Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

スリランカ再訪 10 Siddhalepa Ayurveda Health Resort

2011-06-29 16:07:03 | 南アジア
5月3日~4日

涼しいヌワラエリアから降りてスリランカ最後の滞在地に選んだのはコロンボから40キロほど南のワッドュワにある Siddhalepa Ayurveda Health Resort
休暇の最後はマッサージなど受けてのんびりしようというわけ。

幹線道路から海岸の方へ入り、鉄道の線路を越えたすぐのところにリゾートの入り口があった。
  
 ちょっとへたうまな壁画で飾られたロビーは高級感はないが開放感がある。
ここでまずくはないが不思議な味のハーバル・ドリンクをいただいたらお部屋へ。

なんだか公団アパートみたいな3階建ての2階が我々の部屋。
   しかしバルコニー付きの部屋はシンプルながらも広く、エアコンもテレビもあって、もちろんお湯もふんだんに出る。今までに滞在したケララのソマティーラムや同じスリランカのバーベリンに較べるとストイックなところがなく、ごく普通のビーチリゾートの部屋だ。

敷地の真ん中にはプールがあるが
 ここはまわりをコテージに囲まれているせいか風通しが良くなくて蒸し暑い。

この脇をすり抜け、コテージの脇も抜けると小さなプライベートビーチとその先に海。
  
しかしスリランカの西海岸は4月から10月は波が荒くて、到底海に入ることは出来ない。

こんなリゾートでの一日:

まず朝は7時からプールサイドでヨガ。
  
先生は若いスリランカ人のお兄ちゃんだったが、今までやったことのないようなポーズが多くてなかなか面白い。
友人の求めに応じて写真のためにポーズをとってくれたけど、いまいち無愛想だったのは恥ずかしかったのかな。

1時間のレッスンの後に朝食。
 フルーツをたっぷりいただいて
 お米の入った青汁っぽいスープを食べたり
 甘くないゆで小豆を食べたり。

この後はもちろんアーユルベーダ施療ということで、まずは先生の問診から。
 このポーチでくつろいでいるのが先生方だが、ちゃんと血圧を測り、聴診器も使って各自に合わせたプログラムを作ってくれる。

  
トリートメントはこの廊下の両側に並ぶ個室で一人づつ。
ベッドの上に飾られた花もかわいいが、ここのロビーに飾られていた花のアレンジメントがとても面白い。
  
  

ここでのマッサージ師は一人づつ。まずは椅子に座って頭と肩、背中のマッサージ。
それから台の上に横になってオイルマッサージ。
 このオイルとマッサージの内容は人によって違うはず。

この後、初日はハーバル・バスが処方されたが
 こんな石のお風呂に入ってみたら蓮の葉がいっぱい。中華の蓮の葉蒸しご飯を思い出すがこれが実にいい香り。安い蓮の葉茶を家のお風呂にも入れてみようかと思う。

2日目にもはじめに簡単な問診があってオイルマッサージの後が変わり、自分は全身お米とミルクのマッサージ、さらに顔にハーブのパックを塗られてフットバス。
 このハーブのフェイシャル・パックがよくて、このあと2,3日はお顔がツルツルになった。

 こちらは友人の一人が処方されたスチームバス。これもハーブが敷き詰められて気持ち良さそう。

最後はシャワーを浴び、なにやら丸薬と養命酒のようなものをお猪口に一杯飲まされて約2時間の施療終了。

 さらにそれぞれ薬を渡されて毎食後に飲むよう指示されるのだが、飲み比べてみると各人微妙に味や匂いが違う。
  
これが薬を調合する薬局、ロビーにはたくさんのハーブも並べられている。

このリゾートを経営するシッダレーパとは実はタイガーバームのような軟膏で有名な会社で、その軟膏はどこのスーパーでも売られている。
 もちろんリゾートの売店でも購入可能。
アーユルベーダの病院も経営している会社なのでここも予想以上に本格的なのだった。
同行した4人ともマッサージは気持ちよかったし、たった2日とは言えここの施療には大満足。

空き時間には部屋でゴロゴロして、昼食と夕食は食堂でビュッフェ。
 オフシーズンなのでテーブルは半分も埋まっていなかったが
 サラダが何種類も並び
  
土鍋の中には野菜中心のアーユルベーダ食。
他にちゃんと肉や野菜を使った洋食も用意され
 デザートテーブルまである。
客の人数に較べて用意しすぎではないかと思う充実ぶり。

せっかくなので毎食アーユルベーダ食ばかり食べていたが
  
赤米の玄米と一緒に食べるカレーはどれも穏やかな味でおいしい。豆、芋、野菜ばかりの食事でもまったく問題なし。

アーユルベーダの施療は本来は2週間は続けないと効果が出ないそうで、ドイツ人中心のヨーロッパ人滞在客はそれらしきプログラムをまじめに実践している様子。
確かにこんなヘルシーな食事を毎食摂り、あのマッサージを毎日受けていたら体に悪いはずがない。

しかしこのリゾートは1日でも受け入れてくれるし、フロントをはじめ全体にゆるい感じだが、それはそれで気楽でいい。
なんと言っても全食事、アーユルベーダ込み一日100ユーロちょっとはリーズナブル。

ここはまた来ちゃうかも。


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スリランカ再訪 9 ヌワラエリア

2011-06-28 18:25:07 | 南アジア
5月2日

後ろ髪ひかれつつ雨の Tea Factory を後にしてヌワラエリアの町に入る。

この町は植民地時代、イギリス人が避暑地として贔屓にしたところ。
だから町の真ん中に大きなゴルフコースがあったり
 グランド・ホテルというここはヨーロッパかと見まごうばかりの建物があったりで、雰囲気は軽井沢に良く似ている。
  
時計台のついた郵便局がかわいらしく、その隣の建物もかわいいがこれはなんと警察関係。

  
メインストリートはこんなもんで
 スーパーの建物には1894年の年号が。

町を出ると周りの景色はすべて茶畑。
  
元はどのような植生だったのか、よくぞここまでというほどどの山もすべて茶の木で覆われている。
まったくイギリス人のやることは徹底している。

どの畑にも茶摘の姿が見られ
  
葉先を摘んだら頭にかけた袋に入れて、それが一杯になったら籠に移し変える。
 この怖そうなおじさんは監督さん。
広大な畑のどこを摘むか、管理・指示するのだそうだ。
畑は見るからに急勾配、雨の中でも続く作業はかなりの重労働だそうだ。

霧にかすむ茶畑を見ながら峠を一つ越えると道路脇に野菜の屋台が並びだす。
 標高2000メートル前後のこのあたりでは高原野菜がよくできるらしく
  
並ぶ野菜のおいしそうなこと。
 ねぎと大根を盛大に並べたところもあって、丸かじりしたい!

峠からちょっと下ったところにあるのは大きな紅茶工場。
  
マクウッド社のラブーケリー工場は1841年創業、スリランカで一番古い紅茶工場なんだそうだ。
 周りの景色はもちろんマクウッド社の茶畑。

受付でお願いすると工場見学の案内人がつく。
 写真を撮るときだけは愛想の良かったお姉さんのぞんざいな案内で
  
えらくがらんとした工場内部を見学。
  
紅茶の袋が積みあがっていたし、背中に山のような茶葉を積んで運び入れる人たちがいたからいまだ操業中ではあるようだが、4階建ての建物のうち工場は2階まで、上の階は現在レストランに改装中だそうだ。

 工場見学が終わったらもちろん売店でお買物。
 その隣にはティールームがあって
  
巨大なポットでここの紅茶をいただく。
この紅茶は無料のサービス。冷めると渋みが出るけれど、コクがあっておいしかった。

この後は来た山道をキャンディ近郊まで戻り、そこから進路を西にとって海岸まで。
ヌワラエリアではフリースが必要だったが、下界へ降りればまた汗の流れる暑さ。
標高の差ってすごい。


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2011年6月の枡ざき

2011-06-25 23:04:22 | 食べ歩き
ごひいきの懐席「枡ざき」さん、はたと気付くとお節をいただいて以来半年もご無沙汰をしてしまった。

6ヶ月なんてあっという間、特に今年は3月から1月ほどは空白になってしまったような気がする。

相変わらず居心地のいいカウンター席でいただいた初夏のお料理。

 香りのいいアナゴの一口寿司からスタート。
 甘いウニの下には優しい味のズイキが隠れている。このズイキというもの、渋い食材だけれどなぜかとても好き。
 白和えはなんだっけ、右はお魚にゴマと青海苔をまぶしたもの。おいしい、おいしいと食べていて何のお魚だか、これも忘れてしまった
 初夏らしく枝豆の入っただし巻き卵
 白魚や湯葉の入ったサラダは職人技の細~い千切り。揚げたかぼちゃが甘くていいアクセント。
 今夜一番好きだったかもしれない、長芋のすり流し。とにかく、うまい。
 この季節、これが出ないわけにはいかない、鱧。
 いつもの通り、お造りの太っ腹なこと。
  
焼き物はまるでアフタヌーンティーみたいな2段皿で登場。鮎も初夏らしい。
 優しい味の炊き合わせ
 油物は変化球でいちぢくと胡麻豆腐のベーコン巻き。
胡麻豆腐とベーコンが意外にも良く合う。
 お酢の中を泳ぐ稚鮎をいただき
 タコはブドウとマンゴーソースでいただく。
  
そして登場した土鍋ご飯、本日はとうもろこしにとこぶしやらエビやら、その他いっぱい。毎度のことながら目に楽しく、舌においしい。

ふ~、今日もおかわりしちゃったよ、とお腹をさすっているとここからがまたすごかった。
 デザート1品目、フルーツトマト大福。
トマトがイチゴより甘く、炙り目が香ばしい。
 デザート2品目、さっぱりと青梅ゼリー。
 わー、今日は3つもデザートが来ちゃったよ、と3品目のケーキを食べていると「もう一つ、食べていただきたいものがあるんです」と4品目
 「これは何でしょう」とクイズまで出されてしまった。
答えは油揚げ包みのアイスクリーム!
でも黒蜜を含んだ油揚げはさらにきなこをまぶされてソフトかりんとうみたい。

いつもながら美しくおいしいこちらの食事、その上遊び心があるのが若々しくていい。

お腹は妊婦みたいになっちゃったけど、枡ざきさん、また次も楽しませてくださいね。


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スリランカ再訪 8 The Tea Factory

2011-06-24 16:09:40 | 南アジア
5月1日 続き

象の孤児院を出た車はキャンディの郊外まで戻った後、進路を南にとってヌワラエリアの丘陵地帯に入っていく。

くねくねと標高を上げると次第に植生が変わり
  
雨模様で霧も出ているので、とても南の島とは思えない景色になってくる。

やがて小さなヌワラエリアの町を通り過ぎ、茶畑や野菜の畑の広がる村に入るとさらに脇道に入り込む。
  
村の家々の間をすり抜けてからはさらに山の中に入り、道は写真で見る以上に細くてデコボコ。 
本当にこの先にホテルなんてあるの?と疑問に思い出した頃に見えた
 これが今夜のお宿、The Tea Factory


このホテルの建物は名前の通り元紅茶工場。1930年代に建てられ、1973年まで操業していたものをホテルにしたのだそうだ。

外観はまさに工場そのままだが、
  
大きな乾燥機があった場所はおしゃれなレセプションに生まれ変わり
  
ゆったりとしたロビーの一角にはおしゃれなバーもある。

   
建物の中央の吹き抜けには大きなファンが残され、クラシックなエレベーターで上階に上がると廊下も工場っぽさを残している。
 
部屋はすっきりとモダンな造りだが、ここには以前は紅茶葉が山と積まれていたらしい。

到着が遅かったので早速夕食。
このホテルには2つレストランがあるのだが、我々が選んだのはこちら
  
1900年代から1950年まで使われていた狭軌鉄道の客車をレストランに改装した「TCK6685」。スリランカで一番高いところ(標高2000メートル)にあるレストランだそうだ。

  
狭軌なので座席は4人で座るにはいささか狭い。でもせっかくの面白いレストラン、車掌さん姿のウェイター氏も演出たっぷりで楽しませてくれる。

ここでのお食事はコースのみ。
  ← クリックすると大きくなります。

ムードたっぷりに薄暗かったのでボケた写真ばかりになってしまったが
 前菜は牛肉とお魚のカルパッチョを選択。予想とはかなり違う形での登場、ちょっと酸っぱい。
 ニンジンとオレンジのスープは面白いアイディアだけれど、オレンジが勝ってニンジンの味はほとんどしない。
 エビのグリル。記憶なし。
 お口直しはシャーベットならぬアイスキャンディになっている。いろいろ工夫を凝らそうと言う心意気は認めよう。
 メインの子羊は好みから言うと火を通しすぎ。
  
デザートのルバーブ・タルトとこのホテルの紅茶はおいしくいただいて
 でもその後に出てきたこのチーズが一番おいしかったかもしれない。ヌワラエリアで作られていると言うゴーダ・チーズ。翌日、スーパーでしっかりゲットした。

お料理の味は正直、演出に追いついてはいない。でもスリランカでカレー以外の食事も楽しめるということで、これはこれであり。
もっともこのレストランで食事をしていたもう一組も日本人の女の子二人組み。こういうのは日本人にしか受けないのだろうか。

  
翌朝目を覚ますと外は雨。でもおかげで周りに広がる茶畑の緑が実に美しい。

このホテルの庭には小さな紅茶工場があって
  
時間があれば自分で摘んだ茶葉を紅茶に加工してもらえるんだそうだ。

このホテルに1泊だけはもったいなかった。
せっかくここまで来るなら2,3泊はして、フリースがいるほどの涼しさを楽しむべきだったと反省。


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スリランカ再訪 7 象の孤児院

2011-06-21 16:15:13 | 南アジア
5月1日 続き

植物園を出て川を渡ると川端の木の一つに何かびっしりぶら下がっている。
  
よく見るとこれがコウモリ。暗い洞窟に住んでいるイメージが強いが、こんな明るいところにぶら下がってる連中もいるんだ。

キャンディから小一時間で到着したのはピンナワラの象の孤児院。
  
なかなか立派な入り口でチケットを買うと、運転手氏はしばらくここで待っていろと言う。

よくわからないながらも言われたとおりに待っていると
 象さんたちがぞろぞろと列を組んで歩いてきた。
この時間は象さんたちが川の水浴びから帰ってくるところだったのだ。

結構な速度で行ってしまった行列の後を追うと
 広大な敷地に象さんがいっぱい。
遠くに象舎らしきものも見えるが、基本なにもないところで象たちがゆったりしている。
 人間は大雑把に石で仕切られた場所からその象たちを眺めるわけだが
 象使いが近くに象を集めて、客に象を触らせたり一緒に写真を撮らせてチップを集めている。 

 ここの名称は「象の孤児院」だけれど母子の象が多いのかな。
  
ちっこい子象はとにかくかわいい。

  
土の色と同化しつつ、器用に鼻を使ってお食事中の所でも「お母さん、待って~」

 こっちのちょっと年配っぽい象は良く見ると右前脚の先がない。地雷で足先を失ってしまったのだそうだが、元気に硬そうな木の枝をバキバキ食べていた。

そう言えば先日NHKの「ディープピープル」という番組で象の飼育員が言っていたが、象は一日100キロもの餌を食べるのだそうだ。それも木の枝や竹のような硬いものも平気で食べる。

 食べれば当然出るものもたくさんあるはずで

孤児院の外にはこの象のウンチから紙を作って売るお土産屋さんがある。
  
  
紙の生産工程も説明してくれるが、象のウンチは繊維だらけなので乾かしてよくさらせば匂いもないいい紙ができるわけだ。
  
この紙の収益は象の餌や薬に使われるというので何か買ってあげたいが、残念ながら品揃えがあまりよくなく、食指が動かない。ウンチの絵がかわいい紙袋だけ買ってまた園内へ。

子象の授乳タイムということで観光客がみんな授乳小屋に集まっているのだが
 
大きな哺乳瓶を象の口に突っ込むと、ングングングとものの10秒ほどでビンは空になってしまう。
正直、あまり面白くない。

というわけで早めに昼食レストランへ移動。
  
川べりにあるレストランは観光客の定番コースになっているので我々は一番に着いて良い席を確保したが、やがてこの通り満席になった。

というのもこのレストランからは象の水浴びが見られるからで
  
我々がちょうど食事を終えた頃、象たちがまた行列を組んで川に入ってきた。

中に1、2頭、こちらまでやって来てバナナをもらうのもいるけど
  
ほとんどは水の中にじっと立って、鼻で水をかけたりすることもない。

でもここのよさは変に象たちに芸をさせたりしない所。
結局広い所でのんびりしている象を眺めているのが一番楽しい。


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スリランカ再訪 6 ペラデニア植物園

2011-06-19 19:50:05 | 南アジア
5月1日

曇り空の中、ホテルを出てペラデニア植物園へ。
 
いかにもイギリス風の門をくぐると残念ながら雨が落ちてきた。

雨宿りを兼ねてまずは植物室と蘭の温室へ。
  
シダ類の多い植物室など良く見るとなかなかおもしろいが、どちらも規模は小さく、かなり地味。

雨が小降りになったところで4000本の木があるとガイドブックにあるスパイス・ガーデンをめざすが、案内図のそれらしきところに行ってもどうもそれらしくない。
ちょうど通りがかった職員がいたので聞いてみると「ここだよ」って
  
なるほどよく見ると木にはプレートがつけられ、さらによく見ればナツメグの実などがなっている。
でも同じ種類の木が多くて、これは昨日行った観光スパイス・ガーデンの方が種類はいろいろ見られたなあ。

とちょっとがっかりしつつ先へ進むと
 きれいに造園された一角に出た。

中に入ってみると結婚記念の撮影会をしている。
  
スリランカでも花嫁の色は赤らしい。きれいな衣装のかわいい花嫁さんに我々もカメラを向けるとこっちを見てしまうので、プロのカメラマンは大迷惑だったかも。

この撮影会を眺めていると、隣に撮影会など目に入らないおデート中のカップル発見。
 どうもこの植物園はキャンディのデート・スポットらしく
  
園内のあちらこちらに仲良く寄り添うカップルの姿が。
アルジェリアではローマ遺跡がデート・スポットだったけど、スリランカでは植物園か~、となんだか楽しくなってきた。

先に進むと入り口付近の地味な印象とは裏腹、この植物園の広大さがだんだんわかってきた。
パンフレットによるとこの植物園の広さは59ヘクタール、14世紀からキャンディ王朝の宮殿などが置かれ、1821年にイギリス人によって植物園にされたのだそうだ。

その歴史の長さと高温多雨のためだろう、園内には巨大な木が一杯。
  
植物園と言うと温室にちまちまとたくさんの種類の植物が植えられているところを想像するが、ここはまったく違う。
   
迫力のある木の多いこと。

さらにこの国を訪れた国家元首はここに植樹するのが習いだったらしく、つけられたプレートをよく見ると
 
1875年にイギリスのエドワード7世が植えた木があったり、
  
こちらはロシア革命で殺された皇帝ニコライが1891年に植えた木。
歴史ある植物園らしい。

植えられた木は世界中から集められているが
  
不思議な形の花があったり、巨大な莢があったり。

  
一見きれいなこの肉厚の花には取って喰われそうな迫力がある。

 
この植物園なら一日楽しめそうだけれど、残念ながら我々にはまだ行かなければならないところがある。

  
巨大な椰子の並木を通って出口へ急ごう。


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2011年の台北・故宮博物院

2011-06-16 19:49:35 | 東アジア
ひまつぶし3日目は久しぶりに故宮博物院に行ってみることにする。
2,3年前にリニューアルをしたようなので、どんな風に変わったことか。

地下鉄の士林駅からバスに乗って10分ほど。
  
入場券を買って入り口をくぐると入った人数がカウントされる。
電光掲示板には1723人と出ているけど、そんなもんかな。日曜日でずいぶんたくさんの人が来ているようだけれど。

館内は写真撮影禁止なので以前と較べようがないが、なんだか前よりも薄っぺらになったような。
1階の皇帝コレクションに関するテーマ展示はなかなかわかりやすくてよいのだが、2階の陶磁器コレクションにはがっかり。明らかに以前よりも展示点数が少なくなって、だからと言って見せ方に工夫があるわけでもない。

動線もいいとは言えないし、中国大陸からの団体がわんさと来ているので落ち着かないことこの上ない。人数が多いのでガイドは大きな声を出すし、なにしろ地声の大きな人たち。隣の連れと話すのになんでどならにゃならんのだ。博物館の職員が「静かに」と書いたうちわを持ってついて歩いているけどまったく効果なし。こんなにうるさい博物館は始めてかも。

ここで一番有名な玉の展示室にはもう入る気にもならず、書画の特別展は人の列なのでこちらもあきらめる。

広い館内なのになぜ展示が薄っぺらになってしまったかと言うと、展示室以外の付帯設備が大きくなったから。2階には本の売り場が大きなスペースを占めていたし、4階は以前は確か民俗的な展示があったと記憶するのだが、今はワンフロアすべてがお茶室になっている。
 ゆったり広く、明るいスペース。
  
お茶も点心もおいしかったけど、ベジタリアン・メニューのはずの粽に鶏肉が入っていたのはいいのか。

地下1階にはさらに大きな売店スペースがあって
 故宮博物院クッキーやらチョコレートまで売っているけど、こちらも心動かされるものなし。

結局展示よりも商売に走ったかのように見えるリニューアル。
博物館としては最近の大陸の方がずっと工夫があって見ごたえがある。
台北の故宮はもうしばらくは来なくてもいいや。


博物館で疲れちゃったので夕食はホテルの隣の鍋屋で。

ここは「日式しゃぶしゃぶ」とあるので今まで入ったことがないのだが、鍋なら野菜がいっぱい摂れそうなので今日はここ。

入ってみれば「日式」どころか、これはもう完全に台湾スタイル。
 カウンター席に一人づつの鍋が用意され、期待通り野菜が山盛りになって出てきた。しかもこの下にはさらにつみれやらカニカマやら、具も一杯。
そしてもう一皿、選択したメイン食材が出てくるのだが
 「羊なんちゃら」を指差したのにエビ、イカ、カキの海鮮が出てきてしまった。ただでさえカキはあまり好きじゃないのに、この暑い時期に・・・。
まさか「羊なんちゃら」が海鮮とは思わなかったけど、わからずに注文したから仕方ない、と食べてしまってからオーダー票を見たら「海鮮」になっていた。くそ~、おばさんが注文を間違えたんじゃない。

でもお味は意外においしかったし、よく火を通したので翌日も問題なし。
食材が出てくると後はすべてセルフサービス。タレを自分で作り、飲み物はソフトドリンクが飲み放題、食後のアイスクリームも食べ放題で、これで300元。注文どおりのお肉なら200元(約600円)。

この店がいつも混んでいる訳がわかった。
一人の食事にこの鍋屋はいい。


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台北 行儀路温泉

2011-06-15 02:07:02 | 東アジア
永康街から移動した先はMRTの石牌駅。夜市で有名な士林の3駅先だが、このあたりはまだまだ台北のベッドタウンという感じ。

駅前からバスに乗ると商店街やマンションが続くなか、突然と言う感じで急坂の山道に入る。くねくねと曲がる道の両側は急に緑になって、駅から15分ほどで目的地の「行儀路3」に到着。
  
本当にさっきまで街中だったのに、とびっくりするような山の中。バス停の前には温泉の看板を掲げた門がいくつもあって、ここが「行儀路温泉」。レストランに温泉がついているという、台湾独特の形態の店が並ぶエリアだ。

こぎれいそうな施設もたくさんあるが、ここは来た道をちょっと戻って
 ←ここに入る。

台湾の温泉情報に関しては前にもご紹介した「湯けむり台湾紀行」と共に、「らくだジャーナル」という温泉紹介サイトをいつも参考にさせていただいている。こちらの管理人さんはかなりローカルなお湯がお好きなようで、この「天祥温泉餐廳」も気に入られたようなので来てみたのだ。

上の写真の門をくぐるといきなり急な階段が続いている。
 ちらりほらりと上がってくる人とすれ違いながら降りていくと、遠くからはカラオケの音。下を覗きこむと大きな黒い瓦屋根が見え
 降りきると目の前はレストラン。
門には誰もいなかったが、ここでは大勢の家族連れが食事を楽しんでいる様子。

入り口の売店のような所でお風呂に入りたいと告げ、わずか70元(約210円)を支払って指差されたのがこちらの入り口。
  
右の女湯の入り口を入り、目の前の壁をL字に曲がったとたんにびっくり。
いきなり目の前に浴槽があり、大勢の裸のおばちゃんたちでにぎわっていたのだ。
台湾の温泉によくある、浴槽の周りの壁にベンチと棚が作り付けられ、仕切りがまったくない造りだが、入り口からの距離があまりに短いので度肝を抜かれる。

浴室の真ん中にある四角い浴槽は子供プールのように真っ青に塗られ、真ん中で二つに仕切られて入り口側が熱く、奥がちょっとぬるくなっている。
お湯はちょっと黄色味がかっていて、鼻を近づけると確かな硫黄の香りがする。強烈ではないが温泉らしく、湯温も適当でいい感じだ。

おばちゃんたちのにぎやかなおしゃべりに耳傾けつつ、ゆだったら奥にある小さな水風呂に入り、吹き抜けになったベランダ部分から下を流れる渓流を覗く。
涼んでまたお風呂に入ったら近くにいるおばちゃんに怒られた。
ここでは床を歩いて浴槽に入る際にはかならず洗面器で足を流してから入らなければいけないらしい。どうりで洗面器がカランのところではなく、浴槽の縁に置かれているわけだ。ローカル・ルール知らなくてすみません。

「らくだジャーナル」にもある通り、ここはどうもローカル御用達のようで相当ディープ。お湯はいいし、すごくおもしろかったが、いささかディープすぎてゆっくりはできなかったのでもう一軒はしごすることにした。

途中のベンチで休んでいる人もいる階段を上がり、バス道をちょっと先まで行ったたくさんの施設が集まっている一帯に行ってみる。
 どこもちょっと和風を意識しているようだが
  
その中の「櫻崗」と言う店を選んでみた。
フロントで200元を支払って中に入ると、上にレストラン、階段を下りた先に浴室がある。

 
こちらはさすがに靴を脱ぐところがあり、小さいながらも浴室とは区切られたロッカー付きの脱衣所があって、浴室の方は日本のビジネスホテルの大浴場と言った感じ。

お湯に入ってみると40度ほどの適温。開け放たれた窓からは緑の景色と気持ちのいい風が入って快適だが、「天祥温泉」とは源泉が違うらしいお湯に特徴はほとんどない。ほんのわずか鉄くさいにおいがして、茶色い浮遊物が見られたが、まさか鉄パイプのさびではあるまいな。ゆっくりはできるが、やはりディープな方がおもしろい。

こちらのお湯も堪能し、外で涼みながら写真など撮っていたら中国語で何か話しかけられた。日本人なのでわからない、と言うと英語で「日本人なのになんでこんなところ知ってるの」と不思議がられた。
台北のすぐ郊外だし、日本人の多く住む天母の近くだけれど、外国人が来ることはあまりないのだろうか。

バスと地下鉄を乗り継ぎ、夕食を求めて雙連駅のまわりをうろうろしていたらいつのまにか寧夏路夜市に来てしまった。
 ここもパワフルに食べ物屋台が並び、食べる人々もパワフルだが、実は夜市の屋台は落ち着かないのであまり好きではない。

そこで屋台の並ぶ通りに面した台南料理の店で
 
虱目魚(すごい名前)のつみれのスープに、碗粿という名物料理を食べてみる。
碗粿というのは米をすりつぶした汁に肉やしいたけを入れて蒸し上げたもの。ちまきの米粒がなくなったようなものだが、ういろうのような食感があまり好きではないのでこれはリピートはない。

 口直しに雙連圓仔湯でかき氷を食べて、今日もよく遊んだ。


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台北 中正記念堂から東門市場

2011-06-13 01:55:23 | 東アジア
自由行動(?)2日目。

まずは地下鉄で中正記念堂。

駅を降りると目の前に中国式のはではでな建物。
 これは国家戯劇院、つまり国立劇場。
 その向こうの似たような建物は国家音楽廰。
この広々とした空間で音の響きがいいためだろうか、ブラスバンドやら木琴やらハーモニカやら、練習中のグループがいくつもいてにぎやか。

その向こうにそびえる大きな建物が蒋介石を記念した中正記念堂。
  
この巨大な真っ白の建物は台北に来る度、車で前を通ったりしていたが、中に入るのは初めて台北にツアーで来た時以来、30年ぶりだろうか。

国民党を率いて大陸から台湾にやってきた蒋介石、元々の台湾人からすれば無論複雑な感情の対象であるわけで、陳水扁政権の時には「中正記念堂」を「台湾民主記念堂」と換え、ここの名物である衛兵もなくしたらしい。
それが2008年に国民党が政権政党に返り咲き、ここの名称も衛兵も復活したとか。

階段を上がっていくとちょうどその衛兵の交代の時間で
  
微動だにしなかった台の上の衛兵が脚を上げるのもゆっくりと降りてきて、銃剣をくるくると回すパフォーマンスの後、次の係りと交代。
  
黒い背広の男が衛兵の姿勢を正し、銃剣の房まで整えると後はまばたきもしない。
このまばたきをしないのって一体どうやって訓練するのだろうか。
 衛兵さんより強面の黒背広の方が気になったりするけど。

せっかくここまで来たのだから、と建物の下に下りてみるとそこは蒋介石ゆかりの文物展示室になっていた。
 
子供の頃からの写真やら、服やら車やら。執務室にはご本人も座っておられる。
見学している人は台湾の人たちがほとんどだったようだけれど、何を思いながら見ているのか。

しかしお土産売り場に貼ってあったこれにはびっくり。

冗談きつすぎないか。

ところでここに来たのは別に蒋介石氏に興味があったからではない。
最寄り駅の目の前にあったから寄り道しただけで、本来の目的地はこちら。
  
東門市場。
昔ながらの大きな市場というので来てみたが、なるほど大通りから中に入ると屋根付きの市場がずっと続いていて
  
黒い脚の鶏がひっくり返っていたり、カラフルなお魚が並んでいたり。

さらに大きな通りをはさんだ向こう側は東門外市場で、
 
アーケードが尽きた先にもまだまだお店が並んでいる。
  
醤油色のお惣菜や菜っ葉がやっぱりおいしそう。
 なぜかいきなり白髪染めをしている人もいたり。

しかし台北の市場もそろそろ食傷気味。
近くの永康街が自分の趣味に合うはずもなく
 おしゃれなカフェのアイスコーヒーは最近の夕食代よりはるかに高かったりする。

やっぱり自分の趣味のところに行こう。


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また台湾ではしご温泉 蘇澳&礁渓温泉

2011-06-12 02:21:58 | 東アジア
我ながらせわしないが、また台湾に来ている。

一応仕事で来てはいるのだが、今回は初めと終わりだけ用があり、中の3日間は遊んでいられるというおいしい滞在。

そこで一日目は温泉めぐりとしゃれ込み、朝の台北駅へ。
  
自販機で切符を買って
  
急行列車の莒光号で蘇澳新駅まで。

急行とは言え止まる駅が多くほとんどローカル列車のような莒光号。しばらくは住宅地や緑の山間を走っていたが、1時間20分ほどしたらいきなり
 海!沖合いに浮かぶのは亀山島だ。

 蘇澳新駅には2時間20分で到着。
結構大きな駅だが、まわりは山が迫って何もない。
我が台湾温泉の指南書には列車が到着するとなかなか止まる列車のない隣の蘇澳駅までシャトルバスが出ている、と書いてあったが、駅を降りてもそれらしいバスはいない。

しかたがないので駅前でたむろするタクシーに乗ったら、目的地まで10分もかからないのに165元も取られた。初乗り120元って台北より高いじゃないのよ!

 
さて、目的地はこちら、天下第一奇泉、蘇澳冷泉。
炭酸ガスを多く含んだ鉱泉が自然湧出しているのだが、こういうところはイタリア以外にはほとんどないんだそうだ。

切符を買って門をくぐると中は公園のようになっている。
 この屋根のかかった大きなプールが大衆池だが、こちらは水着着用なのでパス。

  
こちらのバンガローのような建物が目指す個室風呂。
入り口で300元の切符を見せると入室、退室の時間を記入されて部屋に案内される。
個人風呂の使用時間は40分。

  
入り口を開けると中は4畳半ほどの広さ。底に玉砂利の敷かれたお風呂は2人が入れるほどの大きさ、その横に木の浴槽があって、こちらは自分でお湯を入れる。
他にはベンチが一つと棚があり、水を汲む手桶があるだけのシンプルさ。
しかし室内には硫黄と鉄と薬を混ぜたような不思議な匂いが充満している。

木の浴槽にお湯をためている間に早速本命の冷泉に。
水温は22度なのでさすがに冷たいが、玉砂利の間からは細かい水泡がポコポコとあがり、すぐに体中が泡だらけになる。
 
そしてこの炭酸ガスのせいだろうか、普通の水より浮力が大きい感じで、この浴槽に浮いていると疲れがすーっと取れていくような気がする。

体が冷えたところでお湯を張った木の浴槽の方に入ると、こちらには白い湯の花が浮いている。これは冷泉を加熱すると現れるのだそうで、つまりこちらもちゃんと鉱泉だという証拠。

温泉の効能書きはこちら↓
  クリックすると大きくなります。

暖まったら冷泉に入り、冷えたらお湯に入り、と一人をいいことに何度も繰り返していたら40分なんてあっという間。予想よりずっと気持ちのいいこの冷泉、もっと入っていたかった。

  
冷泉を出たら創業60年の老舗で麺線を食べて
  
いかにも田舎駅と言う風情の蘇澳駅へ。
ここからのローカル線が蘇澳新駅でうまく急行や特急と連絡しているようで、そのためにシャトルバスはなくなったのかもしれない。

 蘇澳新駅からは特急の自強号で30分。
宜蘭の一つ北にある礁渓駅へ。
  
ここは駅の看板にもマークが入る通り、温泉の町。
駅前にも足湯があるが、ちょうどお掃除中だった。

 駅から町に入れば周りは温泉旅館だらけ。
しかし昔の歓楽街といった感じで風情やおしゃれさはまったくない。

ここには焼水溝と言って温泉の流れる川の上に小屋がけをした公共浴場があると聞いていたのだが、駅前にはそれらしいところはなく、しばらくうろうろ歩いていたらその上流にあるはずの「湯園風呂」につきあたってしまったのでここに入る。
  
入場料は80元、必須のシャワーキャップを買うと10元、貴重品を入れるロッカーが20元だが、全部あわせてもたったの110元(330円)と安い!

ここは日本人の設計だそうで、中に入ると木組みの天井に湯気抜きの隙間が開いているところなど日本の温泉のまま。
浴室の真ん中には大きな木製の四角い浴槽があり、そのまわりに小さな丸い木桶が6つ、そのうちの一つは水風呂になっている。

はじめ大きな浴槽に入った時はあまり感じなかったが、小さな木桶の方に入ってみるとお湯は硫黄の香りがする。小さい分こちらの方が新しいお湯がどんどんかけ流され新鮮なのだろう。たくさん来ているおばちゃんたちがみんな小さい方に漬かっているわけを納得。

日本の温泉に入る時よりも長い時間をだらだらこの温泉で過ごしてしまったのも台湾人のおばちゃんたちの影響だろう。なにしろおばちゃんたち、おしゃべりして床に寝そべって、長ーい時間をお風呂で過ごしているのだ。

  
この施設を出ると脇はずっと湯園溝公園としてウッドデッキにカフェなど作られ、足湯もたくさんある。
しかし名物の焼水溝は結局どこにあったのかわからず。

帰りは列車ではなくバスを選択。
 たった90元の切符ながら乗り心地は結構良く、長ーいトンネルを通って霧にけぶる山を突っ切ると、たった40分で台北市内に帰り着いてしまった。


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