュウギュウの満員になった。
そのお客の半分以上は中国語を話しているが、皆さん個人旅行でたいしたもの。
北海道の観光業は完全に中国人で回っている感じだ。

40分の乗車で旭山動物園に到着。
 
大きな荷物をロッカーに入れて、早速雪で真っ白な園内へ。

最初に目指すはもちろん大好きなペンギン舎。
 
水族館のような水中トンネルに入ると
 
頭上をペンギンが飛び、足元を猛スピードで泳いで行く。これは楽しい。
  
ここにいるのはフンボルト・ペンギンにイワトビ・ペンギン、ジェンツーに
 キング・ペンギンと南極でおなじみになった皆さんだが、やっぱりペンギンはかわいい!

しばらくペンギンに貼りついた後は、すぐ隣の猛獣館へ。
するとすぐに見えるのがアムールトラのお母さんと子虎が2匹。
  
 
かわいすぎてやばい。
 
お父さんは1匹だけ隣の檻にいたが、こちらはさすがに威厳がある。

2階建ての檻にいるのは2匹のユキヒョウ。歩いているところを真下からも覗けるので肉球まで見える。
  
 澄んだ目で何を見つめる。

やっぱりネコ科はかっこいい、と次のオオカミの森へ行くと
 犬っぽいこいつらはこのていたらく。

白黒パンダより好きなレッサーパンダもいるが
  
 なんか怒ってる?

こちらも人気のシロクマ舎。
 
しかしこちらのお方はストレスが溜まっているらしく、ずっと同じところをグルグル回って、同じところで伸びをする。
 奥さんの方はゆっくりお休みだったが、行動展示とは言え狭い檻に閉じ込めていることに罪悪感を感じてしまう。

このすぐ隣に食堂があったので、旭川と言えば、のラーメンでお昼。
 まあ普通だけど、のりに一工夫。

この後はゆっくりしていられない。
通常は12月下旬からというこの動物園名物のペンギンのお散歩、昨日大雪が降ったのでこの冬初めての試運転をすると言うから場所取りをしなければ。
と言ってもお散歩ルートは結構長いので、みんな並んでカメラを構えていると
 
おお、来た来た。ほとんどはキング・ペンギンだが、先導は2匹の小さなジェンツー。この2種は南極でもよく同居していたっけ。
 
前後には飼育係が付いて歩くが、役目は見学人の見張りで、お散歩はまったくのペンギン・ペース。だから途中で停まってポーズしたり、長い折り返しコースを時間をかけて歩く。おかげでこちらは存分にペンギンを楽しめて、結局昨日の大雪はラッキー。
 お家に帰るペンギンさんたち、お疲れ様。

この後はラスト・スパート。カザフスタン以来はまっている猛禽類を見ようと
 
シロフクロウにシマフクロウ
  
北海道産動物舎にもたくさんのミミズクはフクロウ、そしてかっこいいオオワシがいる。
 
ここのエゾタヌキとキタキツネを撮っていたら、ああ、時間がなくなってしまった。ここは3時間では足りない。

来てみると旭山動物園の敷地はそれほど広くない。
設備も決して立派なわけではないが、お金より頭を使って動物を魅力的に見せようとしているのがよくわかる。
なにより各展示に手書きの説明がたくさんあるのが一生懸命な感じで良くて
 
こんな案内までかわいい。

時間が無くなってしまったので珍しく売店に寄ることもなくバス停へ。
 
空港直行のバスで30分。
 
帰路は飛行機で北海道にさよならしたが、それでも休日パスの元は十二分に取れた。

盛りだくさんの北海道、楽しかった。


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16年初冬の北海道 8 網走監獄

2017-01-10 19:39:50 | 国内旅行
12月2日 続き

さて、網走と言えばもちろん刑務所。
と言って現役の刑務所のお世話になりたいわけではないので、天都山の麓に昭和59年まで使われていた明治時代の監獄を移築した博物館に行く。

流氷館から博物館までは2km強。ちょうどいいバスがないので寂しい道を一人でテクテク。
 
30分ほどで「博物館網走監獄」に到着。

 
詰所の前を通り、橋を渡ったら正門。
  
門の前には看守とともにおじさんが一人掃除をしているが、これは各地の刑務所を6回も脱獄したという「五寸釘の寅吉」。網走で改心して無事お勤めを終えたのだそうな。

広い敷地内には建物が散らばっているので一つ一つ覗いて回るが、一番印象的なのはもちろん五翼放射状舎房。
  
 
中央に見張りがあり、そこから放射状に舎房が伸びている形はアルゼンチンのウシュアイア監獄も同じだった。
  
房の中では一人反省していたり、ご飯を食べていたり。
 一応暖房はあったようだが、冬はさぞ寒かったことだろう。
この木造の舎房を1984年まで使っていたと言うのだから驚く。

 監獄歴史館の方では現在の刑務所のことがわかる。
 
部屋の造りは基本的に昔と一緒で、ただ今はテレビや流し、水洗トイレがある。
驚いたのは朝夕の食事は各部屋で摂るとのこと。欧米の映画にあるように大きな食堂で摂るものと思い込んでいた。
最近見た韓国のドラマにも刑務所が出てきたが、布団とちゃぶ台の舎房が日本と全く同じで、違うのは漬物がキムチと言う所だけ。なるほどね~。

この歴史館では学ぶことが多くて興味深かったが、特に明治時代、開拓の使役に酷使された囚人や看守の映画がよくできていて、思わず泣きそうになったり
 
昔懐かし、高倉健さんの映画ポスターも並んでいる。

狭い小屋の中で雑魚寝させられているのは中央道路の開削に駆り出された囚人たち。
 
看守のヘアスタイルがやけに今風?

 
裁判を待つお兄ちゃんの方は懐かしのツッパリ風。

こちらは刑務所の数少ない楽しみ、お風呂。と言っても今でも週に2,3回、1回15分しか入れないらしいが
  
 皆さん、お体がカラフル。

登録有形文化財になっているのはレンガ造りの懲罰房。
 
この扉を閉められたらさすがにつらそうだ。

と、これを眺めていたらやけに明るい歌声が聞こえてきた。
 見ると寅吉の前で踊るカニ娘が二人。シュールだ。

 最後は監獄の、特に道路開削に関する展示のある庁舎へ。
 
中には本物かと見まごうお兄さんのいる売店があって
 
網走や函館の刑務所作業製品や、いけてるTシャツが売られている。

この奥にはカフェコーナーがあるので
 暖かいコーヒーと芋餅で一息。

本当はここの監獄食堂で刑務所のメニューと言うのを食べてみたかったのだが、冬はお休みと言うことで残念。

 博物館からはバスで現行刑務所の脇を通り、網走市内のバスターミナルへ。

そこからしばらく歩いて夕闇迫る網走港をちらり。
 
 
道の駅など物色して、いい頃合いと網走駅へ戻る。

 旭川行きの列車にちょうどいい時間に着いた、と気をよくしていたらなにやら不穏な雰囲気。聞けば道央が大雪で、予定していた特急オホーツクは運休とのこと。
持っているパスは有効期限が今日まで、さて明日はどうなる、と心配していたら、腰の低いかわいいお兄さんが列車の運休なので明日も使えると確認してくれた。
明日はまあどうにかなるでしょう。

その前に今夜の寝床の確保、と駅の目の前のルートインに飛び込むと5800円の部屋があって一安心。
 
ビバ、日本のビジネスホテル。

夕食は網走の駅弁の予定だったが、部屋で冷たいご飯もなんなのでまた外出。
 暖かいものが食べたい、と思いながら結局またお寿司屋さんへ。
今度はぐっとリーズナブルな廻らない回転ずしで
 
ほっき、やりいか、サーモン中落ち、カニのふんどし、さんまににしん親子と地物っぽいものを選んでみたが
 
一番おいしかったのはアツアツのイカゲソ揚げだったりして。

 デザートには道の駅で買った網走プリンを食べたが、やけに甘かった。


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16年初冬の北海道 7 網走天都山

2017-01-09 17:50:44 | 国内旅行
12月2日

青空の見える網走の朝。
 
お仕事の皆さんはもう出かけてしまって、静かな食堂でしっかり朝食をいただく。

ホテルをチェックアウトしたら荷物を預けに網走駅へ。
 
立派な看板の駅名が縦書きなのは「刑務所を出所した人が横道にそれずにまっすぐに歩いて行くように」と言う意味だそうだが、構内には鉄格子の顔出し看板なんてものまである。

駅前からバスに乗って、やって来たのは網走市を見下ろす天都山のてっぺんにある北方民族博物館。
 
テントのような入口から入り、常設展に向かうと
 
中は思ったより広くて、アメリカのイヌイットから北欧のサミ、シベリアの諸民族からもちろん北海道のアイヌまで、民族ごとではなくテーマごとに展示されているので横並びに見られるのがとてもおもしろい。
 
アザラシの腸や魚の皮、樹皮でできた服など特に面白くて
 
いろいろなスプーンが並んでいるのも妙にツボ。
  
市内のモヨロ遺跡出土の品々も興味深いが、6~11世紀にこれらを作った「オホーツク文化人」はアイヌ人とイコールではないらしい。

失礼ながら想像よりずっと立派な展示のこの道立博物館、他に見学者がほとんどいなかったのがもったいない。

 ここからは車も通らない道を10分ほど歩いて
 
すぐ隣のオホーツク流氷館へ。
 博物館よりさらに立派な建物で、こちらは観光バスのルートに入っているので中国人やら日本人やら団体さんでいっぱい。

地下展示室が人でごった返すなか、「今なら空いてますから」と誘われてまずは-15℃の流氷体感室へ。
 
中には本物の流氷があって触ったりもできるのだが、風がないと-15℃もさほど寒いとは感じない。
しかしそんな中で入る時に渡された濡れタオルを振り回すと
 さすがに凍ってピンと立つ。おもしろい。

この外にはオホーツクの生き物のミニミニ水槽があって
 
かわいいフウセンウオや
 一時期もてはやされたクリオネもいる。
しかしこいつは小さいうえにちょこまか動くので写真に撮れない!

 さらにお姉さんの説明を聞き、ここの自慢の映画を見たらさすがに本物の流氷が見たくなった。すごく寒そうだけれど。

そうこうするうち団体さんは一挙に消えてしまい、静かになった館内を屋上の展望テラスへ。

向こうに見えるのは流氷の来るオホーツク海、その先に見えるはずの知床の山は雲が出てしまって残念ながら見えない。
 反対方向、白いグラウンドが見えるのは網走刑務所であろう。

見晴らしはいいが風が吹いて寒いテラスは早々に退散。
 ロビーで鶏唐揚げなどつまんで、次は網走のメインアトラクションに行こう。 
 

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コメント
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